宝塚の後は劇団四季を観劇(*´ω`*)
↑またまた久しぶりのハービスエントです。
昔大阪で公演があった頃は野球女子だったので、梅田に行く時は甲子園に行く時でした(笑)
それでも阪神百貨店前の柱という柱にこの“WICKID”のポスターが貼ってあったことをとても覚えていて、面白いのかなぁ？とちらっと気になっていた作品です。
名作「オズの魔法使い」を、二人の魔女の視点から描いた『ウィキッド』。 何もかも正反対の二人が心を通わせ、やがてそれぞれの道へと進んでいく物語には 「自分の意志で道を決める強さ」や「違う生き方を尊重することの大切さ」といった、今を生きる私たちにとって重要なテーマが散りばめられています。
（公式より）
オズの魔法使いもぼんやりとしかストーリーを知らない為、本当に初見でした。
↑本日のキャスト。
メインキャストの方がどなたも拝見したことがあるのは久しぶりです。最初にキャストを確認していませんでしたが、お顔を出している方はどなたも見て分かったことに自分でビックリでした。
お話は１幕は迫力たっぷりで、２幕からは時々複雑な展開がありつつも最後はハッピーエンド・・・なのでしょうか？
なんだかエルファバが可哀想に思えて
幸せの形を考えてしまった私でした(笑)父親にも妹からも最後は大事にされず「悪い魔女」と呼ばれて案山子になったフィエロと国を出て行くのが本当に幸せなのか。
けど歌はどれも素晴らしくて特に有名な《自由を求めて》を聞くととてもテンションが上がりました。常に前を向いて強くあろうとするエルファバは現代の女性のような強さがありますね。作品が生まれた年代を考えると見た目以外の芯の強さからも異端児扱いされるのが分かる気が。
江畑さんの歌や動きに迫力があってとても良かったです
グリンダ役は山本さん。
最初に拝見したのは“ウェストサイドストーリー”だったと思いますが、色々な作品の役で拝見しています。意外とお茶目でズルい部分があるけど嫌いになれないキャラクターです。少しずつ２人の距離が縮まるダンスホールのシーンが好きでした。
フィエロ役はカイサーさん。
セリフは聞き取れるけど、歌になると途端に活舌が悪くなって四季としてはかなり聞き取りづらいと思いました。海外にルーツのある方だから仕方ないのかも知れませんが高音で特に軽く逃がすように歌うのでそこをもっとはっきりと歌って欲しいなぁと。
でもズルい位カッコ良いの
ダンスもスマートで皆に好かれるのが分かるし(笑)
セリフはまだ聞き取れるからもしかしてちょっと軟派な雰囲気を歌い方に出しているのだろうか？とも思いました。
ネッサローズ役は若菜まりえさん。
“王子とこじき”が初見だったと思いますが、RMでも拝見したことがあります。
みんなに愛される可愛い妹ちゃん、という雰囲気の１幕から冷たーい声でセリフを話す所までとっても印象的でした。悲しみを表現するのが上手で姉を突き放したり縋ったりと妹としての狡さも程よくあって
ボック役の緒方隆成さんもRMのフランダーでよく拝見していて、最初から良い顔しないでグリンダに行けばよかったのになぁ
という感情は消えませんが（笑）緒方さん自身が柔らかい雰囲気なのでやっぱり女の子に優しい役がすごく似合うと思います。
被り物をしていたので最初は気づきませんでしたが、ディラモンド教授役の田辺容さんはBBの記憶が強いですね。
強さと弱さの対比でこの辺りの登場人物は皆殻を破る強さに憧れていたのでしょうね。グリンダを見るディラモンド先生の表情にもそれが出ていて、人に認めてもらえない辛さを知っている２人のシーンはちょっと切ない。
オズの魔法使い役は飯野おさみさん。
こちらは逆にカニちゃんの被り物で拝見していたので気づかなかったのですが
笑
そのエエ声で気付きました。最後にエルファバの事を知って崩れ落ちるお芝居にホロっとします
マダム・モリブル役は織笠里佳子さん。
こちらもBBで何度か拝見。優しいタンス夫人と違いグリンダの後ろで意地悪そうなお顔をしたり満足そうに微笑んだり、「神輿は軽い方が」と言わんばかりにグリンダを意のままに操ろうと企む怖いマダムでした。
やっぱり何回かカーテンコールがあった後に「本日はご観劇ありがとうございました」と青山さんの放送が入り強制的に？アンコールが終わるようになったのはそういった仕様になったのでしょうか。
キッパリ終われて良い反面、あっ・・・もう終わりなんだ。と長いアンコールを知っていると不思議な気持ちになります（笑）
作品を見終わった感想は、前回の大阪公演の時に自分が観ていたらもっと感じることが違ったのだろうなぁということでした。
１０代で観たらこのシーンにハマった気がするなぁとか、そんな事を考えたり。
でも大きい音が苦手でビビりな私は2階席の前で観たら機械音声やあの目が光るドラゴンが不気味で嫌だっただろうな、とも（笑）幼稚園や低学年とかなら怖がってもう行きたくないと言ったかもしれません（笑）
次の観劇はまたしばらく開きますが、１年後の千秋楽まで楽しみたいと思います。
↑エレベーターを上がると見える駅前の様子。
大阪駅周辺は新しい劇場（MBS スカイシアター）も誕生してまたどんどんと雰囲気が変わっていきます
今日はたまたま幕間にLK時代からの四季仲間の方にばったりお会いして、その運命的な出会いにめちゃくちゃ驚きました
トイレの列を避けて狭ーい隙間を通っていると向かい側からもちょうどその方が（笑）何年振りでしょう。
つい先日LINEで「またお会いできたら鬱陶しいくらい絡ませてくださいねー！」と宣言した通りしっかり絡ませて頂きました
笑
偶然お会いすることが多いお姉様(´∪`*)
またお会いできる時を楽しみにしています♪