大劇場通い4週目です覚書につらつらと。
↑今日もお天気の宝塚。
薄らと桜の蕾が膨らんでいる木を見て、まだまだこれから寒くなるのに大丈夫?とちょっと思ったこの日
↑またまた2階席から。
通路からは離れたけど前が小柄な女性で見やすかったです。
1幕のショーで少しキキちゃんの声がお疲れかな?と感じましたが、すっかり頭の中にショーの流れが入って藤原定家と式子内親王の恋模様とその心情にピッタリ合わさった恋のうたが次々と歌い継がれて・・・観るたびに好きになる作品です
歌ウマ神社は「そらきしゆうちゃん!!」と京三紗さんに読み上げられて「はいっ!」と控えめに手を挙げる男役にビックリ
お名前だけ知ってるけどかなり下級生のはず、と後で調べたら配属された中では最下級生となる109期生でした。
漢字だと「空輝紫夕」さん。1/27がお誕生日のようです。キキちゃん(芹香斗亜さん)と同じく今年は休演日なのね
題名は忘れたのですが、84年とか「朱に恋」という文字だけ覚えていたのでそれで宝塚の曲を調べると出て来たのは《朱(朱に恋うる歌)青(青のにじむ朝の歌》でした。
いつもは選ばれた人が歌い出すと捌ける学生役の下級生達だけどこの日は後ろで踊り子として残っています。それにしても空輝紫夕さん歌が上手でした。
あだ名は「ばん」、大阪の豊中出身だとか。今回の歌でしっかり覚えました
ちなみに今回は最下級生でしたがこの歌ウマ神社コーナーには時々上級生も登場するみたいなので、最終日に「せりかとあちゃん!」って読み上げられるのも有りだなぁとか思っています(笑)
2幕は楽しみにしてる奴隷シーンの思い出し
やっぱり壁を触りながら登場するキキちゃん。先週観た時のようにのんびり話し掛けようとしたけど今日は最初から怒って「早く歩くんだ!」とご機嫌斜めのエイティ(波輝瑛斗さん)の姿が。もう彼を自由にさせるのはやめたようです(笑)
銀橋では少し危なっかしい所もありましたが、まだまだここでの2人の小芝居が楽しめます。
面白かったのはナウオン(宝塚の番組)でキキちゃん自身もこの奴隷シーンで「下級生の頃の様に色んなことが日替わりでできるのが楽しい」とお話していた事でした。
上級生になる程決まった動きが多くて自由が効かないものなんですね。
いつも書けない娘役ちゃん達のシーンでお気に入りなのはドロシー役のさーちゃん(春乃さくらさん)とウェンディ役のぶっきー(山吹ひばりさん)が踊りながら自己紹介をする時の
ウ「ドロシー・・・オズの魔法使いね!」
ド「・・・?」
ウ「私はピーターパン!ウェンディよ。よろしくね」
のセリフを踊りながら言うところなんですが、「私はピーターパン!」と腰に手をやるのが可愛くて好きですその後の「よろしくね」ポーズも可愛い。
クレア役のひろこちゃん(水音志保さん)は堂々としていて役としてもダンスが得意な明るい女の子ですね。いっつもオリバー役のナニーロ(風色日向さん)と楽しそうに踊っているのが好きです。
ウェンディはあがり症の設定なのでバーに行ってからもアドリブを求められてワタワタとするのですが、何かあるとカイル役のこってぃ(鷹翔千空さん)を見ていて、それは他のエキストラ達もそうなのでエキストラーズの仲の良さに癒されます。
1番兄貴分のリーダーだけあってこってぃのナイスアシストが光る2幕(笑)
今日はダンス対決のイントロで上手側が気になって少し目をやるとましろっち(真白悠希さん)がダンスパートナーの女の子ではなく別の男役と両手を繋いでぐるぐる
それを見ていた恐らく別の男役のパートナーが「私も!」と乱入して3人で手を繋いでぐるぐる(笑)
いつまでも終わらないのでましろっちのパートナーが痺れを切らして「あなたは私と踊るんでしょ!」と言わんばかりに輪からましろっちの手を取って引き剥がしそのままダンスが始まりました
