Fender ストラトPUの引出しコイルの浮き処理 | RE/F-TECH の足あと by u-tak

RE/F-TECH の足あと by u-tak

RE/F-TECHとは、ビンテージ、アンティークをこよなく愛するミュージシャンu-takが、
旧き良きギター、アンプを中心に、修理、カスタムする小さな工房である。。。
子供たち(子役)の成長記も、ぼちぼちとお届けします。

アッと言う間に3連休も終わろうとしています。

 

今日のONE PIECEも面白かった~

 

そうそう、NHK-BSで再放送している「まんぷく」は、神部茂さんが登場しましたね!

神部大介の登場まではまだ遠いですが、話は面白くなってきました!

 

 

さて、前回修理した1973年製ストラトのリアPUの同じ機体に搭載されていたミドルPU、こちらのコイルの巻き始め部分の浮きが気になるとのことで、処置をさせていただきました。

 

なるほど、これは気になります。

ギターに搭載すれば触れる部分ではないのですが、運搬や演奏時の振動で、ハトメ側のはんだ付けの付け根や、コイルの下に押さえ込まれている境い目の部分で微小な曲げが繰り返され、切れてしまう可能性が高くなります。

 

メンテのため取り外した時にも、何かに引っ掛けてしまいそうですし。。

 

抵抗値は約5.5kΩで導通はありますので、コイルをハトメ側に引き込んだ上で押さえ込む処置をします。

PUカバーをオープン!

コイルが浮いている巻き始め側の黒リード線を除去します。

そして、前回のブログで紹介した方法で、ハトメ内のはんだを落とします。

ハトメに残ったはんだをコテで溶かしておいて、PUを手に持って上の写真の木の板に「トン」と勢いよく手ごとぶつけると、慣性力ではんだだけが抜け落ちます。

キレイに抜けているのが分かります。

 

このハトメの穴に、巻き始め側の余分なコイルを引き込み(押し込み?)はんだ付け。

黒リード線をはんだ付けして戻します。

先ほど落としたオリジナルのはんだも使いつつ、不足分はケスター44を足しています。

 

巻終わり側はベースプレートにしっかり貼り付いているのですが、今処置した巻き始め側は動く状態です。

これを動かない様に押さえておきます。

 

ポッティング材を少し削って押さえたい巻き始めのコイルの上に乗せます。

はんだごての先でコイルに沿って溶かし込めば完成。

これで簡単には動きませんので、振動で揺すられて切れたりし難くなります。

処置完了!

 

 

高1次男は昨日、オープンキャンバスに行って色々な学部の履修内容の説明を聞き、自分のやってみたい事、やれそうな事について考えた様です。

そのための活動ですので、他の大学もたくさん見てみれば良いと思います。

頑張れ~!

 

 

そして、第51回バトントワーリング全国大会も近づいてきました。

あと約1か月。

12月9日~12月10日、幕張メッセです!

今日も練習に行っています。

 

こちらも楽しみです。

 

 

 

では、また。

u-tak