フェイク 第1381号 「坊主は放逐するか重労働を課せ」(発行=13.04.28) | フェイク置き場

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フェイク 第1381号(発行=13.04.28)

「坊主は放逐するか重労働を課せ」

戸田二代会長、宗門の坊主を徹底糾弾 ④

「悪人・詐欺漢、非生産的な無用の長物」


今号では戸田会長の「大白蓮華」巻頭言を紹介する。

    ◇

 坊主ほど、日本再建の今日、無用のものはない。かれらは、なんのために法事や葬式にお経を読むのかということを深く考えたことがあろうか。先祖代々、各宗各宗によって葬式や法事のとき、お経を読んできた。自分も坊主になったのだから、葬式や法事に、師匠ゆずりの経を読む。そうして、お布施と称する労働代金をもらう。それで本人は不思議ないとしても、よくよく考えてみると、こちらでは不思議でならない。



 お経を読むことは、なんのためなのか。葬式や法事になくてはならない儀式の一つで家族、知友が、それによって涙するだけの効能とするならば、酒宴の席上、芸者なる者が出てきて、三味線とかいうものを弾いて、客の興をたすけるのと、陰陽異なりといえども、その効能は同じである。そうなると、坊主と芸者は同じようなものであるが、芸者は女一人食うだけで大きな寺のような建物をもっているものではない。坊主は大きな寺をもって、大威張りで労働代金を過分に請求する。一つの牧場で子羊が食う草と大象の食う草ほどの相違で大変な無用の長物である。



 坊主どもに、さも指導者のような顔をさせて、芸者のような職業をさせている民衆はバカだとしかいえない。共産党の烈々たる闘士も、黄金の代表のような金融業者も、軍国主義の大親分方も一度死に直面すると、また死んでしまうと、坊主が大威張りとなる。どういうわけだろう。習慣ですませないものがある。なぜなら、坊主の大先祖は釈迦であり、仏であらせられる。仏も釈迦も世の苦難を救う大救世主であり、一大哲学者であり、大実践家である。なんのために釈尊は経を読まれたのか。釈尊の教えを、そのままつがれた天台大師でも、章安大師でも、伝教大師でも、みな経を読んでおられる。経を読むことには意味があるらしい。



 さて、今の坊主が、経をなんのために、死者のために読むのか。もし死んで、唯物論者のように、この世にその人がいないなら、坊主の必要はない。死者がこの世にいるとするなら、どんな所に、どんなにしているのか。また、その生命に、どんな経文を、どんなにして読んだら良いのか。このような問題を、みずから深く掘り下げて、解決して、その上に、確信をもって経を読む坊主が、いく人いるだろうか。



 しかも釈迦が自分の経文は、自分の死後二千年したなら、どんなに読んでも効能がないと確信しているのに、その空の経文を、空々しく、これを知って読むものがあろうか。知らないとすれば、なおバカだ。このバカにだまされるヤツは、なおバカだ。どんな意味から考えても、歌にもならず、役にも立たぬ経文を、しらじら読んで「読み賃」を取って食っている坊主は悪人でもあり、詐欺漢でもあり、非生産的な存在である。



 今日の日本に、こんな種類の人間を養う余力はない。ゆえに吾人は叫ぶ。「現代の坊主は、まず放逐せよ! さもなくんば重労働を課せ」と。(中略)余の言葉によって猛り狂う坊主あらば、来って法談せよ。なんじらに、みずからの道をあたえん。 (昭和二十四年九月)


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