礼真琴さん大千秋楽後に観劇しているものがありますが、書けるうちに&記憶が薄れないうちに超ざっくり記事にしたいと思います。


 

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↑新生星組のプレお披露目公演に行って来ました。

 

 

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ミュージカル・プレイ

『ダンサ セレナータ』

作・演出/正塚 晴彦

  

複雑な過去を背負ったクラブのトップダンサー・イサアクと、彼のダンスパートナーを務めることになったモニカの恋の行方を主軸に、二人に関わる人々の人生模様を、情熱的なダンスナンバーを交えてドラマティックに描き出すミュージカル作品。

2012年に柚希礼音と夢咲ねねを中心とした星組により上演された大人の恋物語を、暁千星と詩ちづるの星組新トップコンビお披露目公演としてお届け致します。   

(公式より)

 

イサアク 暁 千星 

モニカ 詩 ちづる 

フェルナンド/老人  凛城 きら 

ローザ  小桜 ほのか 

クラウディオ  輝咲 玲央 

ホアキン  瑠風 輝

ニコラウ  天希 ほまれ 

アンジェロ  蒼舞 咲歩 

イザベル/エヴァ  七星 美妃 

ジルベルト/カミーロ  希沙 薫 

ジョゼ  碧海 さりお 

カレル  奏碧 タケル 

アマリア/イネス  星咲 希 

アンジェリータ  綾音 美蘭 

ジュリオ  凛央捺 はる 

リカルド  透綺 らいあ 

ルイス  大希 颯 

テレーザ  瞳 きらり 

リタ  乙華 菜乃 

酒場の兵士/アルベルト  凰陽 さや華 

マヌエラ  碧羽 陽 

酒場の兵士/アルフォンソ  和波 煌 

パトリシア  詩花 すず 

ミージア  藍羽 ひより 

カロリーナ  茉莉那 ふみ 

モウリーニョ  馳 琉輝

酒場の兵士  瑠羽 らいと 

マテウス  珀亜 れい 

サルヴァドール  早瀬 まほろ 

レベッカ  美鈴 桜

 


実は柚希さんの12年Verを拝見したことがないため比較は出来ないのですが、ありちゃん(暁千星さん)の登場シーンでの真っ赤な衣装がとても似合っていたのが印象に残っています。きっとまだ私の中につばきのイメージが残っていたのかも(笑)


ありちゃんは、喜怒哀楽の激しさはないけれど丁寧で誠実さのあるお芝居だったなって思います。まだ「星組カラー」を模索しているようで優等生な感じは拭えませんでしたが、これから回数を重ねてまた新しさを出していくのでしょうね爆笑


ストーリーは・・・時代背景をあまり知らないのもあってピンと来なかったです汗


キャラクターは面白い役の子とシリアスな役の子がハッキリしていて、ルイス役のあいみちゃん(大希颯さん)とリタ役の乙華菜乃ちゃんは面白くて笑いが起こるのが多かったですね。

あいみちゃんのお芝居上手さがあの頼りないルイスに凝縮されていてフフッと笑わされました。身体は大きいのに可愛い大型犬に見える。


またカロリーナ役のおふみ(茉莉那ふみさん)との身長差がとっても微笑ましく、おふみの「はいっ照れ」と返事するだけなのに漂うロイヤル育ちのお嬢様感も相まって二人が揃うと見た目以上に中身も凸凹と抜けた感じが(笑)


シリアス担当はアンジェロ役のさきっぽ(蒼舞咲歩さん)とホアキン役の瑠風輝さん。瑠風くんはこの作品から星組生ですが、割と違和感なくお芝居されていたと思います。というかスパイものっぽい感じが宙組に馴染んでいて違和感なく見えたのかもしれませんおいで

ただありちゃんとのお芝居では意外と?同期二人のお芝居が固く感じられて、ここから深まっていくのが楽しみです。


フェルナンド役のりんきら(凛城きらさん)とジョゼ役のさりお(碧海さりおさん)の掛け合いも面白かったし、恋に不器用な感じのさりおのお芝居にもキュンとしました。


モニカ役のうたち(詩ちづるさん)は、どうしてもダンサーとしては小柄さが目立っていたのですがあせるお芝居では存在感があります。


ラストは数年後の再会で「これからは君は俺とずっと踊るんだ」みたいなセリフをありちゃんが言うもんだから某死神さんが浮かんでちょっとワクワク(笑)


お芝居以外もダンスシーンが多くて楽しかったし、下級生達でセットを動かしているのが見えて一致団結のツアー感があって良かったです。


舞台と関係ないですが、やたらと変なタイミングで拍手を煽動する方が1階下手にいて汗逆に拍手しづらい瞬間があったのだけ残念でした。

 

