持続化補助金の申請を終えてから、数カ月が経ちました。
株式会社フォレストさんの補助金申請サポートを受けながら、何度も申請書を修正し、事業計画を練り直して、ようやく提出までたどり着いたのが少し前のことです。
提出した直後は、とにかく「終わった」という安心感でいっぱいでした。

でも時間が経つにつれて、今度は別の不安が出てきます。
本当に採択されるのだろうか。
あの申請書で大丈夫だったのだろうか。
申請した金額は、自分にとって決して小さいものではありません。

ホームページの改善や営業資料の作成、展示会への出展などを考えると、かなりの金額になります。
これが実現したら、事業は一歩どころか大きく前に進めるはずです。

その一方で、
「こんな金額が本当に通るのかな」
という気持ちもどうしても出てきます。
私は製造業向けの設計や開発支援をしているフリーランスエンジニアです。

一人で仕事をしているので、営業も見積もりも納品も請求も経理も、全部自分でやっています。
だからこそ、補助金を活用できたら本当に助かります。

とはいえ、採択結果を待つ時間というのは思っていた以上に落ち着かないものですね。
株式会社フォレストのサポート担当の方からは、
「申請書類に不備がある場合は、1カ月くらいで差し戻しになることがあります」
と聞いていました。
今のところ何の連絡もありません。
ということは、少なくとも書類不備で止まっているわけではなく、無事に審査へ進んでいるのかな、と前向きに考えています。
そう思うと少し安心できます。

それでも、ただ待つだけというのは意外と落ち着きません。
メールを開いても変化なし。
マイページを見ても特に更新はなし。
仕事の合間にふと思い出しては、
「まだかな」
と考えてしまいます。

そんなある日、ふと思いました。
自分に使える補助金は、持続化補助金だけなんだろうか。
せっかくここまで事業計画を考えたのだから、ほかにも使える制度があるのではないか。
そう思って調べているうちに、以前フォレストの担当の方が話してくれたことを思い出しました。
「山本さんなら、IT導入補助金も検討してみる価値がありますよ」

そのときは持続化補助金の申請で頭がいっぱいで、正直そこまで考える余裕はありませんでした。
でも改めて調べてみると、私のような製造業のフリーランスエンジニアにも十分関係がありそうな制度だと分かってきました。
IT導入補助金は、業務効率化や売上アップにつながるITツールの導入を支援してくれる補助金です。
まず気になったのがクラウド会計ソフトでした。

今は売上や経費の管理をかなり手作業でやっています。

請求書や領収書、入金確認、経費入力など、ひとつひとつは小さな作業でも積み重なると結構な時間になります。
クラウド会計ソフトを導入できれば、この負担はかなり軽くなりそうです。
次に気になったのが電子契約システムです。
取引先との契約書のやり取りは意外と手間がかかります。

PDFを送って、印刷して、押印して、またスキャンして返送する。

案件によっては郵送になることもあります。
電子契約なら、この流れがかなりスムーズになりそうです。

さらに興味が出てきたのが顧客管理システム、いわゆるCRMです。
今は取引先の情報や過去のやり取りをメールやメモ、表計算ソフトで管理しています。
何とか回っていますが、正直きれいに整理できているとは言えません。
どの会社にいつ見積もりを出したのか。
どんな相談を受けたのか。
次はいつ連絡したらいいのか。
こうした情報をまとめて管理できれば、営業もしやすくなりそうです。

プロジェクト管理ツールも候補の一つです。
製造業向けの設計や開発支援では、納期管理がとても重要です。

小さな遅れが全体に影響することもあります。
一人で仕事をしていても、外注先や取引先とのやり取りはあります。
進捗が見えるようになれば、ミスや抜け漏れも減らせそうです。

クラウドストレージも今の自分には必要だと感じています。
図面や仕様書、見積書、契約書、参考資料など、仕事で扱うデータはかなり多くなります。
パソコンだけで管理するのはバックアップ面でも少し不安がありますし、

クラウドで安全に管理できれば安心感も違ってきそうです。

そして営業支援システム。
これまでは既存のお客様からの紹介や問い合わせが中心で、自分から営業活動を組み立てるという感覚はあまりありませんでした。
でも持続化補助金の申請を通して、自分の事業をもっと伸ばすには販路開拓が欠かせないと実感しました。
問い合わせから見積もり、提案、受注までの流れを整理できれば、営業ももっと安定して進められるかもしれません。

こうして考えてみると、IT導入補助金は単にソフトを導入する制度ではなく、自分の仕事の進め方そのものを見直すきっかけになる気がしています。
持続化補助金ではホームページやパンフレット、展示会など、外へ向けた販路開拓を考えました。
一方でIT導入補助金では、会計や契約、顧客管理、案件管理、データ共有など、仕事の土台になる部分を整えられそうです。

外への発信を強くすること。
内側の仕組みを整えること。
この両方ができれば、一人で仕事をしている私にとってはかなり大きな変化になると思います。
もちろん、持続化補助金とIT導入補助金を合わせると申請金額はさらに大きくなります。
実現したら本当にうれしい。

でも、
「こんな金額、本当に通るのかな」
という気持ちがあるのも正直なところです。
それでも、何もしなければ今のまま。
見積もりや請求に追われ、データ管理にも不安を抱えたまま仕事を続けることになります。
そう考えると、一度しっかり相談してみる価値はありそうです。
幸い、株式会社フォレストさんの補助金申請サポートの面談枠はまだ残っています。

次回の面談では、IT導入補助金について具体的に相談してみるつもりです。
クラウド会計ソフト、電子契約システム、顧客管理システム、プロジェクト管理ツール、クラウドストレージ、営業支援システム。
この中で自分に本当に必要なのはどれなのか。
どのツールが補助金の対象になるのか。
そして導入したら仕事がどれだけ変わるのか。
一つずつ整理しながら考えていきたいと思います。

持続化補助金では事業の「外側」を整えることを考えました。
次はIT導入補助金で、事業の「内側」を整える番なのかもしれません。