・培養合成獣スカルゴモラ
ゴモラとレッドキング、そしてベリアル陛下の遺伝子によって作られた合成獣。
ゴモラの振動波のエネルギーを角や背中の突起物から放つことで周囲を破壊する。今回は使っていないが、口から炎を吐くことも可能。
オークションで三体の遺伝子を購入したチブル星人マブゼによって作られ、周囲を破壊していた。ただ、破壊そのものを目的にしていたのではなく、突然生まれて訳が分からず暴れまわっていた様子。
「ベリアル合成獣」という特殊なケースを「遺伝子」によって再現した器用な奴。それでもベリアル要素は必要なんですね。
しかし陛下の遺伝子を販売している怪獣オークションって一体…。
・小珍獣ルナー種モコ
少年カンタの友達の宇宙生物。心が通じ合っているらしい。
見た目は可愛らしく性格も穏やかだが、捕食シーンがショッキングだったり、強烈な体当たりを炸裂させるなど結構バイオレンスなところも。
突然行方不明になったのでカンタによってEGISに捜索の依頼があった。さらにその前にも人を襲っていた様子で…。
この見た目で滅茶苦茶良いこと言う。
ちなみに他にもサメクジラ、リムエレキング、バデータも一緒に捕まっていた。
・頭脳星人チブル星人マブゼ
宇宙一IQが高いと言われる宇宙人。秘密の研究所で新たな生物を作り上げるための実験をしていた。
科学者として思考を倫理や道徳から切り離して行動しているため性格が最悪。自分が喋っている時に騒がれると怒る。
自分は宇宙のどこかにいて、現場では下っ端兵士のチブロイドを使っている。
オークションで購入したゴモラ、レッドキング、ベリアル陛下の遺伝子を使い、培養合成獣を作り出そうとしていた。
「セブン」ではただの敵宇宙人のイメージだったが、エクセラーのような悪のボス、TV局のプロデューサーと、全宇宙的にはその頭脳を利用して結構なポジションに付ける奴が多い様子。
・ウルトラマントレギア
ご存知、仮面の変態。
「怪獣リング」を使い、暗躍を続けていたが今回、遂に自分の計画の総仕上げのために動き出した。
基本的に人を馬鹿にした余裕たっぷりの態度を見せるが、「タロウ」や「絆」が絡むと感情的になる。
かなり頑丈だが痛いもんは痛い。あとギャグ系のキャラは苦手。
…タイタスさん!
<今日の一枚>
子供でも人生に疲れることがあるという謎の達観っぷりを見せるカンタ君。
<ポイント>
○物語
・ウルトラマンタイガ最大の危機!遂に本格的に動き出すトレギア!
・謎のアイテム「怪獣リング」の正体が明らかに。
・狂っていくタイガ。その果てに…。
・もはや狂気を隠そうともしないトレギア。そこには「タロウ」や「絆」に対する怒りや憎しみのようなものが?
○SCENE 01:あいかた
悪夢にうなされるヒロユキ。目を覚ますと、そこには少年が一人。友達を探してほしいという少年だが…。
・終わりの始まりとヒロユキの異変。
・暗闇の中、鏡の中に立つ道化の仮面の男…夢に出るほどインパクトあったか、霧崎。
・目を覚ましたら少年が一人。カンタ君、会社の事務所に無断で入ったら怒られるぞ。
・モコを探してほしいというカンタ。何で警備会社にペット探し頼むのかと思ってたけど、カンタ君はカンタ君でモコは宇宙から来た生物だって思っていたから、そういうのに詳しそうなEGISに頼んだのかも。
・ルナー種に「モコ」という名前を付けていたカンタ。「ジード」でもモコって呼ばれてるんだよな。タカシもカンタ君も「モコモコ」って鳴くから「モコ」って同じ発想に行きついたんだろうか。
・流石に業務内容と違うということで断るEGISに対し、モコとカンタ君の関係にチビスケと同じ物を感じたヒロユキは依頼を受けることに。予想以上に大きかったな、チビスケの影響。
・ヒロユキを止めようとするEGISの面々に対し、怒りを爆発させてしまうヒロユキ。タイガの異変がヒロユキにも…。
・ヒロユキの怒りにドン引きなEGISの面々。ピリカ、ホマレパイセンの後ろに隠れてる…。
・一旦冷静になり、改めてモコを探すことにしたヒロユキ。ヒロユキがあそこまでプッツン行く性格だとわかっても信用するあたりカンタ君性格出来てるなぁ。
○SCENE 02:神か悪魔か
モコを探すヒロユキとカンタは謎の研究施設にたどり着く。そこではチブル星人マブゼが怪しげな研究をしていた。
・ヒロユキの異変と宇宙人の狂気の研究
・寂しい時、人生に疲れた時にモコと話をしていたカンタ君。君、見た目子供の30~40代じゃねぇよなwww?
