ヒルマ・ゲント(演:蕨野友也)率いる地球防衛隊第一特殊機動団、通称特機団は地球に現れた宇宙甲殻怪獣バザンガ撃退作戦のため、池袋の夜空から街に降り立つ。
バザンガの猛威の前に作戦は中々上手くいかず、仲間達も危機に瀕する。
絶体絶命の窮地、ゲントが取った行動は…。
「俺が行く。」
<WARNING!>
・<スペースエビラ>宇宙甲殻怪獣バザンガ
宇宙から飛来した怪獣。その名の通り強固な甲殻に覆われており、並の兵器では歯が立たない。一応爬虫類だが、やたら海老扱いされる。
武器は両腕の爪。先端から針を発射することが出来、その針は指定した場所で爆発させることも出来る。怒ると頭の角が逆立つのが特徴。
池袋の街に現れ破壊活動を開始、ゲント率いる特機団を始めとした地球防衛軍と戦いを繰り広げる。
元ネタは怪獣デザイナーの楠健吾さんが昔個人的に描いていたという怪獣エビルザウルス。
余談だが、セミは食べると海老の味がするとのこと。それとは別に「セミエビ」という海老もいる。
<今日の一枚>
〇SCENE 01:池袋の夜空から
宇宙甲殻怪獣バザンガ襲来!ヒルマ・ゲント率いる第一特殊機動隊はバザンガを倒すため、夜の空から舞い降りる。
いきなり待機中の特殊部隊…ルーキーもいるけど命を懸けた任務でありながら軽口を叩きあってたりと全体的に戦い慣れしたベテランの雰囲気…。
てか、「ブレーザー」の防衛チームはSKaRDなのですが、この特機団のメンバーの時点で普通にキャラ立ちしまくってるんですよね。メイン勢には名前もついてるし。
一通り作戦を確認し、一番大事な「全員無事に帰還する」ことも確認。ゲント隊長、熱い人…。
もしかして、本当は田口監督、「SKaRD」じゃなくてこの「特機団」を防衛チームにしたかったとか?
…だとしたらちょっと硬派すぎる気も…w。
鳥になってこい!
夜の街に飛び出す特機団のメンバー達。
いきなり夜空へのダイビング…絵面が強すぎるぜ…もはや映画だよこれ…。
TV中継で地球防衛隊とバザンガの戦いを伝えるレポーターさん。
ビルの街にチラッと姿を見せるバザンガ…これはまさに、人間と怪獣の「戦争」…。
ビルで指示を出す指揮所。その中には後にSKaRD副隊長になるナグラ・テルアキの姿も。
現場の建物を利用する…すっごくリアリズム…てか生々しい…。
爆撃をものともせず、爆炎を背に吠えるバザンガ。
カッコいい…。
地面に降り立つ特機団。パラシュート使うんだと思ったら両腕のジェット噴射の奴で着地するという…未来ずらぁ…。
結構高い所から飛び降りてたけど、その勢いを殺すほどの噴射してるのかアレ…。
ヘルメットのゴーグル部分で視覚的に情報が伝えられたり、色んな技術が進歩しているんですね。
立体交差を破壊しながら突き進むバザンガ。デカい…。
射撃位置に到着した特機団。
ここでバザンガ、まさかの爪から飛び道具を発射!発射前にリロードするような動きをするのがカッコいい。
発射もまるで銃撃みたいだし。宇宙から来た怪獣は面白い進化してますね。
そんなバザンガの思わぬ能力と周囲の被害に「これはマズイ」と感じるゲント隊長とその仲間達…。
ここでタイトル。あの情報量でまだ5分しか経ってません。濃いぃ…!
〇SCENE 02:俺が行く
バザンガの特殊能力を前に、司令部は早期決着のため全ての火力でバザンガを倒すことを決意。ゲントはあくまで自分達の作戦を遂行するため別部隊との協力でバザンガを射撃ポイントにおびき寄せようとするが…。
バザンガの暴れっぷりを見ながら、指揮所が撤退したことに気づいたゲント隊長。
にしてはリアクション軽いw!現場最前線に取り残されているようなもんなのになんかすっごく緊張感がないw!周りの連中も何か慣れてる感が凄いw!え、よくあることなのw?
