私のお盆休み(観劇ウィーク?)初日は、2週間前に圧倒された“ノートルダムの鐘”観劇からでした
↑まずは軽く撮影を・・・
いつも開演前ギリギリに劇場に到着するタイプなので、撮影スポットは空いている事が多いです(笑)
↑本日のキャストはこちらです。
今日もオープニングからゾクゾクしました
最初から「役」ではなくて、目の前で役者が変身してから物語がスタートするって面白い演出ですよね。
この演出のおかげで最後のシーンが何倍もグッとくるんだなぁ~と2度目の観劇で思いました。
田中カジモド、前回よりも口調に癖があったように感じたけど気のせいでしょうか?
初見の時は(思った程は口の動きに制限が無いのかな?)って感じでしたが、今日はまた違うように見えました
前回よりも後ろの席だからなのか、それとも私の印象が変わっただけなのかはよく分かりませんでも前回よりも喋り方がゆっくりでくぐもったように聞こえました。
《陽ざしの中へ》で嬉しそうに動く田中カジモドはキラキラ♪
このシーン以外は好奇心よりも慎重さが前に出ているような。
奇跡御殿での歌はカジモドの歌詞が胸に刺さるし、前回同様に《石になろう》で笑いながらガーゴイルを追い払っている姿も切なかったです。
エスメラルダが「友達」と言ってからの何とも言えない表情
・・・フロローの言葉の意味をゆっくり咀嚼してから言い放つ『戻らない!』も迫力満点で凄かった
『悪人は罰を受ける』というセリフでは静かに笑みをたたえた姿があんなに恐ろしかったのに、エスメラルダに泣きついているフィーバスには優しい手つきで頭をポンポンしてあげる姿に泣けました。
鉛を使った行為は「エスメラルダを救うため」というエゴだけど、フロローの件は『悪人は罰を受ける』という教えに従っただけで、カジモドの中ではあれだけは正義のつもりだったのかなって思いました。
でもフィーバスは悪人ではない、だから傷つけずに労わるのかなぁと(何気にこの二人の関係性って好きです)
最後にカジモド達が地下室から発見されるのも、奇跡御殿でエスメラルダに言っていたセリフをちゃんと実行しようとしていたんですよね。
周りが思った程子供でもなかったし、最後まで怪物じゃなくて中身は人間のままだったんだなぁ・・・と思うとそれはそれは切ない気分になったのでした
芝フロローは2度目も相変わらず恐いです笑
目をカッと見開いて歌う姿にゾクっとしますね芝さんはマチネよりもソワレでの印象が強かったので、今回は割愛・・・。
初見では観る部分が多すぎてちゃんと気付けなかったんですが、清水フィーバスの歌声がとても綺麗で特に一幕最後のシーンと、二幕で民衆に語り掛けているシーンが鳥肌でした
そして岡村エスメラルダとのやりとりが切ない事(iДi)
エスメラルダが立ち上がって奥に去って行くシーンは、最後にはちゃんと光に包まれることが出来たという事なんでしょうか?
カジモドに「君の家だよ」と言われた時のホッとした笑顔が印象的でした。
田中カジモドは最後のナレーションも良かったです
カーテンコールは7回♪
芝さんと田中さんが最後にBBの《二人で》のフリのように、後ろ手にして澄まして向き合う姿が可愛らしかったです。そして本当に舞台には二人だけで(笑)
そこからの劇中のようなハグ(´∀`)
前回も観客がこれを待っていたように感じたので、最後のハグは東京公演からの流れなんでしょうか??
話自体が暗めなので、最後にはこういう息抜きも良いのかも知れませんね~