雨が降り出しそうな雰囲気の中でしたが、観劇してきました。思いつくまま書いたので感想はめっちゃ長いですおいでそして思いつくまま書いたので嫌な方は見ない方が良いと思います。

 

※以下がっつりネタバレあります

 

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三井住友VISAカード シアター 

RRR × TAKA”R”AZUKA ~

√Rama~

(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートラーマ~)』 

Based on SS Rajamouli’s ‘RRR’. 

脚本・演出/谷 貴矢

 

1920年、英国植民地時代のインド。

成し遂げなければならない大義を胸に秘め、インド人でありながら英国政府の警官となったラーマは、許嫁のシータを故郷に残したまま冷徹に任務を遂行する日々を過ごしていた。

ある時火災に巻き込まれた子供を救おうとしたラーマは、危険を顧みず炎の中に飛び込むある男と運命的な出会いを果たす。

お互いの素性を知らぬまま、熱き友情を育んでいく二人。しかし男の正体は、インド総督に連れ去られた部族の少女を奪還するため、デリーに潜入したゴーンド族の守護者であるビームであり、警官であるラーマと敵対する存在であった…。

宿命に導かれた二人が進む先は、友情か?使命か?それとも愛か? 

2022年に全世界で公開されるやいなや、瞬く間に世界中を熱狂の渦に巻き込み、日本でも大ブームを巻き起こしたインド映画「RRR」。

宝塚歌劇団がいち早く2024年に舞台化した『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~』は、エンターテインメント性溢れる豪華絢爛なミュージカル作品として絶賛を博しました。

2024年にラーマ役を演じた暁千星が再び同役に挑む今回、ラーマを主人公に物語を再構築。一本立て公演として√Bheemでは描かれなかったシーンも加えてお届けする、新たなる『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Rama~』の誕生にご期待ください。     

(公式より)

 

主な配役 ※()は新人公演

 

A・ラーマ・ラージュ  暁 千星  (馳 琉輝) 

(大義を胸に秘め、イギリス警官の任務に従事する青年)

 

シータ/FIRRRE MIRRRAGE  詩 ちづる  (茉莉那 ふみ) 

(ラーマを故郷で待つ婚約者)

 

コムラム・ビーム  瑠風 輝  (世奈 未蘭)

(ゴーンド族の守護者。不屈の英雄)

 

ヴェンカテシュワルル  天飛 華音  (瑠羽 らいと) 

(ラーマの叔父。イギリス警察所属)

 

ジェイク  稀惺 かずと  (早瀬 まほろ) 

(ジェニーの婚約者)

 

ジェニファー  乙華 菜乃  (乙妃 優寿)

(スコットの姪)

 

 

どこまで載せたらよいか分からないので、この辺りまで・・・。

 

“RRR”といえば、2024年に前トップである礼真琴さんがビームを演じました。私は宝塚で舞台化と知ってから映画版を観たのであの映画の内容に衝撃を受けてこれを宝塚の舞台で??なんて驚いたのですが、ちゃんと宝塚版にアレンジしながらも、映画の熱量とかエンタメ性とか持ち込まれていてすごく面白い作品だったのですが、そこでラーマを演じたありちゃん(暁千星さん)がトップとなって、今度はラーマ編として1本物の舞台化ってまたまたビックリでした。

 

あの頃妹が「√ビームって・・・?その内ありちゃんで“√ラーマ”やったりして(笑)」なんて話していましたが、まさかの大正解(笑)

 

私は素直にこっちゃん(礼真琴さん)ビームが大千秋楽でナートゥを踊った後に「もう二度とやらない気がして」と言ったのですが、同じように「俺も二度とやら~ん叫びなんてアドリブをしたありちゃんの言葉を信じていましたおいで

 

「俺は阿修羅になる」ってセリフがあって、その後阿修羅王もしたし・・・完全に言霊ですね(笑)

 

そして今回の作品を実際に観ると、視点がラーマ側になって見える景色がかなり違いました。

 

2024年→ビーム中心のマッリを救う大義を追う中でラーマとの友情を描く。

2026年→ラーマの過去やシータとの関係、故郷を背負った内側を丁寧に描く。

 

映画版は元々二人が主人公で各視点があったのですが、今回はラーマ側を見せたことでようやく映画版に近づいたように思います。1本になっている分色々詰め込めるのか、√ラーマの方が原作シーン多め

 

そしてまさか肩車のシーンがここで出てくるとはびっくり

 

