時を超えた遭遇 | 元祖!神脳味噌汁「世界」

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そうぞうりょくをときはなて!がんそ!かみのみそしる「ざ・わーるど」!

 

ギャラファイ2感想!続きましてはベリアルやトレギアを中心とした光の国の歴史の中の物語!

大いなる陰謀、強大な悪が動き出した!

 

 

・ウルトラギャラクシーファイト

大いなる陰謀

 

 

〇第四話

 

~お前の運命を変えたくはないか?~

 

 

ウルトラ大戦争。光の国とエンペラー星人(声:関智一)率いる怪獣軍団による壮大な大決戦。

その戦いの中に、若かりし頃のウルトラの父ことウルトラマンケン(声:飯島肇)とベリアルがいた。

 

二人は宇宙人軍団を倒すと光の国に戻る。そこではエンペラー星人による直接攻撃が行われていた。

ケンとベリアルは倒れていたウルトラウーマンマリー(声:三森すずこ)を助けるとエンペラー星人に挑む。

だが、その闇の力の前に流石の二人も追い詰められてしまう。

 

そこにマリーが戻って来た。マリーは光の国に伝わる最強の剣、ウルティメイトブレードをケンに託す。

 

かくしてケンはエンペラー星人を倒すことに成功したが、それはベリアルの運命を大きく狂わせるものであった。

そして、そんなベリアルに声をかける存在が…。

 

 

○第五話

 

~君にはわからないさ!大隊長を父に持ち、宇宙警備隊のエースに上り詰め、

ウルトラマンNo.6と持てはやされている君にはね!~

 

 

光の国の科学者、ウルトラマントレギア。

トレギアはヒカリの元、新たなアイテムを作り上げていた。この装置を使うことであらゆる生命体と一体化し、共に戦うことが出来るという。

素晴らしい発明を賞賛するヒカリ。だが、トレギアは実力不足から宇宙警備隊に入れなかったことにコンプレックスを感じていた。

 

そんなトレギアの元に親友、タロウ(声:森久保祥太郎)が任務を終えて帰ってきた。

タロウはトレギアの発明について、「太陽を抱く勇気ある者」と言う意味を持つ「タイガ」スパークという名前を考えた。

 

そんなある日、ヒカリが突然姿を消す。ヒカリを追って惑星アーブへやって来たトレギア。だが、惑星アーブは高次元捕食体ボガールによって滅ぼされていた。

アーブの怨念を背負い、復讐の鎧アーブギアを纏ってハンターナイトツルギに変身したヒカリ。トレギアにさえ攻撃を仕掛け、そのまま飛び立ってしまう。

 

そんなヒカリの姿を見て、トレギアは「光」について疑問を感じるようになり…。

 

 

○第六話

 

~ザ・キングダムへ向かうぞ…。~

 

 

惑星ゴルゴダ、そこでは伝説のウルトラ六兄弟とギンガ、ビクトリー、エックスに倒されたはずのモルド、ジュダの二人が対峙していた。

だが、モルドもジュダもギンガ達のことは知らない様子で、アンドロ警備隊と戦わせろと言う。

違和感を感じながらもウルトラ六兄弟はコスモミラクル光線で二人を倒した。

 

だが、その直後アーリースタイルのベリアルとトレギアが現れる。しかしこの二人も最近のタロウやゾフィーのことを知らない様子だった。

 

ゾフィーはモルドやジュダ、そして目の前にいるベリアル、トレギアの正体が「可能性の未来からやって来た平行同位体」であることに気づく。

 

 

<ポイント>

〇物語

・ギャラファイ2、続いてはベリアル、トレギアと言った光の国の反乱者たちの知られざる物語。

・「ウルトラ大戦争」や「タロウとトレギアが仲良かった頃」と言った、映像化を熱望されていた伝説のシーン達を惜しげもなく投入してくれるというまさに太っ腹。

・動き出したアブソリュート・タルタロス。次なる陰謀はまさかの歴史改変?

