先週末、知人のご夫婦がNHKに出演しました。
金曜夜10時から、ドラクロワという番組です。
ちなみに、この番組名、「ドラクロワ」とは、
ドラマチックな苦労話、の略なんだとかで・・・・。
このご夫婦、16歳の年の差ケッコンで、
ご主人さまが、元、教え子、奥さまが元教師、
しかも不倫から交際スタートという関係。
結婚、出産と、いろいろあったとは聞いていましたが、
番組で再現ドラマとして拝見して、
数々の障害をふたりで乗り越えてきたことを知り、
あらためてスゴい夫婦だなぁと感激いたしました。(/ω\)
番組の中では、ご主人のほうが、必要以上に(?!)、
ゲストの女優さんたちに
男前で俳優さんのようだなどと、やたらべた褒めされたりもして。
あとから関係者の方に聞いたら、
このご主人のほうの名前を検索ワードにして、
たくさんのホームページアクセスがあったとかなんとか(笑)。
ちなみに、番組を観ていて、ふとわが事を思い出したのですが
(またソレかよ!)
ムフフフ。
何を隠そう、わたしも高校生の時、
教師のカレがおりました。。(/ω\)
古文の先生でした。
御年、32歳。
(私は高校二年で17歳の頃ですから、年の差15歳ということになります)
すでに4歳下の美しい婚約者さんもいた人でしたが、
いろいろあって略奪愛です(笑)。
とても風紀の厳しい私立の高校に通っていましたので、
卒業するまでは、周囲には徹底的に秘密にしていました。
まあ、それはそれで楽しくて。
秘密の味は蜜の味ってね~
で、その彼とは、2年付き合って、お別れしました。
ええ、わたしがフラれた形で。(ノ_・。)
大学生となり、今までの地味な三つ編み姿から、
急にミニスカにロングヘアをたなびかせた、
バブリーな女子大生へと変身。
デートのたびに、いきいきとサークルやバイトのことを
楽しげに語るようになり・・・・・・。
彼のほうが耐えられなくなったというが原因だったようです。
「君には明るい未来がある。
君にはボクのことなど、すぐに忘れる日がやってくる。」
だから―。
そうなる前に、別れてほしい。」
そんなことを言われて、フラれたと記憶しております。
高校を卒業し、堂々とお付き合いできるようになり、
これから楽しい交際が続いていくと信じていた私。
まさか、こんな風な形でフラれると思っていなかったので、
それなりにショックでした。
高校で目立たぬように、地味~っにしていた私が、
急に海外旅行したり、テレビ局でバイトしたりと、
見た目も生活も、かなり一転したので、
彼がそのギャップについていけなかったようです。
あるいは、
禁断の女子高生ではなくなった私に興味がなくなったか(笑)。
(このセンもあるかもね~)
そんな彼ですが、
私に言ってくれた言葉の中で、
とても心に残っているものがあります。
「そんなにかんたんに、
人を好きになったり嫌いになったりしないよ」
高校生の頃、
彼の愛情に疑心暗鬼になっている時、
そして、最後のお別れの時にも、涙目で言われた言葉です。
この言葉は、今もわたしを力強く、下支えしてくれています。
高校を卒業する最後の授業では、
こんな句を私たち生徒に贈ってくれましたっけ。
「 瀬をはやみ
岩にせかるる 滝川の
分けてもすえに あわんとぞ思う 」
今も元気にやっているのかな、M先生。
作家になりたくて、作品をいくつも書いては、私に読ませてくれたM先生。
幼くせつない初恋の思い出でした。