観ているうちに2024年の記憶がたくさん蘇ってきたのでそちらと比べた箇条書き。

 

ラーマについて

・冒頭から人ならぬ動きを見せるラーマ(それは前作も同じ)

・まるで宙に浮いているよう、というか物理的に浮いてる

・シーソー方式で吊り上げられるラーマ

・ただし見た目は巨大割箸鉄砲

・後ろから男役5名が操縦

・見たことないセットに客席がややざわつく(笑)

・自在に宙を舞うラーマが非常にシュール

・歌は、前作の歌ではなかった

・ナートゥではスプーンでリズムを取る位置が下手端っこからドセンターに(しかも盆を持つのは叔父さん笑)

・ラストの戦闘シーンも肩車方式の原作映画を再現

・そこでもあの“イナバウアー撃ち”は健在

 

ビームについて

・こっちゃんビームより髪の毛はカール気味

・おでこのハチマキが気になる

・弟分というよりもラーマの相棒感

・結構気が強そうに見える

・“肩車”シーンではセットに合わせて足踏み(笑)

・ゴーンド族のシーンはやはりアッサリ

・ラストのジェニーを見ながら言う「読み書きと、淑女とのダンスを」のセリフがシータを見ながら「美しい花嫁とのダンスを」みたいなものに変更

 

シータのもう1つの役(MIRRRAGE)について

・冒頭からキラキラの衣装で登場

・シータではなくラーマの中での象徴??

・恐らく役の出番が少ないトップ娘役の為に作られた?

・あらゆるところに出てくる

・時々宙に浮いてる

・時々歌う

・時々ラーマそのものに干渉してる?

・どこかのシーンでありちゃんラーマと同じ割り箸鉄砲みたいなので吊られてて、四季のリトルマーメイドを思い出した

 

キャスティングについて

・全体的に前作と同じキャスティングをしつつ、退団や組替えの生徒の枠は新人公演でその役を演じたキャストが演じる

・しかも新人公演を観た感想として非常に上手だと感じた組子ばかりなので違和感なし

・新人公演での評判キャスト再び、という感じ?

・逆に前作と同じキャストも多くて、個人的にはスコット奥様の歌に耳を押さえるさりおエドワード(碧海さん)がまた見られて嬉しい

 

客席降りについて

・前回はまだコロナ禍の影響がありつつ、ラストの客席降りはあった

・今回も健在。しかも2幕初めも客席弄りあり(笑)

・ここは日替わりになりそうで楽しみ

・オイシイのはもえか(鳳真斗愛さん)とさりお(碧海さん)と御剣くん(笑)

 

ナートゥについて

「ナートゥをご存じか?」に内心「えぇ」と頷いてしまう

・ナートゥを大変よくご存じの星組ファン

・前作ですっかりこの歌が身体に染み付いている

・その為サビで一斉に手拍子を始め、そのままラストまで統率の取れた手拍子を披露して圧倒

・ラストは初日にしてショーストップ

・この瞬間、瑠風ビームが「キョロキョロ」←こんなお顔でありラーマを無言で見つめていた

・なんだか「星組凄いな」って目で言っているように見えた(笑)

・星組、ファンまで体育会系疑惑

 

※ちなみに、歌い出しは2024年はこっちゃんから(ビーム)だったのに、2026年はラーマからですね。少し長く歌うことで後半のパートは一緒でした。

 

 

 

ということでここからようやく簡単な感想を。

 

ラーマ・ラージュ役の暁千星さん

まず開演アナウンスに勢いがあって驚きました。実際は違いますが、なんか言葉の節々に「!」が付くようで、ラーマの熱気が伝わって既にワクワク。

 

今回はラーマ自身が主人公になったことで、その熱気の奥にある葛藤が寄り濃く色づいた印象です。元々前作でも「熱い男」って感じで成立してたけど、更に「なぜこの人がここまで大義に燃えるのか」「何を捨ててこの道を選んだのか」

ということまでしっかり見えますね。

 

熱が外に向かっていると思ったらその内側には更なる炎を秘めているラーマ・・・全部を背負ったうえでの炎はあまりにも熱くて、途中もう前作の倍ぐらいのFIRRREチームが踊ってません?