・OPも第二章仕様に。六兄弟やゼロの戦いが見られるのか…。

 

〇第一話

 

●光のおとうさん

・伝説の戦士ウルトラの父と母。その出会いと運命。

・ウルトラの父ことケンの中の人は飯島肇さん。「スタプリ」のタコリンや「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」の錦の宮の人。

・ウルトラの母ことマリーの中の人は三森すずこさん。「ラブライブ」のンミチャ、「タイガーマスクW」の春奈の他、円谷作品では「ジード」のレムや「怪獣娘」のおジョーの人で、「R/B」のエンディングも歌ってました。

・まだ角が小さくて髭も生えていないケン。昔のレアな姿ぐらいの印象ですが、今回はそんな姿で大活躍してくれます。

・エンペラー星人の攻撃に巻き込まれていたマリー。…何でそんな最前線にいたのさ。

・マリーを助けたケン。後に結婚するのは有名な話ですが、初めての出会いはかなりあっさりしてたのね。むしろベリアルの方がその気があった感も。

・エンペラー星人に斬られ、大爆発するケンとベリアル…完全に殺された感じの演出だったんですけど…てか、カラータイマーも鳴ってないんですけど…。意外とタフねw。

・一族に代々伝わっていた伝説の剣、ウルティメイトブレードをケンに託すマリー。マリー、元々特別な一族の一員だったんだ。

・ウルティメイトブレードの力で覚醒するケン。角がデカくなり、髭も生えたぞ!角はともかく髭はどういう原理だ!?

・光の中、エンペラー星人と決戦を繰り広げるケン。「メビウス」でも出ていましたが、あの光、ウルティメイトブレードの力で出てきたものだったのね。ただの回想シーンの演出かと思ってました。

・ケンvsエンペラー星人。ド派手なエフェクトも加わった光の中のバトル。「メビウス」の時より技術がレベルアップしてます。

・エンペラー星人との戦いの後、宇宙警備隊が結成されることになり、その隊長としてケンが選ばれた…この頃はまだ「大隊長」じゃないのね。警備隊の規模がデカくなるにつれてゾフィーみたいな奴を隊長にして仕事を分散し、ケンは大隊長になってそれをまとめていたって感じだろうか。

・ベリアルとのトレーニング、本気になったベリアルをついぶっ飛ばしてしまったケン。気まずい雰囲気に周囲もざわつきますが…何組か我関せずでトレーニング続けてた連中いたぞw。

・暴走するベリアルを止めようとするケンとウルトラ戦士達。特に語られてませんでしたが、スターマーク無いゾフィー兄さんもいました。

・ベリアルとの戦いのシーン、なんか女の子の声するなーと思ってたらよーく見ると実際女の子いました。女性陣もかなり武闘派なのね光の国。

 

●闇のおとうさん

・息子じゃないけど変えるぜ!運命!!ベリアルお父さんの新たな戦い。

・今までは陛下になる前のレアな姿だったアーリースタイル。今回はそんなアーリースタイルのまま戦っているベリアルが見られます。

・ゴドラ星人を倒し、さらに戦意を失っていたババルウ星人、ナックル星人をも殺すベリアル。ベリアル、今の陛下になるのは闇に染まってからだと思ってましたが、闇に染まる前から結構陛下だったんですねw。

→ちなみにベリアルに殺されるナックル星人の中の人は岸哲生さん。「X」や「オーブ」でもナックル星人を演じ、さらに「スパークドールズ劇場」ではブラックキングもやっていた人。

・デスシウム光線!…闇に染まる前からエフェクト禍々しかったんですねw。

・マリーを見てちょっとびっくりするベリアル。小さい所でリアクションがわかりやすいw。

・マリーを見て「良い女だ」とか言っちゃうベリアル。「ウルトラマン」が女性に対してこんな俗っぽい印象持つシーン、初めて見たかも。

・ウルティメイトブレードを手に戦うケンを見て、嫉妬を感じるベリアル…たとえどんな状況でも自分が一番でないと嫌なのね。

・ベリアルは光の国を治める程の大物になるのが目標だった。野心家だったんだ。しかも二昔ぐらい前のヤンキー漫画みたいなキャラだ。

・マリーのことを「良い女」とか言っておきながら、いざ告白となるとガッチガチになっちゃうベリアル。やーだ純粋www。

・マリーに惚れながらも、ケンとマリーの中に入れないベリアル…。そのせいで「ジードのAIに自分が好きだった女の声を使った」ってネットで言われてましたw。

→ちなみにケン、マリー、ベリアルの関係をプロレスで説明すると、ベリアルが岡さんで、ケンがオカダさん、マリーがみもりんです。

→結果ベリアル岡は闇に堕ちてグレート・オーカーンに変身しますw。

・ケンとのトレーニング、マリーのことや宇宙警備隊隊長のことで嫉妬からムキになってしまうベリアル。なんか、ジャグジャグに近いものを感じる…むしろ、光に選ばれたガイさんを序盤はフォローしていた辺りジャグジャグの方が人格的に出来ていたすらあるぞ。

