令和4年度第1回ニュー石巻会派行政視察…ということで、8/10午前中は北海道日高町にお邪魔しました。


視察項目は「日高町の経済について」

日高町の基幹産業である軽種馬産業がもたらす経済効果について、門別競馬場施設の一室をお借りして、お話を伺いました。


日高町からは、町長、議長、副議長、議運委員長、産業建設委員長、広報公聴委員長、北海道軽種馬振興公社専務理事、同事務局長、同調査役、商工観光課長、同主幹、産業課長、議会事務局長、同主幹にご出席いただきました。


全国で生産される軽種馬(主にサラブレッド)の約8割(6000頭位)を北海道日高地方(日高町・新冠町・新ひだか町・浦河町)で生産。

日高町の繁殖牝馬飼養戸数(生産戸数)は144戸。

日高町の繁殖牝馬飼養頭数は1,885頭。

日高町で生産される軽種馬の年間頭数は1,366頭(日高管内第2位)

軽種馬の生産から競走馬になるまでのお話や、軽種馬産業がもたらす経済効果など、詳しくお話しを伺いました。

JRAの馬券売上金の一部は国庫納付金として国の一般会計に繰り入れられ、畜産振興事業や社会福祉振興事業の財源に充てられている。
ホッカイドウ競馬は売上低迷により一時存続が危ぶまれたが、平成25年度決算から黒字に転換、令和3年度は過去最高となる523億円の発売額を記録し、収益金は北海道の事業収入となっている。ホッカイドウ競馬は北海道の財源を支える事業として今や欠かせない存在となっており、開催地である日高町も町を挙げて産地競馬の活性化に努めているとのこと。
また、日高ホースカード配布事業についてもお話しを伺いました。


ウマ娘の影響もあってお客さんがたくさん町に訪れ、作ったカードはすぐに品切れとなってしまったとのこと。


多くの質問がありましたが、座学に続き施設見学をさせていただきました。


パドック


屋内調教用坂路


ウマが足を傷めないようにフカフカのウッドチップが敷かれていました。


多くの名馬がこの町で生まれていると思うと胸熱でした。

丁寧なご説明ありがとうございました。


日高町の名馬