フェイク 第1401号 お盆の供養収奪に血眼の日顕宗 | フェイク置き場

フェイク置き場

偽装日蓮教団の実態を暴く!「フェイク」FAKEの最新号をお届けする「フェイク置き場」です。

創価学会の人も、日蓮正宗の法華講・妙観講、さらに顕正新聞の人も皆さん転送・再配布自由ですよ。

フェイク 第1401号(発行=13.08.05)
お盆の供養収奪に血眼の日顕宗
「天皇塔婆」から「ペット塔婆」まで悪用
大聖人が塔婆を勧められた記録は皆無

 日顕宗の妙相寺住職・石岡雄哲の導師で法華講の樋田昌志、新岡某らが七月十六日、大阪府羽曳野市の応神天皇陵に行き、鳥居の前で勤行したことは前号で紹介した。これには宗内僧俗も驚き、特に「石岡は昔から変わり者だった。
宗務院では処分も考えているのではないか」「石岡の勿体ぶった読経と所作も、くだらない大道芸人のようだ」等と語る僧侶もいて、多大な反響があった。

 勤行の時、石岡が鳥居の前に立てた塔婆には「応神天皇」(写真上を参照)と書かれていたが、天皇塔婆から犬猫の塔婆にいたるまで、お盆に際して日顕宗は塔婆商法に血眼になっている。

 日顕宗では板塔婆を成仏のためには必要不可欠だと強要し、末寺では「ペット塔婆」まで流行っていた。例えば「飼猫ミーヤ」「愛猫ニャン吉」「飼猫グレ子」「愛犬ルビー」などの戒名も付けて塔婆供養(写真下を参照)をさせていた。

 しかし、今のような板の塔婆は釈迦の時代には存在しておらず、日顕宗の主張は成立しない。

 塔婆は梵語の「ストゥーバ」という言葉を漢字で音写した「卒塔婆」に由来する。「ストゥーバ」とは釈迦の入滅後、遺骨を何カ所かに分けて安置した際に建立された墳墓のことで、そこに仏塔が建てられ、その仏塔信仰がインドから中国に伝わると、中国では寺院を象徴する建造物として塔を建てるようになった。

 この影響で日本でも寺院建造物が数多く建てられた。そして時代を経て塔婆の意味が変質し、墓標や供養塔の意味として用いられるようになったのである。

 塔婆を金儲けの手段にする日顕宗では「中興入道御消息」を金科玉条のように利用して、あたかも塔婆が日蓮大聖人の仏法の伝統化儀であるかのように主張しているが、これは間違いだ。

 同書は在家の中興入道が娘の十三回忌の際、塔婆に題目の七文字を刻んだのを称えられたものである。

 当時、塔婆には真言宗の梵字や阿弥陀の名号が書かれるのが通例だったが、中興入道が題目を書いたことを大聖人は称賛されたのだ。

 つまり、大聖人は塔婆の功徳ではなく、題目の功徳を強調されたのであり、四条金吾、南條時光、富木常忍、池上兄弟など当時の門下に対して塔婆供養を勧められていない。日顕宗は、これらの門下が地獄に堕ちたとでもいうのだろうか?

 更に、日顕は本山で溜まった十万本を九尺塔婆一本で済ませたこともある。いい加減な話だ。

$フェイク置き場-pdf