毎日お疲れ様です仏陀の教えが理解出来ても実践となると難しいのです。生まれてから今までに育てた煩悩はかなりぶ厚く、仏陀の智慧を磨こうとすると邪魔をしてくるのです。
しかし負けてはいけません。人間のこころが如何に単純であるか、阿保であるか、煩悩に動かされる機械であるか、については概ね理解が出来ております。
話はそれますが、私が二十歳の頃、マークトゥエインが晩年に書いた「人間とは何か What a man 」と「不思議な少年 Mysterious stranger 」（共に岩波文庫）について、涙が出る程 感動した覚えがあります。しかし最終的には答えが見つからなかったのだろうなというのが私の見解でした。
今から思えば、マークトゥエインもテーラワーダ仏教を勉強していれば良かったのにな、と勝手に思ったりします。ただ面白いのが「人間とは何か」では、人間イコール即機械、己の欲求の為にしか動けない機械であると、なかなか近いところまで来てはいたんだなーと感じた今日この頃。
まあそんなこんなで、煩悩をぶっ壊す実践を頑張っております。今は私の苦手な場面の一つ、苦手だと勘違いしている仕事のある場面から、逃げ出したいと思考する阿保なこころを消してやろうと、しっかり観察しております。いずれ消せるでしょう。
私は宗教や精神的な信仰には興味はありません。それらは阿保にはなれても幸せには成れませんから。生きることの苦しみは無くなりませんから。何があっても落ち着いて生きるという安穏なこころは出来ませんからね。
皆さんも怪しい考え方に騙されないように、真面目に勉強して心を磨きましょうね。
今日のお勉強彼岸此岸の物語と事実
両岸を知って執着を捨てる Strayed in this world and the other world.
全ての生きとし生けるものが
幸せでありますように 