・小惑星で八つ当たりしていた所、タルタロスの声を再び聴き、とうとう闇に堕ちてしまうベリアル。BGMが陛下のテーマに…。

・「運命を変える」…息子ジードも同じテーマで戦っていましたが、それを自分の力だけで果たそうとしていたのがベリアルの、これから先にもわたる失敗の原因だよなぁ…。

・プラズマスパークコアを求めるベリアル…「銀河伝説」でも流れていましたが、まさかこのシーンがリメイクされるとは…確かにもう10年前の話だけど…。

→…10年前?もうそんなに?

・プラズマスパークコアに触れ、その力のせいで暴走してしまうベリアル。ゼロの時みたいに捕まって追放されるのかと思ってましたが、捕まること無く自分で光の国を出てたのね。

・ケンの「正しさ」に怒りを感じていたベリアル。ベリアル、哀しいかな「正義だけの世界」に生まれた「根本的悪人」だったのかもしれない。これが地球みたいな人間の世界だったらマフィアのドンみたいな、自分の居場所もあったかもしれないのに…。

・タルタロスによって未来を見せられ、力を得ても野望は何度も阻まれ、最後は自分の息子に殺されることを知り、怒りでも拒絶でもなく、「笑う」。その胸にあったのは絶望か、それとも…。

・タルタロス軍団入りしたベリアル。しかしアーリースタイルのままでもベリアルは結局敵になるのか…。

 

●えんぺら

・ウルトラ一族最大の敵、エンペラー星人。その若かりし頃の姿。

・エンペラー星人の中の人はグレートと同じ関智一さん。オリジナルは内海賢二さんだったけど、お亡くなりになっちゃったし…。

→これで関さんギャラファイ2は第一章、第二章と続けて出た訳ですが…ここまで来たら是非第三章も何らかのキャラで出て欲しいw。

・一撃で多くのウルトラ戦士達を倒していくエンペラー星人。あの「ウルトラマン」が無双されるという衝撃。「ジード」第一話の陛下の暴れっぷりを思い出す。

・闇の力でケン、ベリアルを圧倒するエンペラー星人。掛け声がちょっとだけ「ジュワッ」って聞こえるのはウルトラマンと対を成す存在だからだろうか。

・最終的に覚醒したケンによって一度は倒されたエンペラー星人。この時の傷が後の「メビウス」での決着に繋がるのです。

 

●陰謀のタルタルソース

・今度は歴史改変だ!タルタロスと邪悪なスーパースターズ。

・ベリアルに声をかけるタルタロス。まさか今までのウルトラ関係の大事件全ての裏にこいつがいたのかと思ってましたが、その後の「未来から来た」という台詞から、タイムパラドックスを起こすために来ていた様子。…って君普通にタイムトラベルとか出来るのねタルタロス。

・光の国を追放されたベリアルの前に現れたタルタロス。え?そこレイブラッド星人じゃないの!?って思いましたが、ここで「歴史を変えていた」んですね。

・ベリアルに未来を見せるタルタロス。見せたのは闇の力を得てからジードに倒されるまでなのですが…どうせなら列伝100回記念とかベリアロクとかも見せたかったなぁw。

・タルタロス軍団…レイバトス(ファイトオーブ)、ジュダ・スペクター(ファイトビクトリー)、モルド・スペクター(X)、バット星人(サーガorゼロファイト)、そして…

 

 

えっと…

 

 

どちらさんでしょ?

