宣言通りの追いチケです(笑)




↑本日のキャストはこちら!

複数キャストの方はトニー役以外は違いました。

あるあるなのですが・・・濱めぐさんのウィルキンソン先生を観た後の流れでWの安蘭さんがどうしても観たくなり(笑)比較的休みを取りやすい&キャストが違うこの日を狙いましたグラサン本当は別の日にマチソワできると良かったのですがさすがに急過ぎてワガママ言えずオエー

キャスト表の後ろにJRの線路が見えてるのがなんとも面白いボード前。4日ぶりの観劇に今日も楽しむぞ!と気合が入ります。



まずはビリー役の井上宇一郎くん!

キャストが決まりお稽古を積んでいる映像を観た時から既に一番背が高く、身体の成長も早いだろうなぁと思っていました。なので初演の未来和樹君のように大阪公演の降板とかありえるのでは?と心のどこかで心配でした汗

先日拝見した瑛土ビリーがまだ小柄で声も高かったから余計にその違いが出ていましたが、オーケストラのキーが低くなって変声期を迎えてしまった宇一郎ビリーの為の演奏になっていたことにまずビックリ。

公演期間が決まっていたとしても役柄的に高い声が出なくなったらもう出られないかと思っていたのでこの変更は良い配慮ですね。セリフでは大声を出すと声が裏返ってしまうけどそれ以外は特に違和感もなく、音程も無理に高い声を出さなくて良いからか安定していて優しい歌声でした。


まだ反抗期来てないんじゃない?な雰囲気だった瑛土ビリーに比べると生意気盛りニヤリといった口調で話すのがさすが中二ビリー(笑)


全力投球でリミッターを外していた瑛土ビリーは本当に素晴らしかったけど、宇一郎ビリーも限られた音域の中で上手に自分の気持ちを乗せてセリフを言い、歌って叫んで、とその対応力にまたまたビックリ。

どちらのビリーも役に対して等身大でぶつかる姿にやはりこのミュージカルの魅力を再確認しました。

声が出にくい分優しく丁寧に丁寧に歌うからお母さんからの手紙で今までで一番泣いたかもしれません笑い泣き変声期中の今しか聞けない貴重な歌声だと思うとふとハクの入野自由さんを思い出しました。


おばあちゃんの歌の時は「あー・・・」みたいなお顔をする時があって、あまり変化を出さなかったのを見てふとこのビリーは実は何回もこの話を聞いているんじゃないかな?なんて。

「またこの話してるなぁ」なんて思いつつおばあちゃんを見守るように一歩下がって見ているような慎ましい姿がすごく大人に見えました。が、中身は多分ひょうきんな性格なのか(笑)シーンごとの笑いを取る間とかとっても上手で面白かったです。

それから《アングリーダンス》のふわぁ・・・と流れるように倒れる動きがすごく印象に残っています。怒りも悲しみも超えて最後は気持ちが切れてしまいそのまま充電が無くなるまで動いている人形のようでした。


ウィルキンソン先生役の安蘭けいさん

再演で拝見した時よりも更にパワーアップしたカッコ良い先生ラブ

内緒のレッスンを提案した後の「・・・来るね?」のいたずらっ子のような微笑みとかトニーに言い返す声の強さとかすごく好きでした。濱めぐさんも好きだけど安蘭さんの《Shine》も捨てがたい目

バレリーナ姿もとっっても綺麗でしたキラキラ


お父さん役の益岡徹さん

初演から変わらないパパ!

「母ちゃんは死んだ!!!!」とビリーに強く言い返した後にふっと自分自身がその事実に胸が潰されるような、そんな弱い表情がいつも印象的です。

今日は宇一郎ビリーと最後の組み合わせだったようで《エレクトリシティ》で何度も涙を拭う姿がありました。トランクに服を詰める時も優しい雰囲気のパパです。


おばあちゃん役の根岸季衣さん

こちらも初演からのおばあちゃんでした。初めて拝見した時に歌を聞いてうるっとした根岸さんの歌声に今日もやっぱり涙がえーん

踊ると素敵だったというビリーのおじいちゃんを思い出す時のうっとりした表情と「もう戻らない素面に」と歌う時のおばあちゃんの姿に勝手に色々と想像して泣けます。


トニー役は前回同様に西川大貴さん

鶴見パパより優しいのでそれに合わせてトニーも声を押さえてなるべく冷静に言おうとしてるのがやはりWキャストの面白いところですね。

今日は1階席の下手通路付近にいたので2幕のチャリティーに参加して小銭を入れました。手を振るとさっと気づいてくれるのが有り難い(笑)


オールダー・ビリー役の厚地康雄さん

初めて拝見しましたが、そのまま空まで飛んでいくのでは?というくらいの力強いジャンプと無駄のない動きに惚れ惚れラブ

宇一郎ビリーと息を合わせて舞うドリームバレエのシーンがとっても綺麗でした。1階席の下手だったから最後に舞台奥に去っていく厚地さんの姿がとてもよく見えて、オールダー・ビリーが背中合わせに去るその姿と前に進む現在のビリーの姿がピタッと合わさって本当に宇一郎君の将来の姿のようでした。


マイケル役の髙橋維束君

クリクリの髪の毛が印象的なマイケルですね。

歌声が通ってとっても上手でした。お芝居も自然でタップも上手だったので子役経験の豊富な子なんだろうなとすぐ分かりますね。「どけよ!」を柔らかく言える懐っこい雰囲気のマイケル。

宇一郎君もですが維束マイケルも笑いを取ってたくさん笑わせてくれました。身長差がかなりあるのでほっぺにキスする時は不意打ちにならずにビリーが少し屈むのが可愛い(笑)

幕が降りる時に良い表情でビリーを見送ります。


デビー役の佐源太帷乃哩ちゃん

「お前下手くそだよ」と言われて怒りながら傷ついたお顔をするからママの為にというより帷乃哩デビーはバレエも好きなんですね。

どの場面でも大きなビリーに強気に行くところが微笑ましいし、「ぅゔぅゔーーむかっ」と怒りながら去る最後のシーンが可愛かったです(笑)


トールボーイの髙橋翔大君

トールボーイはいつもオーディション会場のお芝居が印象に残りますが、今までの子とは違う雰囲気のトーマスを演じていてそこが良いなと思いました。


スモールボーイの張浩一君

失礼ながらいつもの棒読みなスモールボーイの「かっこいい!」が微笑ましい(笑)この役は作品の癒し担当なのでこれはこれでOKなのがまた良いんですよねぇ照れ





↑昼間に行くとまた雰囲気が変わります。

この日は1階後方席に中学校の貸切団体が入っていました。女子だけの私学のよう。本当に中学生?小学生じゃないよね?な感じでちょっとお手洗いに並ぶ時のマナーがあせる


そして幕間に何故かベンチに横並びになった子に急に話し掛けられてちょっとお喋りしたのですが、学校で演技とか踊りを学ぶコースから来ていたみたいです。「これは◯◯な感じのお話なんですか?」とハキハキと話し掛けられてコミュ力無しでビビる大人の私(笑)

必死にビリーの魅力をプレゼンしておきましたがどうだったでしょうかてへぺろ

その子はとってもしっかりしてマナーの良い子だったのでそういった子供さんの希望になる鑑賞会だったなら嬉しいです。




↑こちらも定番の撮影スポット。


今日は宙組生も観劇されていましたね。私は急遽押さえたチケットだったからか、割と席が近くて驚きました。


ビリーエリオットはいよいよこの土日で大千穐楽を迎えます。