石巻市議会では本会議を開き、当初予算案審議を行いました。


私からは総務費の新規事業「日本語学校設置推進費」について質疑させていただきました。

今回は事務的な予算で235.8万円付けられていましたが、今後どれ位かかる見込みなのか+事業の概要を伺いました。


→今回の当初予算は北海道東川町の視察が主なもの。今後、設置場所の検討を行う。既存公共施設の活用を基本として、立地的要件(いつから使えるか+学生の通学の利便性)、財政的要件(改修にどれだけ費用がかかるか)、地域の受け入れ要件(地元の理解が得られるか)という視点で場所の選定を行う。

直営でやる上で多文化共生の取組みを市としてどう考えていくのか、運営方針、定員、期間など基本的な方針をこれから検討する。内容が進むに従って必要な予算措置を議会に提案する。


まだ何も決まっていないようだが、そもそも(日本語学校に通う人の)需要があるのか…?


→市内に1400人を超える外国人が技能実習生を中心に居る。市で多文化共生の取組みとして交流を進めている。人口減少が進む中で外国人を受け入れ、日本語学校を契機に交流を深め、地域の作業の担い手に繋げていく可能性がある。それらを含め、学校運営の方針を定めていく。


→外国人が加工屋さん等で働いているのはわかる。その方々が(これから設置しようとする)学校に通うのか、事業を進めて、日本語学校を作ったものの生徒が集まらなかった場合など…赤字になる予感がする。赤字になった場合の運営の予算はどうするのか。


→技能実習生が学校に通うことはできない。日本語学校に海外から学生が来た場合、海外との繋がりができるので、その後、石巻で仕事をするきっかけになる可能性がある。…などを含め、整備するイニシャルコスト・ランニングコスト、国・県の支援など含め、石巻市の負担がどの程度になるか、その辺を充分検討、見定めた上で判断したい。とのこと。


日本語学校作って多文化共生…で、学校作らなくてもいいし、そもそも慎重に考えて欲しいものです。


当初予算案についての質疑は18時まで続き、それぞれ担当の常任委員会に付託されました。来週さらに慎重審査されることとなります。


2月最終水曜日は「ピンクシャツデー」

(※休憩中撮影しました)


ピンクのカーディガンをスーツの中に着て行ったのですが、ピンクシャツデーを誰も知りませんでした…


ピンクシャツデー