 

 

あ、宇宙恐魔人ゼットさんって言うんですね…。

今のウルトラマンも「ゼット」なんですよ。偶然ですねー…。

 

○第五話

 

●狂おしい好奇心

・なまじ頭良かったばっかりに、闇に魅了されてしまったウルトラマン、トレギア。

・この辺の下り、「タイガ超全集」にて詳しく解説されているのですが、微妙に内容が違うのはアレか、タルタロスが歴史改変した影響。

・新たな発明、後の「タイガスパーク」を開発したトレギア。タイガスパークの本質は他の生命体と一体化出来るようになる装置だった。タロウはタイガが旅立つ日、「仲間と本当の絆を結んでほしい」という願いを語っていましたが、だからこそこの時渡したアイテムが「タイガスパーク」だったのかもしれない。

・タイガスパーク、今までのウルトラマンの一体化は初代兄さんとかみたいに人格レベルで一体化しちゃうから「共に行動する」ということが出来ないけど、このタイガスパークを使えばウルティメイトゼロの中から変身者と会話できるゼロみたいに「共に行動する」ことが出来るようになるのか。ジャックやエースと郷さんや北斗みたいに、完全に一体化した変身者が地球人としての生活を捨てなければならなくなるのを見て、そんなことにならないようにあくまで人格は別々で、一体化しながらも別個の存在として別れやすくするのが目的だったのかも。

・その戦闘力不足から宇宙警備隊員に入れなかったトレギア。グリムドの力が無いとそんなに強くないのね。そう言えば、アーリースタイルトレギア、ちょっとひょろっとした雰囲気も…。

・宇宙警備隊に入れなかったことを自嘲するトレギア。ゼット君が合格したの見たらすっごく苦い顔しそうw。

・タロウにタイガスパークを見せるトレギア。ちなみにこの時、トレギアは「タロウスパーク」と名付けようとしていたらしいです。

・タロウに新アイテムの名を「タイガスパーク」にされたトレギア。ちょっと困惑してる…タロウ兄さん陽キャ過ぎて陰キャ追い詰めちゃってる…w。

・行方不明になったヒカリを探すトレギア。そしてブルー族のモブ二人。

・惑星アーブにてヒカリを発見するトレギア。「ヒカリサーガ」ではトレギアはいなかったのですが、これもタルタルソースの歴史改変の影響だろうか。

・ヒカリの闇堕ちを前に、光の弱さと闇の力について考えるトレギア。自分にとって尊敬する上司であったヒカリさえも恨みや憎しみ、闇に囚われてしまった。これがトレギアが道を踏み外すきっかけの一つか。

・「光の使者」を語るタロウに対し、今までのコンプレックスが爆発するトレギア。トレギアが本当に許せなかったのは、自分やヒカリの心の弱さに気づかず、ただただ「光」を無条件に信じていたことだったのかもしれない。だからこそ「トレギア」は光を嘲笑うようなことばかりしていたのかもしれない…。

→もしかしたらトレギアが本当に敵視していたのは「信じる」ことそのものだったのかもしれない。「正義の反対はもう一つの正義」と言うならば、その両方の正義=信じるものを嘲笑い、コケにするのがトレギア。だからウルトラマンだけでなく、ヴィラン・ギルドにも敵視されていたのかも。

・「疲れているようだ」とタロウの元を去るトレギア。しかし、もうタロウの言葉を素直に受け入れられなくなっていた。仮面は無いけどこの時点で「トレギア」の形は大体出来上がっていたのかもしれない。

・「光の使者を気取って…!」…「タイガ」本編でもウルトラマン達に同じようなこと言ってたな。

・タロウと共に惑星デスターにやって来て、そこでナイトファングと遭遇するトレギア。戦うタロウを前にすぐに立ち向かえないあたり「闘い」そのものにトラウマを感じているのかも。

・ナイトファングの力で悪夢を見させられるトレギア。闇堕ちし、自分を闇に誘おうとするツルギと、相変わらず光そのものなタロウ…もうタロウの光さえもトレギアにとっては「悪夢」になってしまっているのか…。

・タルタロスに未来を見せられるトレギア。グリムドとの一体化と例の変態コスチュームに変身する場面、トライスクワッドを消滅させたシーンとタロウとの激突…「タイガ」第一話で、タロウとのダイナマイト合戦の後のことは特に語られていませんでしたが、その時こんな会話をしていたのかも。

・トレギアの名前の意味。それは「狂おしい好奇心」。実際ギリシャ語の「狂気」と「好奇心」を意味する言葉を組み合わせた造語なんだそうです。

・タロウの言葉も届かず、「物事の片方の面しか見ない」「この宇宙に光も闇もない」という、「タイガ」でも語っていた言葉と共に去るトレギア。トレギア自身の闇堕ちはグリムドみたいな外的要因ではなく、自分自身の心が原因だった…。

・そう言えば、「ギャラファイ」でチラッと出ていた「光の国ですれ違うタロウと仮面付けたトレギア」のイメージ映像、あれなんだったんだろうか。…これもタルタルソースの歴史改変の影響か!

