サクッと遠征最終日のことを。と思ったら長くなってしまうというあるあるな話
↑センター席ならSSのコスパの良い位置でして、今回の遠征で1番の良席でした
1幕「阿修羅城の瞳」
遠征中も楽しかったキザキ様(輝咲玲央さん)の日替わりネタ最終日のこの日は、手を大きく上に上げて
「どっかーん!!花火!!」
と自己申告(笑)
出門を追いかけて「一緒に行こう!」と着いて回るので出門役のこっちゃん(礼真琴さん)は勢いに押されて「は、はい」とお返事してしまったが為に喜んだ俵蔵さんに
「行くの?行ってくれるの!?」
とブンブン振り回されていました(笑)「行きます、はい、ありがとうございます」ってまた敬語だったのも面白かったです。
南北一座は四股踏んでいて笑った記憶があるのですがちょっと記憶があやふやです。
賀茂一族は、俵蔵さんの日替わりネタとリンクしている事が多いなぁなんて遠征初日から思っていたらこの日も
賀茂白丞「賀茂一族の御曹司なるぞっ」
賀茂南雀「チョコバナナ!!」
出門「・・・ちょこばなな??」
と夏祭りネタでしょうか。このシーンを見ながら(今日は東京でお祭りでもあるのかな?)とふと考えてしまう私でした
上手の南雀さんが話す時は下手に立つ白丞さんが「りんご飴!!」や「冷やしパイン!!」とやっぱりお祭りか?な夜店ネタのオンパレードでした。
この時急に面白いことを言われてプルプル震えるこっちゃんも可愛いけれど、巫女ちゃんたちも多分ネタを知らされていませんよね
時々驚いた顔をしたり同じようにプルプル我慢したりするのが可愛くてそちらも前の方の席だからオペグラなしでもよく見えて面白かったです。
そして肝心の舞台の方はというと、やっぱり東京公演で進化しているのが分かり何度観ても楽しめました。
こっちゃんの歌う《赤い椿》もすぐ近くでしゃがんで歌う姿があってカッコ良かったし、ありちゃん(暁千星さん)つばきの「人様の家に忍び込んで」みたいな話をしている時にチラリとありちゃんに送る流し目がたまりません
視線は外すんだけどちゃんとつばきの話を聞いて目を細めてクククッて笑ってるんですよね、あの時の出門。
冒頭の姿からは想像出来ないくらい「流されて生きること」を楽しんでいる節があってチャキチャキの江戸っ子口調も愛嬌があってありゃモテます
そしてチャキチャキとしてるけど、飄々ともしていて、頼まれたら意外と面倒見が良くて、
なのに急に影を背負って静かになるような時もあって、しかも顔が良い。
無理やろ、モテるわ、全方向に
と20日も同じことを思いました(笑)
毎度うまく言えないのですが、この「流されてるようで流されていない」感じ??
ちゃんと「流れることを選んでいる」というか、過去を断ち切る為には本気を出さない事でしか生きられなかった5年間みたいなのが時々滲み出るところもまた惹かれるキャラクターなのかも知れません。
客席降りもすぐ横を通るもんだから時々香ってきていた出門のお香の匂いも強くて、上手側から登場する時は東京ではあんな感じで軽く息を切らすように登場していた事に初めて気づきました
あれはいつもマイクに乗らないので普通に大劇場の頃のように歩いてきているのかと思っていましたよー
邪空を斬った後に片目だけでしか見ていないような感じで段々とその視線さえも下がっていくのが切ない阿修羅城のシーン
逆に鬼御門で晴明が登場する時は下を向きながらその存在を確信して俯きながらもニヤリと笑っているこっちゃんがよく見えました。ここ笑ってるのか!!と新たな発見。
壁ドンもしっかり近くでガン見でした(笑)
ラストの足を高く上げて柝の音に合わせてダン!!となる床の音がカッコ良かったし大満足でした。
ありちゃんつばきは「もう一度斬りますか?この私を」と出門を見つめる時に大劇場の頃と違い構えた出門に対して少し怯える目をするんだなって表情の変化を感じたのですが、やっぱり近くで観ても同じように一瞬怯えた目をするのが切ない
あの目を見たらそりゃトラウマになったあの出来事が蘇って出門は斬れませんよね。
東京公演で演出が変わった冒頭の少女が活きてるなって思いました。
そして東京公演を観てようやく最期の戦いで刀を大階段に置く意味がやっと分かったのですが、あれは十字架?
