Fender USA 1979年製 Tele リアPU修理 その1 | RE/F-TECH の足あと by u-tak

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RE/F-TECHとは、ビンテージ、アンティークをこよなく愛するミュージシャンu-takが、
旧き良きギター、アンプを中心に、修理、カスタムする小さな工房である。。。
子供たち(子役)の成長記も、ぼちぼちとお届けします。

さて、本日は全日本バトントワーリング選手権関東支部大会の2日目でしたが・・・

u-takは地区の自治会があったため留守番になりました。。トホホ。

 

調さんは2日間で ①IBTFソロ、②アーティスチックペア、③選手権ソロU-18 に出場し、、、

 

③選手権ソロU-18は1位!!!

②アーティスティックペアも全国大会推薦をいただきました♪

①のIBTFソロは順位等の発表は無いのですが、恐らく代表選考会(全国)に進むと思います。

 

新しい振り付けの習得にどれも苦しんでいて、なかなか思う様な演技ができないのですが、その中では最高の結果を得ることが出来たのではないでしょうか。

 

ご指導をいただいている先生方、相談に乗っていただいている諸先輩方、道具や衣装をサポートして下さる皆さま、会場まで応援に来て下さった皆さまに、心から感謝致します。

いつも有難うございます。

 

次は2024年度を締めくくる3月の全国大会、香川県です!

2025年3月25日(火)~3月27日(木)
あなぶきアリーナ香川(香川県高松市)

2月にオープンする新しい会場の様です!

が・・・ 3月の平日、休めるかな。。 年度末だし。(泣)

 

 

さて本題、Fender USAの1979年製テレキャスターのリアPUを修理させていただきましたのでログに残します。

導通が無いとのこと。

TOPプレートの両端がかなり反り上がっています。

これは、良く見られる症状です。

TOPプレートと紐の間に隙間が出来ていますので、完成後に経年で反り上がったと思われます。

 

正面から見て右後ろのTOPプレート寄りに紐の巻き始めが出ています。

ここは、出ていたり出ていなかったりしますが、出ているものも結構あります。

 

リード線を取り外します。

白線は簡単ですが、黒線は底面の金属プレートにハンダ付けされているため、先ずは金属プレートにハンダ付けされている導線部を、ハンダを溶かして起こします。

ハトメのハンダを溶かしてキレイに導線部を抜いて黒リード線も取り外し。

金属プレートを取り外し。

マスキングテープをキレイに取り外すため、ヒートガンで少し加熱。

綺麗に剥がれました。

Lot Noは 50979。

外周の紐の巻き終わりを慎重に細いピッケルで引き出します。

ここは一周前の紐の下に潜らせてあります。

 

上から見るとこの位置。

紐を解いて行きます。

巻き始めは、その後に巻き付ける紐で押さえられている。

結構しっかり紐が巻かれているので、紐を巻く際の締める力でコイルにダメージが入っている場合もあります。

 

ここからコイル解き機にSETし、巻きパターンを記録しながら断線部位を調査して行きます。

奥に見えているのが記録紙です。

それにボビン上下間の巻き数や巻きの偏りなどを記録しながらコイルを解いて行きます。

 

が、今回はここまで。

 

 

今日は東京も雪予報でしたが、結局冷たい雨でしたね。

寒かった。。

皆さま風邪などひかぬよう、ご自愛くださいませ。

 

 

 

 

では、また。

u-tak