 

そうそう。映画を思い起こさせるシーンとしては、確か序盤に群衆の中からたった一人を捕まえるために飛び掛かっていく執念を見せた所。

 

なんかもう冒頭からどう考えても普通の人間とは思えない「え??」みたいな動きを連発して飛び掛かっていたと記憶しているのですが・・・

 

箇条書きで書いたように今回舞台上でそれを再現しています。

 

しかも吊り上げてシーソー方式?で後ろから組子が前2人後ろ3人で縦横無尽に舞台を駆け抜けるスタイル。

前を操るのは上手側がおーひ(凰陽さや華さん)と下手側がキスミー(樹澄せいやさん)だったと思います。その後ろの1人はワッハー(和波煌さん)だったような。

 

映画の無茶苦茶さをあんな形で再現するなんてビックリでした。

ただ前回も感じたけれど、ラッチュを逃がしてあげるシーンはなぜその動きを取ったのか?というラーマの優しさが伝わるように映画と同じセリフを足してあげた方が良いって思います汗

 

ありちゃんラーマの葛藤、特にビームを逮捕するシーンでは首から掛けてもらったゴーンド族のお守りを使ってビームを拘束する表情がとても辛そうでした。

ここから後半の葛藤に繋がって1幕終了だったのでこれがとても良かったですOK

後半の拘束されたシーンは前作はサラッとですが、今回は髪の毛が伸びてる~!!みだれ髪ありちゃんがどうやら大好物な私ですので(阿修羅王で気づきました笑)

後半もあのまま戦うのが良い!!ありちゃんのラーマやっぱり好きです。ラストの色気がビックリマーク

 

 

シータ/MIRRRAGE役の詩ちづるさん

映画版では後半に登場するのみでそこまで出番が多くない為、シータとは別にオレンジのキラキラした衣装で登場するMIRRRAGE。

そのまま直訳すると「蜃気楼」?

ラーマにとっての何かを視覚化しているのか、勝利の女神的なものなのか・・・?ちゃんとプログラムを見ていなかったので作品を観てラーマに集中している時に出てくることや途中ラーマを幻想の世界に誘う様子に

あぁこれはラーマの心証を表してるのかも?と思ったのですが・・・

関係のないシーンでもラーマの世界にあまりにも干渉してくるので汗私にはちょっと気が散ってしまう存在でした。

トップ娘役として出番を増やさないといけないんだろうな、と。

「心象風景としての幻影」+「トップ娘役の見せ場」が合体して、結果として出現頻度が上がった可能性を感じました。

幻想的過ぎて途中2人で踊るところはショーみたいです。

 

 

ビーム役の瑠風輝さん

こっちゃんのビームとはかなり印象が違いました。 

こっちゃんのビームにはあれだけ強い人物なのにどこか繊細さや優しさがあった風に記憶していますが、 瑠風ビームはもう少し気が強そうに見えて同じ力強さでも繊細さを隠した強さというより、気迫や強さが前に出るビームという印象です。

コムラムビームの歌も聞き応えがあって良かったです拍手

衣装は黒多めだった2024年と違って、青系が多かったような。

 

 

それから気になったキャスト。

 

まずは前回はひーろー(ひろ香祐さん)が演じたラーマの叔父さんですが、今回はあまと(天飛華音さん)が演じました。

あまとは3番手?でしょうか。前回より叔父さんとのシーンやセリフも増えています。2幕初めには《ワイの甥》ソングみたいな雰囲気の曲も歌い、叔父さんには叔父さんなりの葛藤があるのだな、とここにも考える余地が出来ています。

 

ジェニー役は新人公演と同じ乙華なのさん

明るくて朗らかな可愛いジェニーちゃんでしたラブ当然ですが新公の頃よりガチガチではなくて、ジェニーが気立ての良いお嬢様というのが伝わります。

 

ジェイクは稀惺かずとさん

こちらも新人公演のつんつんジェイクを思い出しました。本役と違ったキザな青年だったんですよね(笑)

今回もジェニーガチ勢過ぎて、「おやおや、僕の前で婚約者にそんなことを言うのかい真顔?」な圧と、ビームに近づく為にセレブ仲間のリリーを使って近づく時の目力よ(笑)

 

極美ジェイクはニコッと時々彩園リリーに視線を送ってにこやかに近づいて行ったのに、つんジェイクは美玲リリーを強引に引っ張って行って、途中もノールックでジェニーとビームの方だけガン見、思いっきり肘鉄を仕掛けますおいで

あまりの嫉妬の炎に笑いそうになりました。れいれい(美玲ひなさん)が「引っ張られて痛い!」みたいに時々怒ってるし仲間に目配せして訴えてる(笑)

 

ラッチュ役の世奈未蘭さん

新人公演で印象に残っていた一人でした。今回もやっぱりお芝居が印象的で、こちらもまた同じ役で見られて嬉しかったです照れ

 

 ありちゃんの割り箸鉄砲を支える男役は5人ですが、皆とっっても真剣な表情で・・・初日なのでこちらもハラハラしました目汗

うたち(詩ちづるさん)の時は更に少なかったけれどやっぱり見ていて怖いですね。これは新公も相当大変なのでは!?