上からの命令には逆らえない。う~ん、ま~さか「ウルトラマン」でこんな生々しい現場の苦労が描かれるとは…w。
でもゲント隊長は指揮所の司令官と違い、命令を素直に聞かず「提案」をする。
そこで空から攻撃するスカイハンター隊とユリシーズ隊に作戦続行を提案。「総攻撃に効果がない」「両部隊ともに弾切れが近い」ことを指摘し、どうせ弾切れになるならこっちに誘導してほしいと要求する。強かだ…実質命令無視なのに…w。しかも何か無線の感じが軍隊的なオカタイ雰囲気じゃなくて滅茶苦茶ラフ…友達多いんだろうなこの人。
ゲント隊長、防衛隊の中では「噂」になっているらしい。どんな噂って自分は自覚してないのか。
しかしユリシーズ01、ゲント隊長への好感度高すぎだろw。「あなたのためならば」ってw。
…どんな噂?
両爪からのトゲ攻撃でスカイハンターとユリシーズの戦闘機を撃つバザンガ。夜の街に輝く弾幕が美しい…。
しかもあのトゲ、爆発個所を指定できるという面白能力持ち。
いや、普通に厄介な能力なのに何感心してんだよ。神経図太すぎだろ特機団。
でも隊長は流石に仲間がピンチということでちょっと焦ってました。人の命が関わると崩れるなこの人。
途中までは上手く行っていたけど、司令部に急かされた戦車部隊の攻撃によってバザンガが方向転換、その時の尻尾の影響で別動隊のいる場所が崩壊してしまうという。
上と現場の連携不足による不幸な事故…!世間的にもよくあるやつ…!今回の話、防衛隊という特殊な存在だけど無駄に社会人あるある…!
沈黙してしまった別動隊。バザンガへの特殊弾は二発同時に当てないと意味がない。
そこで別の作戦を考えるゲント隊長。冒頭でもやってたあのポーズ、こういう意味があったのね…。
ちなみに、こうして直接映像が出ている辺り、実は計算ではなく「未来視」をしているという説もあるそうです。
…どうりでゲント隊長があのポーズ取ってる時は大体上手く行くはずだよ。次の展開を常に予知しているんだから。
「俺が行く。」
そういって着地の時に使ったジェット噴射する奴を手に別動隊のいる隣のビルに向かうゲント隊長。隊長だってのに無茶すなぁ…。
バザンガの後ろをこっそり飛ぶゲント隊長。
滅茶苦茶やりますが、ゲント隊長的にはよくあることらしい。…一応隊長がそんな無茶やるのはあんまよくない気がする…w。
3年前も巨大な爆発事故が起きたとき、たった一人で爆心地に向かって何人も救助したのだという。
それもう絶対後々の伏線じゃん!絶対そこでブレーザーと遭遇してるやつじゃん!
「誰かいるか!いないならいないって言え!」…神谷奈緒か。
結構派手にやられたけど死人はまだ出てないらしい。よかった…実は今回の戦いで特機団が全滅し、そこからSKaRD結成になるのかと心配してましたよ。
「この化け海老…刺し盛りにしてやんよ。」…一応コイツ爬虫類なんですけどw。
突然現れたブレーザーストーンとブレーザーブレス…いやホント何の前触れもなくいきなり出てきたな。
しかも電撃で無理矢理変身させようとするという。変身拒否は今までも何度か見た(特に陛下絡み)けど、今回はまさかの強制変身…w。
そして…!
〇SCENE 03:ファースト・ウェイブ
絶体絶命の危機に現れたブレーザーブレスとブレーザーストーン。ストーンをブレスにセットさせられ、眩い光に包まれたゲントは光の巨人、ウルトラマンに変身する…?
倒れるビルを支える光の手。今回はぐんぐんカット無しか。
ビルを支え、そこからチラッと姿を見せた後光り輝く全貌を見せる巨人…。
そう!光の巨人、ウルトラマンブレーザーである!
そんなブレーザーを見て「すげぇ」と言う隊員…特機団、相手が敵の怪獣だろうと未知の巨人だろうと凄いものは凄いと言える謎の図太さがある…w。
一通りポーズ決めて構えるも、その後我に返って自分の姿に驚くブレーザー。
そういえば今回インナースペース描写が無いから変身したゲント隊長の意思が全くわからんな。
インナースペース描写…ニュージェネで利用され、ウルトラマンになった後も変身者の存在を感じることが出来たある意味発明…それがないこともブレーザーがマジで訳わからん存在であることを示している気がします。そもそも今のブレーザーの意思だって、ブレーザー自身の意思なのか、ゲント隊長の意思なのかわかんないし…。
初手、ウルトラマンブレーザー、相手の攻撃をビルをよじ登って回避してそのまま飛び膝蹴り。
…あまりに予想以上過ぎるわwww。なんかプロレスラーみたいなアピールもしてるしwww。
ちなみにネットではこのシーン「鉄腕ダッシュ」の長瀬君が「ニンゲン、カエレ」やってるっぽいという意見もw。
何十年も前から宇宙飛行士達の間で噂されていた未確認大型宇宙人、ウルトラマン。
何十年も前からこの宇宙人もいたのか「ウルトラマン」…それがブレーザーのことだとしたらあんな癖の強い奴が何十年も前からいたのか…w。
バザンガの口の中に地獄突き喰らわすブレーザー。エゲつねぇな。凄い音したぞ。
バザンガの爪がサンシャインを貫く!
