今年の観劇初めは宝塚星組でした(*´ω`*)姉妹で観劇♪

 

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年に一度のビア祭の初日を迎えて浮き立つドイツ北部の港町、ハンブルグ。

その港に貨物船フランクフルト号が帰港する。船を降りた水夫のカールは、仲間たちと訪れた酒場で、一人の娘と出会う。

娘の名前はマルギット。カールは家出をしてきたというマルギットと店を抜け出してビア祭りを楽しみ、ハンブルグの街を見下ろす丘の上にやってくる。

 

家出娘というものは、酒場で出会った男にひどい目にあわされるのが相場だと軽口をたたきつつも、その時に真心があればそれはひどい目ではなく、幸せになるのだというカール。

彼の粗野な振る舞いの奥に見える純粋さに惹かれて、マルギットは恋に落ちる。

 

一方、古都リューネブルクでは、上流階級の青年フロリアンがマルギットを探していた。マルギットは実はリューネブルクの名門シュラック家の長女で、フロリアンはその許嫁だった。

 

愛するマルギットの幸福だけを願うカールの、選ぶ道とは――

ビールの泡から生まれたような二人の恋は、ビア祭の終わりとともに、儚い運命を辿ろうとしていた・・・。

(パンフレットより抜粋)

 

 

カール・シュナイダー 紅ゆずる

(貨物船フランクフルト号の水夫)

 

マルギット・シュラック 綺咲愛里

(シュラック家の令嬢)

 

フロリアン・ザイデル 礼真琴

(マルギットの許嫁)

 

ヨゼフ・シュラック 一樹千尋

(シュラック家の当主、マルギットの父親)

 

ヴェロニカ 英真なおき

(ハンブルグの酒場で働く女)

 

ザビーネ・シュラック 万里柚美

(ハンブルグの酒場で働く女)

 

ホルガ― 美稀千種

(ホテル・フロイデの主人)

 

トビアス 七海ひろき

(フランクフルト号の水夫・カールの仲間)

 

カウフマン 天寿光希

(ハンブルグ警察の警部)

 

アンゼリカ・ロンバルト 音波みのり

(カールの昔の恋人)

 

マルチン 瀬央ゆりあ

(フランクフルト号の水夫・カールの仲間)

 

 

“オーム・シャンティ―・オーム”以来の星組公演。昨年は予定と被って一度も観に行けませんでした。最近はスカステで沢山観ていた気分でしたが(笑)

やっぱり生で観ると久しぶりなので嬉しかったし、オープニングすぐからショーが始まってめちゃくちゃ楽しかったですアップアップ でもここで階段を一人下りてきた七海さんの笑顔を見て既にウルっと来ちゃいました笑い泣き

開演早々客席に下りるのも凄いですね。下手側の階段から七海さん、紅さん、綺咲さん、礼さん、とかなり豪華でしたキラキラ

 

作品は・・・切なかったです笑い泣き

紅さんがトップになられてからはコメディー系のものばかり観ていたので、切ないストーリーは新鮮でした。

歌はあまり多くないので、後半はストプレに近い??劇中はほとんどカールとマルギットの2人だけのシーンでした(時々フロリアン)が、意外とマルギットとフロリアンの本心は分からないままだった気がします。

せめて最後に酒場まで会いに来たのはどちらの提案だったのか知れたら良かったなぁと思いました。・・・多分フロリアンっぽいけど、そこはマルギットだと私は信じたい(笑)

 

 

カール役の紅ゆずるさん

最初はべらんめぇ口調が時々聞き取りづらかったですがあせるそのうち気にならなくなりました。水夫の姿がとっても似合います!!

そしておちゃらけて見えても実は人に対して誠実な人間なのだというのが、なんとなくトーク等で感じる紅さんの姿と重なってとても合っている役だと思いました。

酒場で最後に言った『マルギット!幸せになれよ・・・』がもう本当に切ないえーん

そういえばマルギットの家から去る時に階段の所で転んだのが演技にしたら自然すぎるし、アクシデントにしてもその場面にぴったり合っていてどちらだったんだろう?というシーンが。

次回観劇の際にしっかりチェックしようと思います。

 

 

マルギット役の綺咲愛里さん

初見の時から綺咲さんがすごく好きです(*´ω`*)どの場面でも着ている衣装が似合っていて可愛い・・・ラブ

喋り方が古風な感じが印象に残っているんですが、初演が56年前で再演も36年ぶりとのことなので声色や口調もその頃に合わせているのでしょうか。

ビア祭で二人ではしゃぐところや、丘でカールと並んで歌う姿も凄く良かったです。

 

 

フロリアン役の礼真琴さん

カールと対照的な落ち着いた役がカッコよかった・・・!!マルギットはなんでこの人じゃなくて水夫なんかと!?と周りの人間に思わせるにはかなり説得力がありました。

マルギットの幸せのためにカールとの仲を許したり、マルギットに忠告してあげたり、人望も含めて優秀過ぎなフロリアンはむしろ怖いくらいです(笑)

マルギットの家でピアノを弾く前にそっと手袋を外す姿もお上品でとにかくカッコ良い役でした。

セリフ一つ一つに思慮深さがあって・・・私なら間違いなくフロリアンに行きますね(笑)

 

 