・ちなみに、この話を見ているとトレギアはタロウを憎んでいた風に見えますが、実際は「自分が闇を極めることでタロウの影になろうとしたぐらいにはタロウが好き」だったそうです。

 

●太陽の子

・友と共に未来を夢見た、ウルトラマンNo.6、タロウ。

・若き日のタロウの中の人は森久保祥太郎さん。「スプリガン」の御神苗優、「ジョジョ」の音石の人で、「マジンガーZINFINIYY」ではかつて今のタロウ役の石丸さんが演じていた兜甲児をやっていた人。

・「光の使者」としての任務完了とトレギアに伝えるタロウ。地球からの帰還か、それとも別口の任務だったか。

・「絆」がよくわからないというトレギアに対し、自分の地球での経験が役に立つと言うタロウ。この後の展開といい、今回の話は「タロウ本編終了後~メビウス前、ヒカリサーガ」の頃の話なのね。

・トレギアが作り出したアイテムに「タイガスパーク」と名付けるタロウ。息子の名前でもある「タイガ」って「太陽を抱く勇気ある者」って意味があるのね。

→ということは光の国では太陽は「タ」なのか。「ロウ」が子で、「イ」が抱く、「ガ」が勇気ある者だろうか。

・自分とトレギアの「絆」の証としてタイガスパークという名前を与えたタロウ。…明るすぎて、まぶしすぎて、トレギアちょっと困ってる…。

・光と闇に悩むトレギアに対し、幼い日の「自分は宇宙警備隊として、トレギアは科学者として」闇と戦うという約束を思い出させるタロウ。間違ってはいない。正しいんだけど…!

・トレギアに対し、自分がトレギアを闇から守ると伝えるタロウ。友情を感じられる言葉ですが、「宇宙警備隊に入れなかった」トレギアからしたら、タロウにとってトレギアは守る者=弱い存在と受け取ってしまうような…。

・惑星デスターにやって来たタロウ。トレギアを連れてきたのは調査の為という名目もあったけど、トレギアとちゃんと話をしたかったからだったのかもしれない。

・惑星デスターに響く笑い声…ナイトファングとはまた別の感じですが…あの惑星、普段からこんな音響いてるのか?すっげー嫌だな。

・ウルトラダイナマイトでナイトファングを倒し、トレギアを引き留めようとするも、トレギアはタルタロスと共に光の中へ…タロウ、完全に光の存在だったからこそ、自分の眩しさのせいでトレギアが本当に悩んでいたことに気づいてあげられなかったんだな…。

 

●復讐の鎧

・後のウルトラ兄弟十一男、理系から体育会系に華麗なる転身、ヒカリ。

・ヒカリ兄さんの「ヒカリ」の名は「メビウス」にてリュウさんが付けた名前なのですが、ここでは普通に「ヒカリ」と呼んでいます。もしかしたらヒカリの光の国での本名は「光」を意味する言葉で、たまたまリュウさんが同じ意味の言葉を付けたからみんなが「ダサい」と言う中、メビウスだけが「良い」って言ったのかも。

・宇宙警備隊に入れなかったトレギアに対し、自分しか出来ないことに誇りをもって宇宙平和に貢献すればいいと伝えるヒカリ。個性を生かせってことですね。

→トレギアがそれを受け入れ辛かったのはこの頃地球では昭和~平成前期で、「自分の個性を大切に」って考え方が成熟してなかったからかも。

・失踪するヒカリ。ちなみにここでは語られていませんが、ヒカリが失踪した理由は自分が開発した命の固形化技術(ウルトラマン最終回でゾフィーが持ってきたアレ)を狙ったバット星人が光の国に戦争を仕掛けてきたことに責任を感じてとのことだそうです。

・惑星アーブをボガールに滅ぼされ、復讐を誓ってハンターナイトツルギに変身するヒカリ。ヒカリの時と比べてツルギ、ちょっとサムライ感ある喋り方。

・ハンターナイトツルギ登場。BGMは彼のテーマ曲「復讐の鎧」。ニクい演出。

・トレギアを切りつけ、そのままボガールを探して旅立つツルギ。そして、地球にたどり着き、メビウスやGUYSの面々と出会うことになるのですが、それはまた別のお話。

 

