フェイク 第1391号 矛盾する日顕宗の「謗法厳誡論」(発行=13.06.03) | フェイク置き場

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フェイク 第1391号(発行=13.06.03)
矛盾する日顕宗の「謗法厳誡論」
早瀬日如が夏期講習会で昔と正反対の発言
大謗法の原稿を書いた篠田泰夫が大講頭?

日顕宗のニセ法主・早瀬日如が五月から始まった法華講の夏期講習会で宮野審道や永栄義親らが作成した御書講義の原稿を棒読みし、その中で謗法厳誡が宗是であるかのような口ぶりで、次のような趣意を述べた。「昔は草鞋(わらじ)の鼻緒が切れても、神社仏閣の前では、それを直すことはならないと言われた。それは邪宗の門前で頭を下げることになるからだ」

 宗内で言い古された台詞を得意満面で紹介していたが、実態は真逆である。本紙前々号で改革同盟の山口雄在氏の証言として紹介した通り、昭和六十三年に宗務院で開かれた御書系年委員会で日如(義寛)が永栄義親に向かって「なあ義ちゃん、謗法厳誡なんて言ったって昔は関係なかったな。子供の頃は小遣い貰って皆で浅間祭りに行っていたよな。創価学会が出来てから謗法厳誡になったんだ」と笑っていた。明らかに日如の今の発言と相反する。

抑々、宗門が昔から謗法厳誡であれば、このような謗法を懐かしむ事も無い。

 戦時中は神札を甘受し、勤行の御観念文を改変して「皇祖」「皇宗」「皇国守護」など神道に配慮した文言を付け加え、伊勢神宮遙拝を「院達」で指示し、更に、大聖人が末法の御本仏としての大確信を表された「日蓮は一閻浮提第一の聖人なり」との一節など御書の御文を十四カ所にわたって削除したような宗門のことだから、謗法厳誡など全く無かったと思われる。

 最近でも大石寺の檀家総代が富士宮市内にある曽我神社の氏子総代になり、長野県の信盛寺の総代が地元の小出諏訪神社の総代を兼務していた。この宗門に謗法厳誡など無い証左である。

さて、日如は今月の第三期の講義の際、どんな顔で謗法厳誡説を繰り返すのか、注目しておこう。

 ところで、謗法といえば、去る五月十七日、宗務院大会議室で開いた記念局委員会では、妙観講の大草一男(大講頭)と新任の大講頭・篠田泰夫(写真)が同席していた。この二人には謗法についての深い因縁がある。

篠田が以前、書いた原稿が法道院の機関紙「法之道」に掲載され、その内容を大謗法だと、妙観講結成以前の大草一派が、当時の法道院主管・早瀬日慈らを糾弾。「法之道」の昭和五十三年新年号に「校正上の手違いから御主管並に読者の皆様に大変御迷惑を御掛け致しました。ここに訂正し、謹んでお詑び申し上げます。昭和五十二月(まま)十二月二十六日 法之道編集室」という「お詫び」記事 (添付資料を参照) を掲載させた過去がある。

その「お詫び」を見た大草一派が機関誌に掲載した座談会で「本当に法道院という所は校正ミスがお得意な所ですね」(一同、大爆笑)と嘲笑していた。味噌をつけ、大草にまで指弾された篠田を、日如が大講頭に任命した事は、篠田に謗法はなく、大草一派が法道院を離籍するために難癖を付けて騒いだ事なのだと暗示させる魂胆なのか。

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