ボイトレがダイエットや健康に効果がある理由②

思い通りに生きる！歌う！
フェルナンデス　ユウコです。

昨日の記事
 ボイトレがダイエットや健康に効果がある理由①

において、

正しいフォームで呼吸をすることが、
人間の持つ最も大きい筋肉である
横隔膜の運動に繋がり、

ゆっくり、しっかり横隔膜を動かせば

カロリー消費量も高く、身体もお腹もスッキリし、

筋力も付く！

つまりは　ボイトレそのものが、

ダイエット効果もあり！
というお話をしました。

今日は、もうひとつの
健康維持にも役立つ
という観点から、見ていこうかなーと。

歌うときに、話すときに勧めているのは、

腹式呼吸です。

腹式呼吸というのは
前回話したとおり、横隔膜を上下運動によるもの。

ざっくり言うと、

横隔膜が下がると、

肺の中の気圧が下がり空気が入るのですが、
横隔膜が下がることで、

横隔膜の下にある内臓が圧迫され、
腹圧が上がりお腹が出っ張っていくことなのです。

だから、腹式、と呼ぶんですが、
この、
横隔膜が下がることで、内臓が圧迫される、
というのがミソ！

これは、
内臓を中からマッサージ出来る、活性化できる、
ということです。

逆を言えば、
横隔膜が下に降りにくい（つまり吸う時）人は

内臓が硬い人に多いです。
お腹が膨らんでいかないのです。

そう言う方は、便秘っぽかったり、
「整体で内臓が硬いと指摘されます」と

言われるそう。

では内臓をしっかり動きやすく柔らかくするには？？

これはこの腹式呼吸を続けるのが一番！

もちろん、外からのマッサージや、

腸もみ、みたいなものもあるけれど、
細かいところまでしっかり平等に刺激しながら
手軽にいつでもどこでもできるのは腹式呼吸だけ！

ちなみ腹式の対にになる、胸式呼吸というのは

ざっくり言うと胸や肩周りの筋肉を広げて

肺に空気を入れるもの。

瞬間的にたくさん入ります。

ダッシュで走ったあと

「はあはあはあ」て息を吸い込むアレ。

（ただ、ピラティスでは胸式呼吸をすることで緊張度を高め、

お腹周りの筋肉を鍛えていくそうなので、

これは研究したいところですな。）