お前!サンシャインはウルフェスやるし、「ブレーザー」のプレミア発表会もやったウルトラシリーズに縁のある大事な建物なんだぞ!
さらに尻尾攻撃でSEIBU前でブレーザーを振り回すバザンガ。SEIBUがある…ってことは、西口か。まぁ、サンシャインあるもんな。
…その理屈だと最後にブレーザーが突っ込んで壊した建物、多分ドン・キホーテ。
ここでブレーザーのカラータイマーが点滅。また独特な音…。
ブレーザーの危機に叩き込まれるもう一発の特殊弾。
そして流血。
〇SCENE 04:スパイラルバレード
ブレーザーとバザンガの戦いもいよいよ佳境へ。ブレーザーの必殺の一撃がバザンガに放たれる!
そんなバザンガに逆に光弾ぶち込んでいくブレーザー。飛び道具が使えなくなった相手に飛び道具かますとか、エゲつねぇな。
さらに腕をゴキッ!
殴ったり蹴ったりするたびに装甲が「グシャッ」って感じの音出すのがかなり生々しい…。エゲつねぇな。
さらに回転しながら浴びせ蹴り!ブレーザー、テンション上がってるのがぐるんぐるん回るしぴょんぴょん跳ねますw。
地団駄踏みながら叫ぶブレーザー、もはや猿www。
バザンガの両腕の爪をもぎ取るブレーザー。飛び散る流血!エゲつねぇな。
しかも奪った爪で殴るという。マジ、エゲつねぇな。
今回、ブレーザーは野性味強すぎるし、血とか流れるし、全体的に硬派だし、本当に田口監督好き勝手やってるんだな。
ブレーザーの必殺技、光の槍スパイラルバレード。
腕を組んで出すタイプの必殺技ではないし、何か武器っぽいし、色々と斬新すぎる技。
光の槍なら80兄さんのウルトラレイランスもありますが、あれはメイン必殺技じゃないし。リブットのスプレッダーロッドは手持ち武器だし。
槍に限らなければガイアの光の鞭、フォトンエッジなんてのもありますが。
スパイラルバレードを思いっきりぶん投げるブレーザー。必殺技が「武器をぶん投げる」ってあたり、ブレーザー、正義の味方でウルトラマンなんだけど知能指数はあんま高くないんだろうな感がw。
バザンガを貫き、見事勝利したブレーザー。爆煙から姿を見せるのが実にカッコいい…。
勝ったのはいいけどそのあとどうするのか悩み、とりあえず飛んでいくことにしたブレーザー。
全体的に手探りだなこの人。
〇SCENE 05:手の平の石
ブレーザーによってバザンガは倒された。目覚めるゲントの手の平には…。
ブレーザー勝利、その後意識を取り戻すゲント隊長。
ブレーザーに変身している間はゲント隊長がどうなってんのか気になるところ。「ブレーザーになった」という自覚も無さそうだし…次回以降インナースペース復活して詳しい状況もわかる感じだろうか。個人的にはブレーザーのキャラ的にインナースペース無い方がいいんじゃあないかとは思いますが。
とりあえず今は仲間達が全員無事でよかったよかった。
隊長が生きていたことを知った時の「俺にはわかってたけどな!」ってお前…w。
しかしゲント隊長の手の中にはブレーザーストーンが。ブレスは無くなるけどストーンはそのまま残るのか…。
…石だけ残ってもなぁ…。
最後にサブタイトルドーン。物語は、ここから始まる…!
<次回予告>
隊員「今度の相手は深海怪獣ゲードスだ!」
ゲント「どんな怪獣なんだ?」
隊員「ゲードスの特長は頭の突起が伸びることだ!」
ゲードス「ガオオオオッ!」(ビヨーン)
隊員「…。」
ゲント「…。」
ゲードス「…。」
隊員「えっちやん。」(グフフ)
ゲント「あの、一応ヒーロー番組なんでそういうのはちょっと…。」
ゲードス「えぇ〜…。」
次回、ウルトラマンブレーザー「SKaRDを作った男」。
結集せよ、志共にする者たちよ。
<一言>
ルォアアアアアアイ!
ブルォアアアアアアアアイ!
ヴルルルォアアアアアアアアイ!