一つずつ簡単に思い出し。


まずは遠征初日の木曜日から(´∪`*)


夜行バスで東京に到着してからは今回宿泊するホテルに荷物を預けてそのまま劇場に向かいました。



↑この前仕事で東京に行った際に急いで目の前を通った東京宝塚劇場汗今回ようやく観劇することができます。


今日はかなり早めに到着してその辺を散策しました。この日の朝バスで東京に到着した際には雨上がり直後で地面が濡れていたのですが、お昼前になるとカラッと晴れて劇場前は暑かったです。


この時劇団の楽屋口前で有名人に似た方を見掛けたのですが、まさかなぁ・・・なんて思いつつ観劇を楽しみました。



一幕「阿修羅城の瞳」

遠征中の記事にチラッと大劇場との演出の違いを書き出しましたが、この日初めての観劇だったのでとにかく何もかもが珍しく、五感をフルに使ったので観劇終わりには頭の中が星組公演でいっぱいに(笑)


始まりはこっちゃん(礼真琴さん)の色気ある出門を早速ガン見だったのですがラブ

オレキザキ(輝咲玲央さん)様のアドリブが


「ウイッシュ!出門?ウイッシュ!」


と手のポーズ付きで、ここで先程楽屋口で見かけたのはやはり女優の北川景子さんだったか。と答え合わせになりました。

こっちゃんはというと面食らって上手側に避難しつつもブツブツ(笑)しつこく追い掛けて終いには


「I・S・K。出門、好きぃ!」


と追い討ちをかけるオレキザキでしたおいであまりにも個人的なネタなのでちょっと・・・ではありましたが。


鶴屋南北一座の「忠臣蔵、四谷怪談」のネタはなぜかサビの振り付けが特徴的な“USA”を。色んなコラボがありますが着物であのダンスを踊る姿は初めて見たような。


けどあのシーンはいつもこっちゃんが楽しそうで、南北一座に置いてもらっていた5年間は出門にとって鬼の存在を忘れられて心穏やかに過ごせる時だったのだな、といつも思うから好きですね。


つばきに色仕掛けをされて両手を握りながら囁かれた時も無邪気にブンブン振り返して「うん照れ」って言うのも可愛かったです(笑)

しかしなんといってもやはり今回の役の色気と来たらラブラブ

もう「見せよう」としなくても滲み出る魅力があるし、「着こなそう」としなくても馴染んでしまうあの出門の和装姿に東京公演でもまた魅了されました。

内心はもちろん絶対「見せよう」「着こなそう」とされているはずだけど、それを感じさせないようなこっちゃんの自然な振る舞いがまたカッコ良いのです拍手



ありちゃん(暁千星さん)つばきは東京公演の方が声が高くなって、娘役に違和感がなくなっているように感じました。

阿修羅になった時のギャップと見目麗しい姿にトップになる前にまたひとつありちゃんの代表になるような役と巡り会えたのかな?なんて。

殺陣のシーンでは足元を一切見ずに出門と対峙する様子に、娘役を演じつつもなおその中に“男役魂”が滲むような、男役だからこその強さが見えて今回のつばきという役はすごくありちゃんに合っていると私は思います。

あとは本当に序盤の愛嬌ある姿が可愛い(笑)東京では時間が削られてすぐ出門が椿組に見つかるけど、大劇場では少し間があったからその間に悔しがる小芝居をするありちゃんが好きだったな。


この日の賀茂一族の日替わりネタは何故か呂律が回らず赤ちゃん言葉のみなさま(笑)


「京の都にしぇんねんちゅぢゅく、おんみょーじぃ」

「しょこのしゃくら姫は、我らがいいなじゅけ」


と何故か可愛い二人にこっちゃんからの「いいなじゅけ?(許嫁)笑」と言う小さな突っ込みもありました。


挙句「これの事でしょうか?」と打鬼の鏡を取り出した桜姫にこっちゃんまで


「あ、しょーでしゅ♡しょれでしゅ照れ


と赤ちゃん言葉に(笑)最後は捌ける桜姫役のうたち(詩ちづるさん)まで

「しゅき・・・♡」

と可愛いアドリブでした。



二幕「エスペラント」

私が大好きなプロローグは、髪をペタリと撫で付けたオールバックスタイルのこっちゃん照れ

基本的にあのサラッサラヘアが大好物なのですが、このオールバックも似合っていて素敵でした。


そして大劇場公演からその明らかに重そうな動きを見せる金ピカの衣装を東京では他のふわふわ衣装を着た組子達と変わらないくらい軽やかに動かす姿にビックリ!