トビアス役の七海ひろきさん

冒頭の階段下りから涙腺を刺激された七海さんあせる

あの笑顔で勝手に泣けました。基本的にメイン3人のシーンが多かったので登場シーンは少なかったですが、水夫姿もカールの妹と去る姿もカッコ良かったです。

劇中で客席にいる時間も長かったのでファンの方はうれしいでしょうね。

一つ気になったのは・・・あの石を水辺で転がすシーンは笑って良いんですよね?笑

真面目にかっこつける七海さんがシュールでした(笑)

 

 

私も妹も美稀さんが好きで、今日もホテルのイケおじっぷりからの偽マルギット?姿には笑わせてもらいました笑い泣き

あの『素敵・・・ビックリマーク』がもう素敵です(笑)

 

 

ヴェロニカ役の英真さんも良かったです。

私は勝手にこのヴェロニカがマルギットの本当の母親なのかと思っていましたが、そこには触れられなかったから違うのでしょうか。帰ってこない水夫の旦那こそが、マルギット父が憎むその相手かなぁ?なんて真顔

 

 

 

 

2幕は『ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』というレビュー。

思えばレビューも初見以来でした。でもショーも大好きラブラブ

客席は天井付近がまるで銀河のように色々な光がちりばめられていてとっても綺麗でした。

 

オープニングは《エストレージャス》を紅さんがビックリマークキラキラの衣装も星みたいびっくり

ここで登場した礼さんと七海さんの衣装が2番手と3番手で同じだったことにびっくりしました。

先月観た“ファントム”も2番手の彩風さんと3番手の彩凪さんは一見同じようでパンツのライン数等が違ったんですよね。

今回二人の衣装が全く同じということは、七海さんが退団されるからなのかなぁ?とか思うとちょっとしんみりでしたあせる

 

このあと礼さんがSEKAOWAの《スターライト》を、七海さんが平井堅の《ポップスター》をそれぞれソロでキラキラ

やっぱり礼さんめちゃくちゃ歌が上手い!!低めで少しハスキーな感じがたまりませんラブ

七海さんの優しい歌い方も良くて手拍子が自然に起こっていました。

この他K-POPの曲もあって、キレキレに踊る礼さんや瀬央さんがかっこ良すぎてペンライトとか振りたいくらい盛り上がる会場(笑)

 

 

でも七海さんの《星に願いを》を聞いたらまた涙腺が・・・あせる銀橋で

 

 

『行かなくちゃ 桜の花びらが夜に散ってしまう前に』

 

 

とか歌うので、本当に七海さんが言ってるようで笑い泣き行かないでかいちゃ~ん!!状態でした。曲はflumpoolですね。

しかも周りで踊る方達がすごく温かい目で七海さんを見ていて、七海さんが下級生から慕われているのも伝わって・・・。

昨年観に行く機会はなかったんですが、“桜花に舞え”も好きだし2016年のディズニーのコンサートもお気に入りでよく見ていたので、七海さんのことも好きになっていたんですよね。

 

悲しくてこのあたりで少々記憶が飛びましたあせる

 

 

レビューは礼さんの出番が多かったように感じました。

特に天使と悪魔に分かれたような演出のダンスが印象に残っています。

礼さんは歌もお芝居も凄いんですが、私はなにより初見からあの大きく踊るダンスに釘付けになったので沢山見られて嬉しかったです。

 

それからショートヘアの綺咲さんがすっごく似合っていて可愛かったです。綺咲さんの踊りも好きラブ

MISIAの歌も良かったですね。

でも一番はペアで歌ったり踊ったりする時に紅さんに送る視線が好きなんですよね~照れ今回リフトはなかったものの、こちらもそんな綺咲さんの姿を沢山見られたので大満足でした!!

 

 

客席下りは、七海さんは下手側が多い気がしたのでファンの方は下手側だったらより楽しめると思います。

 

一番最後に銀橋に集まって歌った時に、下手から瀬央さん、礼さん、紅さん、綺咲さん、七海さん、の順に並んでいたんですが、

礼さんが瀬央さんを吊り上げるみたいにセンター側に引っ張るジェスチャーしたり、

紅さんが礼さんをお尻で突き飛ばして、瀬央さんが受け止めてあげたりと遊んでて、最後まで見てて楽しかったです(笑)振り向いた礼さんの「何でぇ~あせる」みたいなお顔も可愛かったウシシ

 

 

そしてエトワールの方の歌声がとても綺麗だったので後で調べたら華鳥礼良さんという方でした。

男役の方と二人で歌うシーンも良かったですが、この方も退団されるんですよねぇ。寂しいですあせる

 

 

1幕しっとり、2幕大盛り上がりで楽しい公演でしたグッド!

 

 

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↑鏡餅もあってお正月ムードの劇場。そういえば開演前のトップご挨拶も『明けましておめでとうございます』でした。

 

 

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↑終演後は暑かったので、公演のアイスを食べました♪掛かっている青のソースはソーダかと思ったらただの着色料で、食べ終わる頃には舌が真っ青にアセアセ

 

 

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↑購入したパンフレットとお正月公演特典のポストカードキラキラ

 

 

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↑かっこいい&可愛い・・・。

 

 

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また近いうちに観に行きます(*´ω`*)