やっぱりキキちゃんのナウオンの話通り下級生の方が主役の脇で色々と遊べるのかも知れないなぁって納得のラズルダズルでのみんなの自由な動きが楽しいし、途中ナニーロとエイティがセンター付近で顔を近づけてピタッと止まる謎の遊びも毎回ツボです(笑)
小道具係の真名瀬&輝ペアは今日は歌が始まると階段上で掃き掃除をしながらお尻フリフリ。先週と違って元気そうで何よりですが、途中からメガネを取り出してカッコ良く掛けてポージング対決をしていたような
黒縁メガネのどってぃ(真名瀬さん)と金縁メガネの輝さんのポージングを下から見つめる凰海るの助監督。毎回アドリブが違ってここもしっかり遊んでいます
2幕はアドリブ以外のシーンだと
「急がないとあと10分しかないわよ」
ってキキレイモンドに告げるアビーの様子が最近特に切なく感じるのですが
あの時の表情がとってもキュートだけどどこかで待っているような雰囲気を感じるので、すぐに「ドロシー!」と自分に背中を向けるレイモンドの姿をどんな気持ちで見ているのかなぁ?と。
初日にも思ったけどやっぱりお金とルックス以外でもレイモンドのこと好きだったんじゃないのかな、と余白を感じるじゅっちゃん(天彩峰里さん)のお芝居です。
最後は諦めたようにドロシーの言葉を聞く姿は一転してスッキリした表情なのがまたカッコ良い女性
レイモンドはアビーのこの自信に満ちた姿に羨ましさがあったんだろうなぁとか「お金持ちの孤児」「お金がないと愛されない自分」というコンプレックスが刺激されるから苦手という括りで誤魔化したのだろうなとか色々と思いました。
多分それを全部俯瞰的に見守っているのはトニーでしょうね(笑)
客席降りは2階席にはありませんが、オペグラで客席降りの様子を覗いていたら1階の最前列に小さなお子さんが座っているのが見えてその前を屈みながら目線を合わせてニコニコと横切って踊るナニーロの姿がよく見えて二人とも可愛いぃと癒されました。キキちゃんもずんちゃんもフィナーレでそちらを見てニコニコ。
小さい子が近くで観劇してると私も可愛いなぁって何となく見ちゃうのですが、それはやはりジェンヌも同じようです。
フィナーレの歌唱指導で歌うずんちゃん(桜木みなとさん)と瑠風くん(瑠風輝さん)のペアもすっかり馴染んで手を繋ぐ時の動きや目線がアドリブのように変わってキラキラした雰囲気が素敵なお二人
そこから「ピーーーー!」と笛が鳴って気をつけしてからリズムを取るのも可愛いし、鼓笛隊のような衣装で始まるロケットも可愛いです。
ロケットの左右で指揮を取るように踊るのは105期生の大路りせさんと泉堂なるさん。お芝居の警察官とかバーでの階段上等で対になっているのが多いなと今回の舞台で感じました。
どの組も105期生が推され始めているよう。
今日もキキちゃんの手を広げるカッコ良い大階段のポーズと「あー♪」の歌い出しでジーンとして、幸せなデュエットダンスで癒される観劇タイムでした。
レッツダンス♪は銀橋ではビリージャンプ!羽根を背負った時は複雑なステップを踏むキキちゃんが可愛かったです(´∪`*)
貸切公演という事で終演後のご挨拶も
ここからいよいよ2月に入り大劇場での千秋楽が始まってしまいます
一応妹と協力して前楽千秋楽とチケットを確保出来ましたが、終わってほしくないなぁとさみしい気持ちで寝不足です。
トップスターの退団公演といえば特別に前楽からサヨナラショーが付きますが、
(公式より)
↑先週の1/26に突然こんなお知らせがありまして、今回のサヨナラショーからは15分の休憩を挟むようです。
こちら側は15分だとトイレに行くのも限られるから座ったまま待機??一体どんなサヨナラショーになるのでしょうか。