●冥界

・悪夢と共に闇を連れて来た。タルタロス再び登場。

・ベリアルには「全てを思い通りにする力」を、トレギアには「欲望のままに生きる力」を勧めるタルタロス。人によって勧めるものを変えるとは…無駄に営業の才能のある奴。

・悪夢魔獣ナイトファングを召喚するタルタロス。トレギアが完全に闇堕ちしたのは邪神魔獣グリムドの力でしたが、同じ「魔獣」の力でトレギアを闇に墜とそうとするとは…。

・トレギアの前に姿を見せるタルタロス。絶対に「究極生命体アブソリューティアンの戦士」って名乗るよね。相当自分の種族に誇りを持っているか、初見の相手にはちゃんと説明するようにしているのか。

 

 

○第六話

 

●我らウルトラ六兄弟

・強大な悪に挑む、伝説の六兄弟。

・衛星ゴルゴダ…かつてエースキラーに磔にされたあんまいい思い出が無い星。TACのミサイルでバラバラになった後どっかの惑星の衛星になったんだろうか。

・マントを脱ぎ捨て、走って来る六兄弟。自分が悪役なら絶対に出くわしたくない光景。

・「ウルトラ六兄弟」の歌にノって戦う兄弟達。全っ然負ける気配無いわ。

・いきなり流星キック!さらにブレスレット!荒ぶってるなぁ、カナゲフンゲフンジャック兄さん。

・得意のチョップの他、至近距離でのアタック光線で戦う初代兄さん。あんた年月を重ねるほどに新しい技とか開発するよね。

・初代&ジャックのW八つ裂き光輪!ありそうでなかった組み合わせ。

・初代&ジャック&ゾフィーのトリプルスペシウム光線!理論上ウルトラ戦士は全員スペシウム光線は使えるのですが、ゾフィーがスペシウム光線使うのは初めて見たかも。

・ジュダの剣を「おぉっと!」とかわすタロウ兄さん。「おぉっと」てw。

・タロウ兄さんの連続パンチ!この感じ、アストロモンスに使った頃の奴!

・さらに倒れ込みながらストリウム光線を放つタロウ兄さん。また新しい使い方を…。

・ウルトラスラッシュで相手に斬りかかるエース兄さん。流石切断王子…エモノがエモノだけにめっちゃ怖いぞw。

・セブン兄さんはアイスラッガーで剣戟。あんな小さいのにでっかい剣と渡り合うとは…大きさが全てじゃないんですね。

・セブン&エースのエメリウム光線&パンチレーザー!タロウ兄さん頭にランプついてるのにそこからビーム出す技ないから別の技使ってるw。

・モルド、ジュダとの会話からこの二人が時間軸を飛び越えてやって来たことに気づくウルトラ兄弟。年の功だけあって頭も良い…。

・最後は伝説の超必殺技、コスモミラクル光線!タロウ兄さんがこの技使うのめっちゃ久しぶりだし、なんか昔よりエフェクトめっちゃバージョンアップしてるし。正直、ここまでで満足度相当なものよ?

・戦い終わって滅茶苦茶疲れている所にベリアル、トレギアが出現。内心うんざりしてそう。

・ベリアルとトレギアも平行同位体であることに気づくゾフィー兄さん。流石兄さん、頭いい上にぶっ飛んだ設定もすっかり飲み込んでる。

 

●宇宙の悪魔

・別の未来からコンニチハ。モルドとジュダ、ウルトラ兄弟と初対決。

・平行同位体の二人ですが、ジュダは「ファイトビクトリー」と同じ金光さん。モルドは金子はりいさんに。しかしモルドといいレイバトスといい、宇垣さんのやってたキャラ、パラレルワールドでは金子さんが代役する率高いなぁw。

・ウルトラ戦士達とは初対決のモルド&ジュダ。今回の二人は「アンドロメロス」の世界から来たモルドとジュダっぽいですが、ジュダの方はグランドキングの一件で一応ウルトラ兄弟とは因縁あるんだよな。

・ギンガ達のことを知らず、アンドロ戦士と戦わせろというモルドとジュダ。ある意味「アンドロメロス」からの客演か…豪華なんだけどマニアックすぎひん?

