京都“ノートルダムの鐘”開幕から1週間後の7月30日♪
東京公演からずっと気になっていた演目ですが・・・なかなか記事が纏まらず苦戦しました笑
↑BBの頃と同じ場所に撮影スポットが出来ているんですね。
舞台がそろそろ始まるかなぁ~という頃になると自然と客席内から声が消えて、静寂に包まれること数分・・・。
あの瞬間に何とも言えない緊張感があって(゚ー゚;
時間にするとかなり長く感じられましたが、実際はもっと短かったのかもしれません(笑)
始まる前から客席全体の意識が一つになって、すべての視線がステージ上に向けられているような・・・不思議な感覚でした。
日曜日の昼だというのに小さいお子さんも見当たらず、この時点で(今までのディズニー作品と違う)とドキドキ
オープニングから目が忙しかったです。
展開が早く感じられましたが、テンポの良さと相まって、ほぼ初めての物語なのにきちんと理解しながら見ることが出来ました。
セリフも一人一人がリレー形式で繋いでいくのにその全部が聞き取りやすくて、私が今までで一番「母音法」というものの素晴らしさを感じた瞬間でした(笑)
もし一語でも聞き取れなかったら、そこで詰まって物語を理解できなかったんじゃないかなって思います(゚ー゚;
舞台中央から田中カジモドが登場して、再び顔に炭を塗って現れた時に鳥肌がぶわぁ~っと立ちました。あの表情すごく良いです・・・
田中カジモドの印象は、フロローの前では「言う事をしっかり聞いて何とか置いて行かれないようにしなきゃ!」といつも緊張しているように感じました。
間違ったことをした時に頭とか手を叩く仕草は、緊張して身体が強張ったり意思と反して自由が利かない感じなんでしょうか?
フロローとのやりとりは小さい子供が親に愛されたくて従順になっている姿に似ていて、序盤から切ないです
でもシリアスだけど、所々で無邪気に笑う田中カジモドがめちゃくちゃ可愛いですね(笑)
その純粋な心の持ち主だったカジモドが本物の「怪物」になってしまう瞬間は、見ていると辛いものがありました
手を合わせて懸命にフロローを見上げていた姿が凄く印象に残っています。
芝フロローは、不気味な恐さがありました
私は一度“オペラ座の怪人”で芝さんを拝見していますが、ファントムとはまた違った不気味さですね。そしてこのフロローという人物・・・私結構好きです(笑)
ずっと自分の中にある邪悪な心に気付いていたからこそ律していたんだと思うんですが、どんどん悪い方に進んでいく姿を見ていると、どこから狂っていったんだろう・・・?
とフロローの目線に立って物語を見てしまいました
自制する大切さをカジモドに言い聞かせているのは、自分自身にも暗示をかけていたんだろうな。
ジェアンの為ではあるけど、そんな弟の面影をどこかで感じる(求めた)瞬間もあったからこそ、例え醜い姿を忌み嫌って閉じ込めても、カジモドを殺せはしなかったのかな。
エスメラルダに心を奪われてしまった時は、真っ先にジェアンが浮かんだんだろうなーとか・・・。
そういえばジェアンが亡くなる直前『兄さんに本当に慈悲の心があるなら・・・』みたいな事を言ってカジモドを託していましたが、きっとジェアンは兄であるフロローの心の闇にしっかり気付いていたんですよね
孤児として大聖堂に引き取られて「認められたい」と懸命に教えに従っていたであろう自身の姿はカジモドと重なると思うんですが、フロローは自分の中にあった黒い感情をカジモドにも重ねて恐れていたんですかね?
お互いの中にジェアンの姿を見ているような寂しい関係だなって思いました。
エスメラルダの岡村美南さんは昨年京都の“ウェストサイドストーリー”以来です
めちゃくちゃ妖艶でダンスシーンも素敵でした。スタイルも抜群で、頭もキレて器量良し・・・3人の男性に好意を持たれるのも頷けますね(笑)
岡村さんは勝気で聡明な役がとっても似合います
フィーバスと二人で歌うシーンが印象に残りました。
クロパンの阿部さんは別の舞台で拝見したことがありますが、現在は劇団員となっていたんですね
髭も似合っていてカッコ良かったです
アンサンブルだと宇龍さん
大阪LK以来でしたが、相変わらずカッコ良かった役を変えて出てくるたびに探してしまいました(笑)
フィーバスの清水さんもカッコ良かった
・・・この辺りの感想は色々な事で頭がグルグルしていたので、「カッコいい」しか出てきません笑
私にも豊かな感性と文章力が欲しいです(;´Д`)
今回はこの辺りまでにしておきます。次回は・・・ちゃんと書けるでしょうか
カーテンコールは全部で7回♪
5回目の時からは聖歌隊の方達も舞台中央でご挨拶されていました。
そして7回目の時。
田中さんと芝さんが意味ありげに見つめ合いますそのまま去るかと思いきや?
そこへ観客席から謎の指笛が(笑)
芝さんはその指笛に「ん??」みたいなお顔をして固まってから、やれやれ・・・と両手を広げる→田中さん飛び込む
という流れがありました(笑)
観客席の一部からは、すんごい悲鳴が聞こえてきてビックリしましたがいつもこんな流れなんでしょうか??
そして田中さんの汗は序盤のシーンからかなりポタポタと垂れていましたが( ´艸`)
カーテンコールの時にも汗かいていましたね(笑)
最後のニッコリ笑顔で田中シンバを思い出しました
今回はパンフレットとチャームだけ購入。
グッズ売り場はかなりの大行列でした
今日はS1席のセンターブロックから観劇♪
すると私たちのすぐ前の方にお二人だけでしたが・・・どう見ても宝塚だぁ~な方達がご観劇されていました。
男役の方は明日海りおさん系の金髪細身なイケメン
娘役の方は分かりませんでした(男役の方もどなたか分かりませんでしたが)
最後も係の方に話し掛けておられたので、あの後面会なさっていたんでしょうか?
同じプロである他の劇団の方が観に来られている姿って、ファンから見ても嬉しいものですね
次回の観劇予定も8月♪
2度目の観劇はどちらのカジモドになるでしょうか・・・??
オマケ(*´艸`*)
↑ぼーっとしていて、思わず( ゚д゚)ハッ! となった帰り道でした(笑)