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カルナバル・ファンタジア 

『Tiara Azul -Destino-

(ティアラ・アスール ディスティーノ)II』 

作・演出/竹田 悠一郎    

 

アルゼンチンのグアレグアイチュで行われるカルナバルを舞台に繰り広げる、パッショナブルなレヴュー作品。

カルナバルへの期待に胸を高鳴らせるチーム“Tiara Azul(青色のティアラ)”のダンサー達は、祝祭の始まりと共に熱狂の渦に包まれていく。カルナバルで出会い、運命の恋に身を委ねる恋人達……。

今、この瞬間を生き、歌い踊り続ける人々の姿を舞台上に鮮やかに息づかせると共に、エネルギッシュな星組生達の魅力を余すところなく披露する、熱狂のカルナバル。

この度は、新生星組の新たなトップコンビの誕生を、『Tiara Azul -Destino-』から1年後のカルナバル当日を舞台とした物語として再構成し、新たに『Tiara Azul -Destino-II』としてお届けします。   

(公式より)

 

以下ほぼ前回公演との比較多めです。


演奏が始まって「これこれ!」と感じたはずなのにアナウンスの声で驚き、「あ、こっちゃんじゃないあせる」と再認識してからのプロローグ。


「大変長らくお待たせいたしましたぁ爆笑!!!」のこっちゃんの陽気さと違い真面目なトーンで話す新米トップありちゃんに笑いました。


ライトアップされてズラッと並ぶ星組生達!

うたちをセンターに左右はさりお(碧海さりおさん)とあいみちゃん。 

大劇場の時と違って、後ろの幕に影が出来て踊っている様子が2重に観られるのが楽しかった記憶が。


この感じだと大劇場での3番手の位置にさりおが、4番手の位置にあいみちゃんがいますねキョロキョロ歌い継ぎもその順番で、ソロシーンで後ろから瑠風くんが出てきて娘役に囲まれる→これも大劇場ではありちゃんの役でした。


そしてあのキンキラキンの衣装を着たありちゃん照れ色々変えてくるかと思ったら今回同じ衣装での登場が多くて意外でした。

しかもありちゃんがポスターの羽根を背負って登場するシーンからさっそくの客席降り??

大劇場ではトップコンビしか降りなかったのでここで客席からざわめきが聞こえて、舞台上におふみ達下級生6人程度を残してほぼ全員が降りて行きました。

 

振られるありちゃんが可愛いシーンは、あいみちゃんがセンターで左右に凰陽さや華さんとわっはー(和波煌さん)が。

あいみちゃんノリノリで可愛いのだけど、床に置いたボールのサイズが大き過ぎておいで何を蹴ったのか気になります(笑)


そこから娘役ちゃんも沢山出てきて、今回はあいみちゃんが誰に振られる設定なのかなぁ?なんて思いながら懐かしいダンスシーンを観ていたら、突然



ドカーーン!!


という効果音と共に大きなドラム型バッグを床に叩きつける革ジャンサングラスのありちゃん、衝撃で全員ひっくり返る星組生・・・音の消える舞台上。


・・・なにごと??あせる


と客席も驚いて時が止まったのですが。サングラスをズラして少しおどけるありちゃんグラサンに笑いが起こってからダンスシーン再開!もうね、


私はバッディーが来たのかと思いました。「やつは月から来た」ですし(笑)


ダンス再開後は娘役どころか男役も落としていくありちゃん。「カッコいい!!」と大声で他の子に言うあいみちゃんの声が聞こえましたおいで


そして楽しく踊っているシーンながらふと思ったのが

え、わざわざまた振られる為にこのシーンに割り込んで来たの?


です(笑)

結果やはりカッコよく踊るのに気づけば周りはみんなカップルが出来て居なくなってしまい、ションボリ帰るありちゃんでした。ウケてたし歓声も上がったから満足そうではありましたが(笑)


こっちゃんが振られてションボリ歩くシーンは傘を手に持ったうたちが担当。大劇場とは逆の上手側から振られた話をショボショボと歌うから(その相手は出門ですか?)と思ったりてへぺろ

そして水溜まりを踏まれるのではなく、下手からシャンパンを持ったありちゃんがド派手にぶち撒けてうたちも濡れるというシーンに変わって客席大笑いでした。


洋服屋は瑠風くんが担当して、登場の時にさきっぽマネキンにマッチョポーズ取らせて楽しむ様子が見えて(笑)

そしてお店の背景のダンスの絵が違うかったのですが、変わらずパブロさんのサインは飾られていました。


この時お買い上げの真っ赤なキラキラチェックの衣装がすごく似合ってありちゃんカッコ良かったです。うたちはとってもトロピカルな衣装でした。

この衣装はちなみにありちゃんがカードを取り出して「PiTaPaで♪」とお買い上げ(笑)

