今回のテーマは「新型コロナ5類移行について」


ワクチン接種率の高いはずの本市はじめ、東北・北海道において、第8波と言われる昨年末の感染者の多さを考えると、コロナワクチンには感染拡大を抑える効果も、重症化を予防する効果も期待できないと感じています。

今月の3月3日、ワクチン接種後に亡くなった男性の遺族に、国の予防接種健康被害救済制度に基づく死亡一時金などの給付が決まりました。ワクチン接種後の死亡でこの制度で救済認定されたのは宮城県内ではじめてであります。(新聞にも載りましたので、資料として添付いたしました)
また、3月10日。厚労省において開催された第92回厚生科学審議会。予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会の中『副反応の疑い事例報告制度』で報告された新型コロナウイルスワクチン接種後の死亡例、前回の会議から35件増えて2,001件が公表されました。
また、副反応によって苦しい思いをしている方も大勢いらっしゃいます。
国のワクチン政策は間違っていると、地方議会のイチ議員からも声をあげていかなければならないとの思いから、今回も質問をさせていただきました。

問 新型コロナウイルスの発生から3年が経った。政府は、新型コロナウイルスの感染法上の分類を5月から、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げると決めました。「新型コロナ5類移行について」
① 5類になって何が変わるのか伺う。
 これまで国などが行っていた患者に対する入院勧告や外出自粛などの要請ができなくなるほか、検査費や治療費に係る国の公費での全額負担がなくなることから、患者負担が生じることになる。安心して受診できる医療提供体制の整備に向け、検討を進めているところ。

② 高齢者のワクチン接種について、厚労省では5月をめどに先行して接種を始める調整に入っているとのこと。ワクチン接種のメリットばかりが取り上げられ、デメリットの部分の情報が高齢者には特に入っていない。副反応のリスクを軽く見ているか、もしくは知らない方が多いと感じる。本市の接種券の発送は乳幼児以外は一斉送付となっていて、接種券が届いたら何も考えずこれまで通り申し込んでしまう方も多くいると思う。今後は年代かかわらず、一斉送付をしない「接種を希望する方の申請により接種券を発送する方式」(乳幼児のと同じ方式)にしたほうがよいと考えるが、そのようにできるか伺う。

 5月から実施予定の春夏接種の対象者は、65歳以上の高齢者及び基礎疾患を有する者、その他重症化リスクが高いと医師が認めるもの等になることから、オミクロン株接種を完了した方65歳以上の高齢者及び、基礎疾患を有する方で前回接種を申請した方には、改めて申請することなく郵送したいと考えている。
それ以外の方で重症化リスクをお持ちの方には、接種券発行申請をしていただいた上で、接種券を送付させていただく方法で実施したいと考えている。
なお、9月から実施予定の秋冬接種については、追加接種可能な全ての年齢の方が対象となる見込みであることから、今後の接種券の発送方法については、他市の状況等を踏まえ、引き続き検討してまいりたい。

③ 予防接種健康被害救済制度の申請件数、相談件数について伺う。

 本年3月2日時点の申請件数については9件で、内訳は、医療・医療手当の請求8件、死亡一時金・葬祭料の請求1件。認定件数は医療費・医療手当3件。相談件数は32件。

④ 超過死亡率について。ワクチン接種がはじまってから亡くなる人が多くなっていると感じる。本市の過去5年間の死亡者数の推移、また、増えている死因について伺う。

 死亡者数の推移は、
平成30年が1,958人、
令和元年が1,967人、
令和2年が1,971人、
令和3年が2,070人、
令和4年が2,106人、人口動態統計に基づく死因としては、公表されている平成30年から令和3年の数値で比較した場合、悪性新生物、高血圧症を除く心疾患、老衰、脳血管疾患による死亡が増加している傾向にある。

⑤ 過去5年の救急搬送数の推移について伺う。

 石巻地区広域行政事務組合消防本部の公表による本市における救急搬送数は、
平成30年が6,508人、
令和元年が6,593人、
令和2年が5,797人、
令和3年が6,030人、
令和4年が6,778人となっている。

 5類になって何が変わるのか。例えば5月以降の、感染の疑いがある場合の検査や診療について。症状からしてコロナにかかったぽいという場合はどうしたらいいか。

 (※後ほど確認してアップします…多分)