・突然モコの声が聞こえると言ってどこかへ向かうカンタ君。多分モコがテレパシー的な物を送ったんだろうけど、そんな怪しいものを追いかけるなよ。
・ヒロユキの異変を心配するEGIS。なんやかんや言っても心配ちゃんとしてくれるんだよな。
・外事X課から届いた宇宙生物の映像。そこに映ってたのはまさかのモコ。体当たりでカメラ襲うとか、結構バイオレンスだな。
・怪しげな研究施設にたどり着いたヒロユキとカンタ君。警察…は呼ぶにはちょっと弱いか。EGISの他のメンバーにはちょっと頼りづらいし。
・カンタ君を置いて調査に向かうヒロユキ。「すみません」からの不意打ち電撃とは…意外とエゲツナイ。
・様々な生物がいる謎の研究所。とりあえずモコ、サメクジラ、リムエレキング、バデータ、プラーナは確認しました。
→プラーナ、「ネオQ」からの初再登場怪獣か。
・モコの危機にいてもたってもいられず来ちゃったカンタ君。君、人生達観してるのに何でこういうとこ感情的で子供っぽいんだよ。
・大声を出してモコに呼びかけるカンタ君に対し、怒鳴りつけてしまうヒロユキ。ヒロユキはやりすぎかもしれないけど、ここはカンタ君も悪いよ。
・チブル星人マブゼ。宇宙最高の頭脳の持ち主と言ってるけど、実際チブル星人のIQはあのメフィラス星人(1万)より上です。
・ヒロユキ達に対し、特に怒る訳でもなく歓迎するマブゼ。余裕か。
・マブゼはここで新たなる生命を造り出す実験をしていた。世界征服を企むってよりは本当に純粋な研究者か。
・この辺から霧崎の指揮と共に流れ始めるのはベートーヴェン作曲の神曲オブ神曲の一つ、第九こと「歓喜の歌」。
・色々カッコよく語ってたのにモコ達がうるさいので怒るマブゼ。そんなことで怒るなよ。ナルシスト?
・モコ(地味に凶暴)、サメクジラ(元々怪獣兵器)、リムエレキング(電撃)、バデータ(毒を反転させる体質)、プラーナ(温室効果ガスを吸収)…地味に良いスキル持ってる奴ばっか揃ってるな。
・マブゼの研究を「生命への冒涜」と言うも、マブゼは「科学者の思考は倫理や道徳から離れて自由でなくてはならない」と否定するマブゼ。いや、ダメだろ。科学者が道徳から離れたらロクなことにならないって、ウルトラシリーズどころか「ゴジラ」の頃から語られてたぞ。
・オークションにてゴモラ、レッドキング、ベリアル陛下の遺伝子を手に入れていたマブゼ。陛下の遺伝子とかオークションで手に入るもんなのか?と思ったけど、ウルバトではスカルゴモラどころかサンダーキラーすら普通に量産、販売してるもんなぁ…w。
・連れていかれるカンタ君を助けたのは…ホマレパイセン!この圧倒的安心感…!
●BATTLE:工藤ヒロユキ&宗谷ホマレvs傀儡怪人チブロイド
・仕事と言う名のお助け、ツンデレホマレパイセン参戦!
・ヒロユキ達を助けに来たホマレパイセン。多分、例の映像からヒロユキ達とは別のルートでこの研究所に行きついたんだろうな。
・EGIS社社則第二条「与えられた仕事は最後までやりぬく」…第一条は何だろう。
・ホマレパイセンを狙う銃を妨害し、そのまま攻撃するヒロユキ。今までは苦戦する事多かったけど今回は優勢。チブロイドが弱いのか、それとも…。
・ホマレパイセン、安定の圧倒。ヒロユキがキックで倒したのに対し、パイセンはパンチ!