あまりウケなかったのは意外と関西以外では交通系ICカードのPiTaPaが知られていないからなのかおいで


カーニバルは簡単に客席を走り抜けた後に舞台上に戻った各色で踊り出す流れで、

赤→瑠風くん

黄色→あいみちゃん

緑→さりお

でしたが、オレンジ色だけ記憶にあらず汗


赤色のゆりちゃんのシーンは小桜ほのかちゃんが踊るのではなく持ち上げられるシーンに変更されています。赤色のバリバリ踊るシーンにはハルちゃん(碧羽陽さん)がいますね。

お芝居でもソロがあったし、ショーでもダンサーで歌と踊りどちらでも活躍されています拍手


緑のさりおチームは娘役2人から選ぶシーンで選ばれずしれっと肘で突くような仕草をするあいあい(藍羽ひよりさん)もかわいい照れ

ただこのカーニバルシーンは、被り物を何度か触るうたちが気になってそちらに目線がいくこともありました目

熱い熱いパワーで盛り上がって星組らしさ爆発のラスト!ロケットは同じ振りだけどテンポが速くなっていて大変そう汗うさぎ


そして前トップコンビが裸足で踊ったあの象徴的なシーンがありうたにもあったのに驚いたのですが、踊りは大きく違って、バックハグもなくて砂浜でじゃれているような微笑ましい感じでした。

ありちゃんの振りが大きくキレが良すぎてたまにうたちをポーン!と振り切ったり押しやるように見えるからヤンチャか(笑)と思いながらまだ初々しいトップコンビを観ました。

ちゃんとうたちも時々手を取らなかったりの小悪魔的な振りも覗かせつつ。この時の2つの背景が波ではなく船の形に見えたからこれから!という感じで良かった。


その他新しいシーンはあいみちゃん、ミランダ(綾音美蘭さん)菜乃ちゃんで「私達が星」みたいな曲を歌っていました。ミランダも今回大活躍ですね。


群舞も全く新しくてカッコ良かったです。

謎の合いの手みたいな掛け声で階段上で振りを踊る若手男役達は黒っぽいスーツのせいもありホストのようでしたが(笑)

入れ替わり立ち替わりでポジションが変わるのがとても楽しく娘役のダンスもテンションが上がりました。

瑠風くんが登場して最初は0番を割って踊ったことや、ありちゃんがこの作品で退団する凛央捺はるさんを呼んでセンターで一人踊る所など、素敵なシーン盛りだくさん!


デュエダンはなこちゃん(前トップ娘役の舞空瞳さん)の“星に願いを”がうたちは“見上げてごらん夜の星を”だったのですが、ありちゃんが登場して階段のところで既に手に持っていたティアラをうたちに載せてあげる所から始まり、音楽だけなのですが


手を繋ごう僕と


の歌詞の部分で初めてありちゃんがうたちの手を取ったことと、


追いかけよう夢を

二人なら苦しくなんかないさ 


で手を繋いだまま踊り出したことにすごく感動しました。


ことなこが大好きだったから寂しくはあるのですが、やっぱり新トップコンビも応援してます!


エトワールは大劇場と同じく107期生の詩花すずちゃん。


階段降りは

乙華菜乃ちゃん、あいみちゃん、ミランダ

→さりお、ほのかちゃん

→瑠風くん(2番手羽根)

→うたち

→ありちゃん


でした。


あいみちゃん今回大活躍で下級生の頑張る姿が嬉しいです。なんか少し見ない間に痩せました?スッキリとした顔立ちに金髪がよく似合っていて素敵でした。あのままご機嫌にフニャリと笑うからギャップがおいで


終演後のご挨拶は、こちらも新副組長のオレキザキ(輝咲玲央さん)様が。


ゆーったり、まるでナレーションのように語るからちょっと異色のご挨拶(笑)


「万博のミャクミャクに負けず、モリモリで」


と時事ネタを挟んだり、ありちゃんのことは


「踊れば野獣、普段は可愛く・・・あのきゅるんきゅるんの瞳で見つめられれば・・・」


みたいなことを真面目にいうから面白くてウシシありちゃんは「野獣」という言葉にビックリしてジェスチャーで否定していました(笑)


ご挨拶では真っ先に「礼さんの後を引き継ぐことは自分には大きな壁でしたが」みたいなニュアンスでショーのことを語っていたありちゃん。


3回目くらいの頃は「まさか一緒にお芝居するなんて」と言って横の瑠風くんを見るので瑠風くんも「ねぇー!」と世間話のように語る二人(笑)


最後は4回も幕が上がるから「明日もあるの汗と早々にご挨拶を終えるありちゃんでした照れ



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↑宝塚とは関係なさそうな謎のスポット。



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↑こうなってるのね、と一応確認(笑)

 



↑可愛いカービィーがあちこちにあった梅田界隈でした。


星組さん、全国ツアー頑張ってください爆笑