最近、買い物に行くたびに何かを忘れてきます。

 

自分がメモをして行かないのが悪いんだとはわかっているのですが。。。

 

脳の外付けHDD、こういうときだけあってもいいのでは?と思えています。

 

 

こんにちは!

 

 

※このあと、映画のネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

 

映画のあらすじ:

  • 監督のモーガンは、ファストフードが身体に与える影響を調べようと考える
  • そこで、徹底した栄養管理のもと30日間のマクドナルド縛りを決行
  • 実験を進めるに従って、彼の身体や精神に異常をきたすようになる
  • 同時にモーガンは、アメリカのファストフード業界の現場を取材する
  • 遂にドクターストップをかけられるモーガン、1ヶ月達成なるか?
 
 

感想:

 
僕はこういう「身体を張るシリーズ」がとても好きです。ちなみに無人島1万円生活も大好きでした。
 
たぶん2000年代の流行りだったのかも知れませんが、最近はこういう作品があまりないので寂しいですね。
 
そんな中で、気になった点が3つあります。
 
 
 
 
 

1. カロリー栄養学に頼っている部分は共感できない

 

モーガンは何度か実験中に健康診断で、栄養医に「あなたは男性の必要カロリー200%摂取してる」と怒られています。

 

確かに主人公は作中でどんどん太って不健康になって、しまいには血液検査で「医者として、これ以上続けないほうがいいとアドバイスする」と言われます。
 
それでも食べ続けるモーガン、狂ってます。
 
 
 
 
 
しかしこの作品に関していえばもう量がバグり過ぎてて、モーガンの不健康は食べすぎが原因なのか、食べているものが原因なのかよくわからないなあ。。。という気持ちになりました。
 
「あまくない砂糖のはなし」でもあるように、じゃあカロリーだけ守ればいいのか?というとそんなことはないというのが現在の認識です。
 
 
 
ちなみに作中で何度か問題視されていた「スーパーサイズ」は、2004年に廃止されて、逆に「スリーフライサイズ」というのもあるらしいです。
 

 

 
 
すみません、エイプリルフールです。
 
 
 
 
 
 

2. 中毒怖すぎ

 
栄養学の話は日々進化していますが、これは今でも変わっていないなあと思いました。
 
やはりファストフードには、それなしではいられなくなる魅力があると思います。
 
 
 
 
その問題点は「依存に対する認識が薄い」ことだと思います。
 
これは作中でも指摘されていますが、タバコを吸う人に「自分の前では吸わないでほしい」、酒をたくさん飲む人に「飲み過ぎじゃない?」注意することはできます。
 
 
 
しかし、ファストフードを食べすぎて太っている人に「マックは毒を売ってるから行くな」なんて言えますか?
 
 
タバコに関してはやっと世間的にも変わってきました。次はアルコールと言われています。
 
 
ファストフードはいったいいつになるのでしょう?
 
規制されてからやめるのでは遅すぎるのです。
 
 
 
 

3. 自分の健康を人任せにしてはいけない

上記2つのまとめみたいな話になります。
 
 
健康な生活や、食べるものに対する認識は、この作品が作られた頃から変わったように思います。
 
しかもスケールは個人だけの問題から、地域や種の絶滅といった類にレベルアップしています。
 
作中では、モーガンの彼女がヴィーガンだったりしますが、そこらへんの理解も変わってきたように思います。
 
 
 
 
 
しかし、食品業界自体は10年や15年経っても変わっていないのです。
 
結局、大事なのは株主や利益で、消費者は二の次にされています。
 
今の健康食ブームだって、結局は業界が利益のためにやっているのです。実は健康じゃない成分が使われています。
 
その手法が変わっているだけで、本質は同じなのです。
 
 
作中で指摘されている、「病気になった時の治療法は発達されているのに、そもそも食べるものを変えようとはしていない」という話も、今と変わらないのだなと思いました。
 
 
作品のラストメッセージでもありますが、「食生活を変えるも変えないも、結局は自分自身」ということだと思います。
 
ちなみにこの作品は2017年にチキン産業についての続編もあるみたいなので、チェックしてみたいと思います。
 
 
以上、また書きます。