最初に鞘を横に置いて、次に刀を立てたことで私には物語を読むための十字架に見えるのです。それに気づいてからは、後ろに見えるあのマークが余計に二人の苦しさを表現していたなあって思います。
そうそう、この日のつばきの色仕掛け攻撃は、確か着物の裾を持ち上げて綺麗な御御足をちょっと覗かせる→出門「へぇ〜??」→パシッと叩かれる。という流れだったことも忘れずご報告(笑)
邪空の極美慎くんもまた銀橋で歌う「俺を見ろ」ソングがすぐ近くで聞けて嬉しかったです
そしてあんなに全身で「俺を見ろ」って歌うのに、いざ銀橋奥に立つ“あの頃の出門”であろうあまと(天飛華音さん)を振り返っても全く目が合わない事で早くに自分から目を逸らしてしまう演出が好きです。
最終決戦で上手から迫り上がってくる邪空を間近で拝見すると顔の模様がとても丁寧に描かれていて、まるで蛇のような赤と紫の頬のペイントがつばきだけじゃなくて邪空の執念もまた阿修羅城を燃え尽くしているようで、一転涼しげだった目の周りの青いメイクも印象に残っています。
いつも以上にあちこちをガン見しているうちに終わった1幕(あっという間なのはいつも通り)
あ、今日は出門の髪留めをつんつん(稀惺かずとさん)が処理するには難しい位置に行った為、代わりに回収するあまとが見られてそういうイレギュラーはいつも私が見ていないタイミングだったりするので珍しく確認できて嬉しかったです。
2幕「エスペラント」
ショーも近い席に慣れていない私は顔が引き攣るのでは?と密かに心配していた通り、しっかり引き攣りました(笑)
もう銀橋に並ぶ姿が眩しくて眩しくてずっと目を細めていた気さえします
近くでキレキレのダンスを踊る姿にふと目線をやるときさちん(希沙薫さん)という現象は昨年の“ティアラアスール”と同じですね。それから目が合ってニコッと微笑んでくださったのは羽玲有華さん。こちらも昨年同様
・・・が
私はこっちゃんを見なければ
と心を鬼にしてセンターに立つこっちゃんをガン見しました。単純なので銀橋を渡ってくる度に目が合った!?と勘違い出来て楽しかったです(笑)
幻想的な色彩のバレエから、摩天楼で急に慌ただしい現実的な世界が来たなって思ったら銀杏並木が現れて・・・
もう共感しかない「ちょっと疲れた」が溢れた日常のシーンも、組子達が演じるとザワザワした元気な雰囲気になってそれが星組っぽくて好きだなぁーといつも笑顔になるシーン。
そして満員電車で押されムギュッ!!って窓に寄るこっちゃんが可愛くて(笑)
最初の頃は綺麗な銀杏並木を見て同じ感性に惹かれ合う二人って思っていましたが、ここのシーンもよく見たら同じように小桜ほのかちゃんもお顔がムギュッ!!ってなってるんですよね。出会う前からもう似ていた二人
よーく見たらあまとも(笑)
よく2階から見つめたけれど、最後は近くでミスターブルーで地球になったこっちゃんをガン見できて楽しかった!!
4列目というよりは3列目を少し過ぎる辺りで止まるんだ・・・と新たな発見でした。
それから1階で観る楽しみは、銀橋で歌うこっちゃんに並んで踊るありちゃん達!!並びでいうと
極美くん、るりはなちゃん、こっちゃん、ほのかちゃん、ありちゃん
ですが、こっちゃんのソロで屈みながらリズムを取る時に全員一緒くらいの高さになるのに振りに戻ると正面を向きススススーーっと縦に背が伸びるありちゃん達長身男役と、伸び切ってもその肩の位置辺りで踊る小柄な娘役ちゃんの流れがめちゃくちゃお気に入りです(笑)
青い星はオペグラを使わないで全体を見たのですが、センターに立つこっちゃんの周りで踊る組子達があんなに良い笑顔で踊っているのだと驚きました
やはり今回の公演はいつも以上に視線が同じところにしか行っていません
青い星が終わって奥でジャケットをお着替えする時にお手伝いするのがあいみちゃん(大希颯さん)とれーれ(美玲ひなさん)なのですが、大劇場では横に並んでニコニコしていたのに東京ではこっちゃんの真後ろにあいみちゃん、れーれと縦に並ぶので、背の高いあいみちゃんから肩越しに覗くように立つれーれが可愛い多分本当に背伸びするようにこっちゃんを覗いているのがまたたまらなく可愛い(笑)
欲を言えば大劇場の最初の頃みたいに待ってる間ずーっと向かい合いニコニコしてる二人が1番好きでしたが(笑)これはこれで可愛い。
そして今日は私も1階席にいるからあいみちゃんの背中によりこっちゃんが見えないーーとなっておりました。
今回上手側に座って良かったのは、タップダンスを教えて去るこっちゃんがロケットの下級生を手で紹介した後にそのまま指を3本高く上げたまま最後まで捌けているのが見えてそれがメチャクチャカッコ良かったということです。
こっちゃんも上を向いたまま去るから私の中では後光が差してそのキラキラが眩しかった・・・。
フェラーリ衣装で絡んだチェーンを優雅に解きながら去る姿も輝いていました
↑アクアリウム 650円
よくあるブルー系の飲み物の味でした。シュワシュワした感じとこのカラフルさが夏っぽくて雰囲気も含め楽しめますね。
お魚ちゃんはシレッと中にいてストローにより捕まりました
↑飽きずに桃のサンデーも追加。
予約していたからキンキンに冷えていて、以前注文したての時のような桃の風味は消えていました
でも美味しいものは美味しい
↑ずーっとお天気の遠征となりました。ありがとう東京!
帰りは新幹線でしたが、私の確認不足で行きの新幹線に乗ってからじゃないと引換証が画面に出ずラゲッジタグは貰えませんでした
車内コンテンツは楽しめました・・・が
こちらも「ここだけの話」のおすすめは新幹線に乗ってから知ったので東京で買えず(笑)
次に持ち越しですね