 5月以降の、感染者や濃厚接触者の外出自粛っていうのはどうなるかお伺いします。

答 

問 昨年秋には、私の周りでも多くの方が感染した。自宅待機しているところに食料が送られてきた友人の場合は、特に食欲が無い日が続き、おかゆ的なものを期待して箱を開けると「背脂マシマシにんにくラーメン」などのカップ麺が入っていた。どこのどなたが食料の支援物資を用意したのか、また、食料支援物資の単価について伺う。

 宮城県。単価は非公開。

 高齢者のワクチン接種について、5月から予定の春夏接種の対象者、高齢者、基礎疾患がある方、前回接種した方は、これまで通り郵送するとの答弁。高齢者や基礎疾患がある方こそ、ワクチンは気をつけたほうがいいと指摘しておきたい。
コロナワクチンについて、まだまだ知られていないことがある。新型コロナワクチン接種後の健康被害として、多くの「接種前に説明されていない症状」が認定されている。
厚労省の予防接種健康被害の審議結果によると、アナフィラキシー、急性アレルギー反応、発熱、嘔吐、脱水、頭痛、疼痛、めまい、ふらつき、四肢のしびれ、頭部違和感、蕁麻疹、左腋窩痛、胸痛( 胸の深いところ(内臓)で起こる痛みは、重大な心臓や血管の病気…心筋梗塞、大動脈解離、肺塞栓症などである可能性がある)、胸部不快感、リンパ節炎、多発性リンパ節炎、意識障害、けいれん、過換気症候群(過呼吸状態)、動悸、呼吸困難、咳喘息、高血圧性緊急症(別名悪性高血圧。単に血圧が異常に高くなっただけではなく、血圧の上昇によって脳、心臓、腎臓、大動脈などに急性の障害が起こり進行する病気で、すぐに治療しないと命を落としてしまうこともある)、食事摂取不良、脱水症、体動困難、左肩関節腱板炎、左肩関節周囲炎、顔面神経麻痺、急性心筋炎、急性心膜炎、急性肝炎、肝機能障害、腹痛、失禁、会話困難、十二指腸潰瘍疑い、下痢、紅斑、左上肢末梢神経障害、左下肢けいれん、左三角筋炎、左上腕蜂巣炎、左上腕皮膚陥没、握力低下、脱力、全身蕁麻疹肝機能障害、結節性紅斑疑い、結節性紅斑疑い左顔面神経麻痺、B型肝炎ウイルス活性化疑い、多形紅斑、ギラン・バレー症候群(免疫システムが自分の末梢神経を攻撃する…)、IgA血管炎、ハント症候群(顔面神経麻痺)
…こういったものが見られた。

月に2~3回、厚労省の審議結果がHPにアップされる。当初は急性アレルギー反応ばかりの認定だったが、現在は多くの症例が認定されている。これらは厚労省が説明する「ワクチン副反応の症例」には書かれていないものが多く含まれている。

この1~2年で、急に血圧が上がった方、不整脈を起こすようになった方は、ワクチンの健康被害が疑われるが、ご本人がまさかワクチンのせいだと思っていない。そういうことがあるのを知らない。または体調不良で病院に行ってもワクチンによる影響は否定される。治療もしてもらえないという事例がある。
石巻市病院局長のところにこういった、ワクチンの副反応疑いの相談などはあるか伺う。

答 

 「予防接種健康被害救済制度」の相談件数は32件と伺った。ワクチン接種による健康被害を受けた方がもっといるのではないかと思うが、制度の周知方法はどうなっているのか、伺う。

答 

 制度の申請方法も提出する書類が多いとか難しいとった話を聞く。相談があった方に対して、申請を手伝ったり、サポートする体制というのはあるか伺う。



 この制度は、申請をしてもなかなか認定されない、認定されるまでかなり時間がかかるようである。
青森県南部と岩手県北部で販売されているデーリー東北という地方紙に、岩手県二戸市の南館さんという方が掲載されていた。
令和3年9月ワクチン接種後、長期の体調不良に悩まされている方である。事例紹介。
このように、もしご本人がワクチンの副反応で体調不良になっていて、起き上がるのもやっと、という状態で、申請の手続きを自分でしなければならないとしたら大変である。もし本市にもこういった方がいらっしゃったらサポートして欲しい。

また、全国有志医師の会という団体がある。全国有志医師の会は、新型コロナウイルス感染症対策の抜本的変更、及び新型コロナワクチン接種事業の即時中止を強く求めるという会。医師410人、歯科医師173人、獣医師66人、その他の医療従事者788人、合計1434人(2023年3月1日現在)
石巻市病院局長はこの団体の活動に対して、どう感じるか所感を伺う。