 

 

ラストは《エッタラ・ジェンダ》!!

楽しいラストで手拍子も始まって、客席降りもありました。

私は2階席でしたが2階席に来るメンバーが2024年と同じですビックリマーク

2階席はイギリス側のメンバーなんですよね。

輝咲玲央さん・朝水りょうさん・天希ほまれさん・碧海さりおさんをはじめとする男役たちと、瑠璃花夏さんまで目キラキラ

 

るりはなちゃんをセンターにして下手側に上級生組が多かったような。上手側はホープやさりお達が。

両手を振ってニコニコのるりはなちゃんが可愛いかった(笑)小桜ほのかちゃんの時はここでも「総督妻です」のままの役作りで大袈裟に動いていたから対比が笑えました。

 

それを見るのに忙しくて気づけは歌は中盤に。

 

しかも終わらずそのままトップコンビが残って舞台中央でデュエットダンスが始まりましたラブ

ここが曲のテンポも可愛くて振り付けも頬を寄せるのとかあって微笑ましくて。この時のありちゃんの色気が大変良かったです拍手

 

 

・・・で、ここで普通は終わると思うのですが、なんかすごい衣装を着た瑠風くん登場(笑)

まるで2人の間を茶化すようなやりとりをした後2人が退散。

 

そこからロケットガール達を召喚して、一緒に少し踊った後は「RRR!」と足上げ開始。

 

まさかナートゥの曲に合わせてラインダンスをするとはガーン

 

とびっくり(笑)

 

ちゃんと途中でツイストする動きもあの衣装でやってくれました。

 

そこから階段に座り込んだありちゃんがいて娘役と踊って、また男役も現れて・・・とまるでショーのようでした。

 

ありちゃんは額に赤い印があったのですが、女性と男性がつける印は意味が違うとどこかで聞いたことがあって調べたら

ありちゃんのはやはり男性の『ティラカ』というものらしいです。

 

男役娘役が集まった時はセンターで今回退団する天希ほまれさんの為に同期生(98期)が集まって踊るシーンも拍手

 

 

エトワールは鳳花るりなさん。

 

階段降りは

 

あいみちゃん(大希颯さん)、なのちゃん、御剣海くん

→さりお、るりはなちゃん、つんつん

→あまと

→瑠風くん(青いシュシュみたいな2番手羽根?)

→うたち(ピンクの丸くなった羽根)

→ありちゃん(赤の紅葉みたいな大羽根)

 

でした。

前回はすっきりさせたのに今回はまたメンバーが増えましたね。

なにより・・・階段降りの最初のメンバーが24年RRR新公で主要キャストを務めた3人じゃないですか~笑い泣き

これがすごく嬉しかったです。初めての階段降りトリオですね。

 

さりお達の並びは昨年の“阿修羅”以来。

 

ここでこっそり報告ですが、羽根が今までに見たことがないデザインであせる

なんか遠目にはシュシュのリボンみたいに見えるし、キラキラ点灯するし・・・インドっぽくもないしあんまり豪華な感じもしません(笑)デコトラみたいな?

ありちゃんの背負う羽根は、前から見たら紅葉っぽくて後姿は千羽鶴のようでしたキョロキョロ


瑠風くんはブルーハワイみたいな。


要約すると、とにかく表現し難い見たことがない羽根です(笑)

 

 

 

 

ご挨拶はホワホワありちゃん(笑)

 

「“ナートゥをご存じか?”・・・このセリフをまた言うとは思いもしませんでした」

 

の第一声には笑いが起きましたおいで

 

何度目かのカテコでは

 

「この舞台は初めての試みが多くてお客様もびっくりしたと思いますが、私たちもびっくりしております」

 

等々面白い(笑)

 

最後には幕が開くと「わぁ~ありがとうございます~照れ」と完全に可愛いありちゃんでした。

 

 

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↑本日は2階席から。

始まりは森で、2幕は原作映画で逃げていた荒野でしょうか。

 

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↑しっかりお顔がデザインされています。

 

 

 

 

星組公演はあと2回は観劇する予定ですラブ