Rickenbacker PU 修理 その1 | RE/F-TECH の足あと by u-tak

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RE/F-TECHとは、ビンテージ、アンティークをこよなく愛するミュージシャンu-takが、
旧き良きギター、アンプを中心に、修理、カスタムする小さな工房である。。。
子供たち(子役)の成長記も、ぼちぼちとお届けします。

色々と忙しく、久々のブログです。

 

修理の案件も、ブログにアップできないものが続きました。。

更に、コロナに初感染。。

 

移動中のマスクはしていましたが、手の消毒は以前より行うポイントが減っています。

そこに加え、連日深夜まで作業して疲れていたので、感染しやすい体調だったのかもしれません。

 

残念ながら今年は予定していた帰省もキャンセルになりました。

USJのONEPIECEプレミアショーも、中学の同窓生たちと会うのも楽しみだったのですが、仕方ありません。

 

私の周囲ではコロナ感染が増えていますので、みな様もご注意くださいませ。

 

 

さて、リッケンバッカー360のリアPUを修理しましたのでログに残します。

 

受領状態

導通がありません。

 

カバーを取り外し。

カバーを外すと、同時にPU本体のボビンもプレートから外れます。

 

マイナスラインはラグ板にはんだ付けされ、PUカバーを取り付けていたネジの1つで共締めされていました。

それにより、プレートとPUカバーがマイナスライン落とされ、ノイズ対策となっています。

分解の全体写真

ここから、PU本体の断線部をチェックしていきます。

コイルのマイナスリード線は、フェライト磁石に空いた穴から引き出されています。

先ずは外周のテープを取り外し。

結構何重にもしっかり巻かれています。

プラス側の引出し線の接続部が見えてきました。

テープを全て外し、引出し線での断線が無いかチェック。

プラスラインの引出し線は問題ナシ。

 

マイナスラインの引出し線は、フェライト磁石に空いた横の穴からチェックします。

こちらも引出し線は問題ナシ。

と言うことで、コイルの内部断線と判断します。

 

ここからコイル解き機にてコイルの断線部を探していくのですが、PP(ポールピース)があると固定が出来ませんので、PPを外します。

PPはネジになっており、高さ調整もPPを回して行える様になっています。

 

ネジは磁化しています~

コイル解き機にSET

邪魔になるマイナス側の引出し線は、フェライト磁石部にマスキングテープで固定。

長くなってきましたので、今回はここまで。

 

 

私はコロナ感染でダウンしていますが、完全に隔離部屋生活で、他の家族は大丈夫です。

 

調はIBTFのバトントワーリングWorld Championship の配信を観ていますよ。

 

 

 

では、また。

u-tak