カウンセリングにも春の予感♪ | まりも日和

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鳥好きライター、鳥類学講師、すずき莉萌の鳥好きブログ。
愛鳥家のみなさんにとって、ほんの少しためになる内容を目指します

今日は、朝から講義があり、昼食抜きでカウンセリング一本、


その後、また講義があって、


直後にまたカウンセリングが続き・・・という、


怒涛のような一日でした。



忙しいのは慣れていますが、カウンセリングは


できるだけ時間と心の余裕を


持って挑みたいところなので、


ちょっとつらかったです。



一人目の若い男性は、自殺未遂を繰り返し、


休職中の方でした。



何回かのカウンセリングを経て、


春から職場復帰を決意されました。



いつもついてきてくださるお母さまが、


最後に本人の口からそれを聞き、


たいへん喜んで


ポロポロ涙を流されて、


わたしまでもらい泣きしてしまいました。



でもここは、あくまでスタートラインであって、


彼にとっては、これからが正念場。



おそらく、彼の心の闇は

まだ解決がついてませんから、

この先も、いろいろあるとは思います。



でも、思いたったが吉日。

いつでもここで待ってますから、と、


毎週の面接を、少し間隔を

あけてみることになりました。




二人目のお嬢さんも、


半年以上、不登校の状態で、


年明けにオーバードーズで救急車で運ばれ、


カウンセリングに来ていましたが、


部活をきっかけに学校に足を運べるようになり、


始業式からは、授業にも参加するつもりだと


笑顔で語ってくださいました。




わたしからは、約束のご褒美をお渡しし、


毎回、作って頂いた箱庭を今回も作ってもらい、


また何かあれば、、、と、


とりあえずカウンセリングは


一区切りついた形となりました。



箱庭は、初回はごちゃごちゃと登場人物は


多いわ、津波がザッパーーーンと押し寄せちゃってるわ、


貝殻(抜け殻=死んだ世界)がたくさん並ぶわで、


問題山積みな作品でしたが、


今回は穏やかで、川のそばに温泉があったり、


川の中を二匹のイルカが未来の方向に向かって


ジャンプして泳いでいたり、


その先には、キラキラ輝く、シャンデリアのような


木が立っていたりと、


明るい未来を予感させる作品となりました。



箱庭だけ見に入ってきたお母さんも、


すっきり整理されて明るい予感のある箱庭に


安心されたのか、


意外と乙女なところがあるのねぇ、なんて、


笑顔がほころんでいました。


やる気を取り戻した我が子に

感無量だったようです。



私としては、これでよかったのかな・・・、


大人の論理の押し付けになってはいないかな、など、


思う場面も、正直、たくさんあったのですが、

受付のスタッフと、ほかのカウンセラーが、


今日、そのお嬢さんが



笑顔で帰っていく様子を見て、


まるっきり別人のようだ、同じ人とは思えない!!と


驚いていたので、


これでよかったのだと思うことにします。



昼食をとる時間もなく、


慌ただしい一日でしたが、若者たちの本格的な春を予感させる


ステキな一日になりました。ドキドキ








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