これ大劇場ではもっと重そうな動きしてたよね??と序盤はオペグラで衣装の裾をガン見(笑)見た感じ衣装の雰囲気は変わらないのに軽やかに動いているということは、こっちゃんが更に鍛えた筋肉で動かしているということでしょうかてへぺろ

回転した後にそっと左手を衣装に添えてあの重そうな衣装を綺麗に捌く姿がメチャクチャカッコ良かったですキラキラ

プロローグの迫り上がり位置がやっぱり大劇場よりも客席側に近く感じて早速テンションの上がる私でした。

そして極美慎くんの髪が金髪に戻っていてニコニコ笑顔に癒される歌い継ぎ照れ

・・・衣装の裏地がピンクなのがまだちょっと信じたくない花組への組替えを意識させるのですが汗

やっぱり極美くん星組に残ってくれないかなぁ?とまだ思ったりしています。


お芝居ではこっちゃんの客席から登場する位置が違うけどショーの《ミスターブルー》は大劇場と同じでセンター列の4列目辺りまで歩くんだな、と上からしっかり確認。


客席には北川景子さんの他にもOGがいらっしゃったのかな?上から見える位置にそんな雰囲気の方が前方にチラホラ。


楽しい中詰も久しぶりに聞く《青い星》も大劇場の頃よりどこか現実味がなくて「楽しい!」という感情が強く、大劇場よりも周りを見渡して色んな発見をして・・・とこの時までは楽しく笑顔で観ていた気がします(笑)


問題は先のブログでチラッと触れたタップダンス。

星組の可愛い娘役ちゃん達がこっちゃんと手を取り踊って、可愛くダンス(´∪`*)

今回の東京のロケットで目立つのは手を取り踊る役の一人であるおふみちゃん(茉莉那ふみさん)ですね。

途中で一人立ち上がって上手側に舞う「スーパーおふみタイム」みたいな瞬間があって何だかおふみちゃんがもう一回初舞台生になってお披露目しているような気さえしました(笑)

111期生の首席である千隼悠さんにも客席に向けて少しアピールするような時間があります。


終わってから拍手した後に追加で始まるタップダンスは大劇場では初舞台生が銀橋を使って捌ける間の音楽でしたが、東京では星組生達とのダンスタイム。

途中で組子達によって安倍晴明の五芒星マークになり、最後に⭐︎のマークになるあの演出に感動して結局涙する星組公演でした(笑)


幕間も終演後も1階客席にいる北川景子さんを一目見ようとしてか、2階席前方では総立ちくらいの勢いで下を覗き込む人々の姿があり東京でもこんなことがあるのだなと新鮮に感じます。






この日は観劇後に真っ直ぐホテルに帰って・・・と言いたいところですが、夜行バスと早朝からの日比谷徘徊で足がかなり疲れたのでホテルすぐそばにあるマッサージに寄って足をほぐしてもらってから帰りました(笑)


観劇やライブ参戦の後の疲れた足をふらりと寄ったマッサージ店で癒してみたい!という私の長年の夢が叶った瞬間ですグラサン


明日も観劇があるからゆっくりするぞー♪と最寄駅から歩いて平日の街を散策したり、関西とは違うカラッとした夏の関東を楽しみました。

ホテルに戻って見たテレビの天気予報で


関東は梅雨明け宣言

という文字を見て「叫び」となるのはもう少し後の楽しい散策タイムでした。