寝るまでと、朝起きるまでは、国際ゲレンデ滑り倒しの気持ちだったけど。密を避け、まだ期待のできないネオパラへGoTo。着いてみれば、あれこれ忘れ物が多いのはいつも通りで鼻白む。ポールがない、GPSなし、モバイルバッテリーなし、予備のシールもない、一本七百円のあのゴムのバンドもない、行動食も無い。ザックの中はほぼ空っぽ。あるのは板とヘルメットとブーツ。ゴーグル、コンパス、地図なし。適当な枯れ枝を2本拾ってクライムオン。見渡す限りの笹、ササ、ザザホラヤ(福岡県民限定)。年末年始の怠惰な生活で緩んだバディと精神に容赦なくヤブの洗礼が。ヒーハー言いながらなんとか登頂、バグース。からの滑降、全集中ヤブの呼吸。テクニカル。アドレナリン出る感じ。巧みに板をグライドしながらスピードを調整し、井岡並みに笹・枝から顔面を守りながら滑る。万が一ケガしたら今シーズン、そこで試合終了です。大丈夫、僕は長男だから。途中、三人組のスプリット ボーダーとスライドする。「もう上まで行ったんですか」「えぇ」囁くように、短く答える。板はフィールドアースとか。高価な板、富裕層のチョップスティック。格差スプリット ボード。2人目のお嬢さん「あのー、やっぱりここを滑るしか無い感じですか?」「そうですね、ヤブ滑りを楽しんでくださいね」出ました、新春初の名言。「ヤブを楽しんで下さいね」Let’s enjoy Japanese “YABUYAMA” as much as you like …いい感じで下山。パウダーと同じくらい楽しい(登り始めは30分で下山しようと想ってたが)

そんな新春裏山登頂滑降でした🐄