・ここで実験が成功。マブゼの狂気の笑いと共に、新たな命が誕生する…。
・とりあえずモコ、ホマレパイセンを先に逃がし、他の生物たちも解き放っていくヒロユキ。他の生物達はあの後姿を見せてないけど、どうなった?どっちにしても一応怪獣が外に逃げたからそれはそれでヤバいよなぁ。
○SCENE 03:歓喜の歌
歓喜よ 神々の麗しき霊感よ 天上楽園の乙女よ
我々は火のように酔いしれて
崇高なる歓喜よ 何時の聖所に入る
・生まれてしまった生命。立ち向かうタイガの心にもまた狂気が。
・「ベリアル合成獣」ではなく、「培養合成獣」。しかし陛下の遺伝子と他の怪獣の遺伝子を使ってスカルゴモラを再登場させるとは…。
・全身から超振動波を放って周囲を破壊していくスカルゴモラ。「ジード」の時は炎のイメージあったけど、今回は電撃が強め。
・「歓喜の歌」のサビに乗って暴れまわるスカルゴモラ。やっぱクラシックと特撮はめっちゃ合う。
●BATTLE:ウルトラマンタイガvs培養合成獣スカルゴモラ
・狂気に飲まれるタイガ。仲間達の心配を余所にその魂は闇へ…。
・強烈なラッシュを仕掛けるタイガ。回転蹴りの時はタロウを思わせるSEも。
・スカルゴモラの尻尾を掴み、ジャイアントスイングをするタイガ。君、結構パワフルなのね。
・吠えながらスカルゴモラに馬乗りになり、マウントパンチを撃ちまくるタイガ。フーマとタイタスも流石に心配。
・背中からの超振動波でタイガを吹き飛ばすスカルゴモラ。中に伏井出先生いないせいか、今回はゴモラやレッドキングの能力、特性そのものを生かす戦いぶり。
・さらなる力を求めてフォトンアース変身を要求するタイガ。そんな理由で変身して良いのかフォトンアース。
●BATTLE:ウルトラマンタイガ・フォトンアースvs培養合成獣スカルゴモラ
・遂に明らかになる狂気。そして計画の全て。
・タイガの攻撃を軽くいなすトレギア。この前の戦いでは結構いい感じだったのに…闇の影響、結構デカいぞ。
・手を差し伸べたり、心配するような言葉をかけたりと神経を逆なでしてくるトレギア。性格悪すぎるぞ。
・「ちょっと心配だねぇ~」…クネクネしててちょっとキモいw。
・指輪の力を求めるタイガに対し、指輪から感じる異変を感じたヒロユキ。しかし間に合わずヘルベロスリングを使ってしまう。これ、タイガがヒロユキを無理やり動かしたか、それともヘルベロスリングが無理やり動いたのか。
・ヘルスラッシュによってついにトレギアの計画は完成へ。「痛ってぇなぁ…」…言葉遣いが変わっているあたり本当に痛かったんですね、トレギアさんwww。
・怪獣リングを使い続けたことによって魂が闇に飲み込まれてしまったタイガ。あのタイガスパークで読み取る演出が増えたの、これが原因か。
・「ご利用は計画的に…」…計画的に利用させたことで目的を達したトレギアの台詞。
・タイガに蹴られ、殴られながらも笑いが止まらないトレギア。プルプルしてたぞ。
・「もっと怒れ、残忍になれ…そうすれば君は私になる…。」…つまり、仮面の変態に?それはイヤです(真顔)。
・タイガを止めようとするヒロユキ達。その「絆」と言う言葉に対し珍しく感情的になるトレギア。まぁ、「絆」には一度痛い目見せられてるからな。
・「二言目には絆、絆うるさいんだよ…」…ニュージェネ以降のシリーズでは特に「絆」を強調していますが、それをこうも真正面から否定するとは。
→とりあえずネクサスにシバかれるがいいわ。
・「No.6」ウルトラマンタロウに向かって叫ぶトレギア。トレギア、よっぽど深い因縁がタロウにあるんだろうな。
→鍵になりそうなのは「宇宙の番人を気取るな!光が正義だと誰が決めた!」の台詞だろうな。
・とうとう闇によって光を奪われたタイガ。まるで抜け殻のように…。
・指輪を回収するトレギア。この指輪、もう使うことないんだろうか。それはそれで惜しい気も…。
・倒れ込むタイガ。タイタスとフーマ、ヒロユキの声も空しく、その魂は闇へ。そしてタイタスとフーマもまさかの消滅…。
・タイガと分離してしまうヒロユキ。目の前のタイガの腕にはもうタイガスパークは無く…。
・消滅したとはいえ、タイタスとフーマのアクセサリーはまだ残っていた。一応まだ希望は無くなった訳じゃないな。
・新たなタイガが誕生したというトレギア。これが本当の目的だったのね。
・ヒロユキと分離しても変身出来るようになったタイガ。今までヒロユキと光エネルギーで動いていたのが闇のエネルギーで動いているような感じか。
・「君と僕とでバディゴー…」…近い近い!あとなんかBL臭!