・初代、ジャック、ゾフィーと戦うモルド。絶対「こいつらおんなじ顔しやがって!」とか思ってるだろうなwww。

・セブン、エース、タロウと戦うジュダ。「赤い奴同じ顔しやがって!」とか思ってるだろうなwww。

・最後はコスモミラクル光線で倒されるモルド&ジュダ。コスモミラクル光線と言えばかつてジュダが操っていたグランドキングを倒した技ですな。

・倒される直前、妹ギナに後を託すモルドとジュダ。ギナ…再登場は難しそうなw。

 

●堕ちた光

・新たなる力と共に、ベリアルとトレギア、初めての再戦。

・今回のベリアル、トレギアの正体は分岐点から生まれた可能性世界の存在だった。だからトレギアの過去が小説版と微妙に違ったのね。

・タロウが老けたこととか、ゾフィーがスターマーク付けたことを弄るベリアル&トレギア。陛下や仮面の姿の時と比べると大物感は減ったなぁ。あくまで「若い二人」に力を与えただけって感じか。

・アブソリューティアンの力でパワーアップしたベリアルとトレギア。しかし闇に堕ちず、黄金の力を使っているってのに結局「悪」なんだよなぁ。

・黄金の光と共に戦うベリアルとトレギア。戦い方は陛下や仮面の時を思わせる感じに。レイブラッド星人の力やグリムドの力の代わりにアブソリューティアンの力を使っているって感じなんだろうか。

・必殺光線でウルトラ兄弟を倒すベリアルとトレギア。ベリアルはともかく、トレギアも腕を十字に組んで撃つタイプの奴だったな。

・ゼロを見て「気に入らん」と怒るベリアル。この二人、根本的に相容れない存在なのねw。

・「手を貸す」と言うトレギアに対し、「引っ込んでろ」というベリアル。でも結局二人で戦ってるし、何なら先に攻撃したのトレギアなんだよなw。

・戦いを中断して現れたタルタロス。ゼロを光線で吹き飛ばす。…でも、どんだけ活躍してもレジェンド相手に逃げちゃったからあまり印象は良くならないというw。

・戦いを中断し、「ザ・キングダム」へ向かうというタルタロス。そこが今回の戦いの最終決戦の地か。

・タルタロスに与えられた力に対し感謝するベリアル。…あのベリアルが感謝…だと…!?

 

●ブラックホールが吹き荒れるぜ

・やっぱり主役はこの男!我らがウルトラマンゼロ、参上!

・冒頭で可能性世界について語るゼロ。過去に干渉した場合、そこを分岐点にパラレルワールドが生まれるというもの。「ドラゴンボール」と同じですね。…やっぱ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」はデタラメなの?。

・「はしゃぐのもそこまでだ!」…言うだろ?主役は遅れてやって来る!

・まだ闇に堕ちてない姿のベリアルを見て、「ムカつく性格は持って生まれたもの」とか言うゼロ。…その台詞、ジードの前では言うなよ?

・「ブルルァックホールが吹き荒れるぜぇっ!」…ちょっと巻き舌w。

・ベリアルとトレギアの連撃を捌くゼロ。一応陛下とトレギアなのに普通に捌けているのは多分「若い二人」だから熟練度が足りてないとかだろうな。実際の陛下や仮面のトレギアは一対一で互角か、陛下ならちょっと上ぐらいのはずだし。

・炎を纏った蹴りを放つゼロ。炎がデカい!

 

・新たな敵、タルタロス。次元と時間を越えてパラレルワールドを作り出し、そこから平行同位体を生み出すことのできる強敵…。それに対し、同じく次元を超える能力を持つゼロが対タルタロス精鋭部隊を結成することに。

 

さぁ!ここからウルトラ戦士の逆襲開始!…かな?

 

 

<一言>

第二章のサプライズ、ジードあるかもね。

→なかった。

 

死ぬほどどうでもいい話、トレギアはタロウのラブレターの添削をしたことがある。

 

ベリアルとトレギア、倒すとしたらベリアルならゼロかサプライズ登場のジード、トレギアならタイガかグリージョあたりだと思いますが…。

 

意外な所で何らかの奇跡で陛下と仮面トレギアが復活して平行同位体ぶっ飛ばすってやってくんねーかな。