 今回のコロナワクチンは、令和5年1月20日の時点で、35000件以上の副反応疑いの報告があり、医師がワクチンの影響だと診立て、上げている報告である。そのうち重篤なものが8000件以上、死亡例は約2000件ある。通常のインフルエンザワクチンの50倍とも100倍とも言われる。

資料の説明

石巻市の死亡者数。過去3年分を月別グラフ。
2020年が黄色、2021年が青、2022年が赤の線。


同じく宮城県の死亡者数のグラフ。どちらも大体同じ形をしている。例えば昨年は5月に死亡者が多くなり、6月7月に減って、8月にどっと亡くなる方が増える。気になるのは、今年2023年1月に打たれた点が異次元であると。これまでに無いくらい多くの方が、1月に亡くなっている。これは石巻や宮城県だけでなく、全国だいたい同じ形をしている。



日本全体の死亡者数を12年のグラフ。

2022年だけおかしいことになっているが、2021年もこの10年では多くの方が亡くなった年であることがわかる。
2021年の夏にワクチン接種1回目と2回目があり、3回目の接種は半年後の2022年2月頃、4回目接種は2022年の夏、5回目の接種をした方は11~12月と考えながら見ると、特に3回目、4回目、5回目のワクチン接種時期の後に、多くの方が亡くなっている。


コロナに罹って亡くなった方は、交通事故で亡くなっても検査して陽性であれば、コロナで亡くなったことにカウントされるが、それでもコロナ以外で亡くなる方が多い。最初の答弁では「悪性新生物、高血圧症を除く心疾患、老衰、脳血管疾患による死亡が増加している傾向にある」とのこと。このあたり、病院局長はどのように感じるか。

答 

 こうしたグラフで見ると、ワクチンのせいじゃない、という理由を探すほうが難しいのではないかと思う。
市長に伺う。先週は企業立地の件で力強く「市民の安全と安心を守る、命を守る責務がある」という答弁があった。このコロナワクチンは、国が海外のワクチン業者に大金を払う契約で確保したものの、打った人でも感染する。感染を防ぐ効果が無いどころか、副反応で苦しむ人、亡くなる人も多く出している。国の在庫処分につきあって、市民の命を危険に晒してもいいものか。多い人で5回も接種していますが、今後も接種を続けていっていいものか、市長の所感を伺う。

答 

 「コロナワクチン副反応データベース検索」というサイトがある。厚労省の予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会の情報を反映したもので、ファイザー、モデルナ、それぞれ、ロット番号や重篤度など入力すると、例えば原因不明の体調不良の市民がいるとして、その方が過去に打ったワクチンのロット番号を教えてもらって入力すると、その同じロットで副反応が出た方がいるか、どのような副反応があったかなど、検索できる。

コロナワクチン副反応データベース検索



 関連して、網地島に家を借りているので、行く機会があるが、島から学校に通う児童・生徒はスクールボートという手段で通学している。
島の定期航路を維持するために、網地島ラインに、市から補助が投入されているところであるが、このコロナ渦で一般の乗客と接触を避けるために、あえて小型のモーターボートで通学しているのか、スクールボートの1回あたりの金額、1日あたりにかかっている経費、年間いくら位かかるか、等、伺う。

 1回11000円。小学生1名と、中学生2名。登校は一緒で1回、下校は小学生と中学生で2回。1日33000円。令和3年度は686万円。令和4年度はまだ確定していないが、同じ位。平成15年からやっている事業で、コロナ禍で一般客の乗る網地島ラインと分けていた訳ではない。


今回はコロナ5類移行について、質問させていただきました。
国のワクチン政策について、国からワクチンの多額の予算がきて、タダでもらえるような錯覚をしているかもしれませんが、我々国民が納めた税金が、効果があるか不明なもの、体に害があると多数報告されているものに、湯水のように使われています。
国に対し「これは無駄なことなのでやめてください」とアクションを起こすことが必要であると思います。
緊急承認されたワクチンですが今は緊急事態ではありません。
コロナワクチンによる被害者がこれ以上増えないよう、ワクチン接種の推進ばかりするのではなく、国は一旦立ち止まって、検証をすべきと、
有志の皆様と声をあげて活動してまいりたいと思います。

情報として
2023年3月9日緊急記者会見 厚生労働省プレスルーム アーカイブ



(2023/02/03)《繋ぐ会》記者会見【仙台市】



…それぞれ、ワクチンの被害者がどういった思いで生活されているのか、ご本人が語られている場面もありますので、ご自身の目で確かめていただきたいと思います。