・計画が上手く行ったからか、今までよりもより狂気的な笑いを見せるトレギア。これが本性か。
・完全に絶望的な雰囲気だけど、「たとえ雲に覆われたとしても、その向こうには太陽が輝いている」と語るモコ。…お前、その見た目で滅茶苦茶良いこと言うね。
○今日のボイスドラマ
第十五話「その拳は誰のために(後編)」
・アンドロアレス編、いよいよ完結!
・本当に丸一日筋トレやっていて、ヒロユキにも変な目で見られていたらしいタイタスさん。ヒロユキ寝ている間もフン!フン!ってやってたのかwww。
・それでも話はちゃんと言いていたタイタスさん。流石力の賢者。
・戦いに向かうアレスと、それを追いかけるタイガ。意地…ってよりは、タイガめっちゃ良い奴だからだろうな。
・宇宙空間を出たタイガ達を待っていたのはイムビーザと怪獣戦艦ぺスター…ぺスターッスかwww。
・怪獣戦艦が来たことに喜ぶイムビーザ。…でも、ぺスターだぜ?
・イムビーザをブラックホール砲で消し飛ばしたぺスター。タイガは仲間を消し飛ばしたことに驚いてましたが、アレスは慣れてるのか、武装の方を気にしていました。
・照準に入らないよう接近を試みるも、全身武器のぺスターの攻撃を受けてしまうタイガ。ぺスターなのにめっちゃ強いぞ。
・タイガを守るため、コスモオーラでぺスターに全てのエネルギーをぶつけるアレス。もうデレを隠そうともしないなこの人。
・メロス隊長まだ現役なんですね。
→まぁ、ウルトラマンも昭和勢まだ元気だし、当然っちゃ当然か。
・大半の装甲を失いながらも、骸骨の様な姿で襲ってくるぺスター。「ファイブナイトアットフレディ」みたいな状態か。
・コスモテクターの弱点、反重力ネット。反重力でネットってなんだ。
・アレスを助けるため、炎に包まれながらも突撃するタイガ。父親的に火に強そうだよね、タイガ。
・キャラソンをバックに、必殺光線でぺスターの頭部を破壊したタイガ。これがストリウムブラスター初陣?
・さらにジェネレーターを拳でブチ抜くタイガ。完全勝利!
・「俺はウルトラマンだ!」。…ある意味、この戦いで初めてタイガは「ウルトラマンタイガ」になれたのかもしれない。
・力を使い果たし、落ちて行くタイガ。描写はなかったけど、多分アレスが拾ってくれたんだろうな。
・目を覚ましたタイガと、自分の力を過信してしまい、タイガを馬鹿にしてしまったことを謝るアレス。デレが止まらない…!
・済んだことは気にしないタイガ。爽やか…。
・再び戦いに向かうアレス。でもアレスにはアンドロ星の仲間達がいる。仲間と力を合わせて…って強調してたけど、もしかしてアレス、元々割と自分の力を過信して無茶するタイプだったとか?
・固い握手を結ぶタイガとアレス。ウルトラ戦士の絆を表す一番の表現方法の一つだよね。握手。
・タイガを「光の勇者」と呼ぶアレス。タイガの称号ってここから来てたのか。
・グア軍団との戦いが終わったら必ず借りを返しに来ると約束するアレス。「X」でギンガやエックスがグア・スペクターを倒したからアレス、今はフリーのはずだよね。そういや。
・「光の勇者」の称号を受けるも、自分にはまだ重すぎると一旦保留にするタイガ。謙虚だ…。
・戦いを終え、光の国に戻るタイガ。父さんも驚くぞって言うけど、逆に「無茶しすぎだ」って怒られたりしてw。
・アンドロアレスを一通り紹介するも、連絡先知らないし、まだグア軍団とも戦ってるんじゃないかということで呼べないので、助っ人には出来ないということに。ダメぢゃんw。
→タイガ、ただ次元を超えられそうな奴ってだけでアレス紹介したのか。
・結局、他人に頼らず、自分達の力で戦おうということになったトライスクワッド。なんか危なっかしいって…実際やべーことになっちゃったんだよなぁ…。
そういや、セグメゲルリングもあるということは、セグメゲル様もトレギア絡みだったんだろうか。