2022/07/16 一般健診。 | 30代で食道がん。ステージ4aから闘病生活を経て。

30代で食道がん。ステージ4aから闘病生活を経て。

2010年3月、当時34歳にて若年性食道がん発病、告知されました。
自身の体験談、宜しければご覧下さい。

会社の健康診断は避けては通れない道。

 

今年も行ってきましたよ。

問診票も書いて、検査を受けに。

 

メニューは身長、体重、視力、聴力、血圧、心電図、レントゲン、バリウム、採血、尿検査。

 

自身は健康診断の当日でも、食事は取っていく。

 

今回は昼過ぎからの検査。

全く食わないわけにもいかない。

ので、パンをガッツリ食べ、問診票にも「検査の21時以降は取らないで下さい」と書いてあるが、

胃のない自身には全くの無関係。むしろ我慢出来るわけがない。

 

当日時、受付にて「あの食事は・・・」と聞かれたので、

「取りましたよ、今朝。パン食べました」。

 

すると「取られるとバリウム検査が・・・」と意味不明な事を言っている。

 

問診票にも記載しているが、「過去に既往歴がある方は以下の該当欄からチェックをして下さい」の中に「食道癌」と言う文字はない。

 

言葉は悪いが、定番の「肺がん」「胃がん」「乳がん」「大腸がん」は個別チェック欄があるが、「食道癌」はない。

なので「その他の悪生腫瘍」に入る為、そこにチェックを入れ、(食道癌)と記載し、渡してあるからだ。

 

なので、「バリウム?記載してますが」と問いかけると、「あー、分かりました。。。」的な。

「あー」って(笑)

 

そこから始まり、いつも通りの検査をして、最後は診察。

安定のドン引き診察である。

「過去、食道癌ですか・・・」と言われたので、「はい、かれこれ12年前ですが、まぁ言っても食道だけではなく、胃、横隔膜、リンパ節も撤去してます」と毎回同じことを伝える。

もちろん医者の見る目も「珍しそう」な目で見てるのも分かる。

 

なぜなら、毎年毎回違う医者が診るからだ。

 

あれこれ言っても、最終的には「再検査」のお通知が来るのではあるが、一度も再検査なんてものは受けた事がない。

再検査やっても同じ。無いものはない。

 

そう言う時は、我が主治医に言って「証明書」を発行してもらう。

なので、健康診断→ビックリ診察→再検査通知→主治医の証明書で終わりと言う流れ。

 

こういった無駄な時間の流れが毎年毎回起こる、正直飽き飽き。

 

患ったら相手の気持ちが分かるよ、医者さん。