新しい本が発売になりました。
「マンガで楽しむ インコと飼い主さんの事件簿」
です。
- 漫画で楽しむ インコと飼い主さんの事件簿: トラブル事例から予防、回避術 満載/誠文堂新光社
- ¥1,404
- Amazon.co.jp
能天気な表紙です。
表紙モデルのオカメさんも、
まるで実写版サザエさんみたいな満面の笑顔ですね。
とにかく陽気に楽しく!!というのが、
編集長の意向で、こうなりました。
しかし・・・・・・・。
わたしが言うのもなんですが、
中身は表紙から想像できないシリアスさが満載です。
そこを編集長に言ったところ、
左下の二羽でシリアスさを出したそうです。
(じゃれている二羽のいったい、どのあたりがシリアスなのか・・・・・ORz)
今回は共著なのですが、
もう一人の執筆者である柴田祐未子先生いわく、
「かわいいインコの本は他で楽しんでいただきましょう。フフフ」
だそうな。
怖っ!
以前、ここでも紹介しましたが、
鳥さんが人とともに幸せに暮らすために、
飼い主としてできることは何か???
飼い主さんと鳥さんの関係性が一方通行になってないか?
今回の本の中には、
そんな真剣な問いかけがたくさんあります。
シリアス、とは書きましたけど、
前回のインコ生活の第二弾のような位置づけですので、
大平いづみさんのマンガは笑えるし、
(特に大型インコオウムの描写が絶妙です)
小型インコたちも味わい深いツラしてますよ。
こんなのとかね。
いいでしょー。
あのオカメやコザクラのルックスに魅かれて暮らしはじめた人なら、心当たりあるはず!
内容もいいですよ。
たとえば、応用行動学的見地から、
これってホントに効果あるの?!という巷でささやかれる
問題行動の対処法に鋭くメスを入れています。
「悪魔のような眼で睨む」
「そそくさとケージに返す」
とか(笑)
横浜小鳥の病院の先生方とのタイアップでしたので、
海老沢先生ファンも必見です。
海老沢先生のコラム、
こんな思いで診療にあたっていらっしゃるんだな、と
世話になる側としては胸が熱くなるものがあります。
海老沢先生のコラムはほんとに事件事件しているので、
衝撃的なものも多いですが・・・・。
もう発売になっているようです。
わたしは企画、編集がメインでしたが、内容は太鼓判です。
ボーナスでぜひ読んでくださいね。お・ね・が・い