BOSS GE-6 修理カスタム その2 | RE/F-TECH の足あと by u-tak

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RE/F-TECHとは、ビンテージ、アンティークをこよなく愛するミュージシャンu-takが、
旧き良きギター、アンプを中心に、修理、カスタムする小さな工房である。。。
子供たち(子役)の成長記も、ぼちぼちとお届けします。

ここのところ忙しく、ゆっくりブログを書く時間も取れません。。

 

まあ、忙しいのは悪いことでが無いのですが。

少子高齢化で人で不足なのも、少なからず影響しているかも。

 

 

 

さて、GE-6の修理カスタムの続きです。

 

前回は、改造内容が良く判らなのでネット上でGE-6の回路図を探し出し、取り敢えず半導体関係の部品をチェックして、エフェクトインジケーターのLEDへつながるツェナーダイオードが故障していることが分かったところまででしたね。

ツェナーダイオードを交換する前に、一旦オリジナルの回路の状態に戻すべく、改造された配線を回路図を参考にしながら戻して行きます。

 

改造配線が原因でツェナーダイオードが故障しているのかもしれませんので。

 

先ずはDCジャックから6バンドのスライド抵抗基板へつながった抵抗を除去します。(下の写真の矢印部)

同時に6バンドのスライド抵抗基板からメイン基板のスイッチ回路のトランジスタの脚(2SC536のベース)につながった継ぎ接ぎの線も撤去します。(下の写真の矢印部分)

上の写真の上側の矢印部分で接合された、6バンドのスライド抵抗基板から出ている青い配線は、もともと6バンドのスライド抵抗基板の左側に付いている多芯のフレキシブルなバンドケーブルから供給されるLEDの信号電源をLED側へ送るバイパスケーブルでしたので、元通りに配線。

改造を試みた人は、おそらくBOSSの他のエフェクターの回路図を参考にして、スイッチング回路のトランジスタのON回路からLEDに信号を送ろうとした様に見受けられます。

 

ここから故障部位を修理して、オリジナルの状態を再現します。

 

故障しているツェナーダイオードを交換します。

順方法にも逆方向にも導通がありません。

 取り外します。

 Z4.7の表示ですので、4.7v仕様の模様。

 

ここは、GE-7の回路ではRD5.6EB3となっていますが、こちらも廃番。

一旦6Vのツェナーダイオードにします。

この時、なぜか元の取付け方法と同じにすると、LEDが点灯しなくなり、エフェクトもかからなくなりました。

 

そうなると、ベースの脚に直接配線がはんだ付けされていた、スイッチ回路のトランジスタが怪しくなります。

テスターの導通モードでチェックすると、このトランジスタの反応が悪いような感じもあります。

 

はんだを吸い取ってこのトランジスタを取り外します。

が、トランジスタチェッカーでチェックすると、問題ナシ。。

結局、色々確認しましたが直らず。。

 

もしかして、ツェナーダイオードの方向か?と思って元の取付け方法と逆にすると・・・

何と! LEDが点灯し、エフェクトもかかるようになりました。

回路図から見ても逆向きですが、この方向に取り付けないとLEDが点灯しません。。なぜ?

 

取り敢えずオリジナルと同じ状態になり、フットSWを踏んだ時だけ(踏んでいる間だけ)LEDが点灯し、問題無くエフェクトもする様になりました。

 

まだ3.2kHzが効かないままですが・・・RC3403ADBは全Chとも生きている様ですので、回路上の問題です。

それは恐らく原因さえ見つかれば修理可能ですので、ここからLEDのカスタムをしてしまいます。

 

やはり、エフェクト中はLEDが点灯してくれた方が分かりやすいですので。

 

 

 

と、記事を書こうと思いましたが、睡眠不足で眠く・・・

今回はここまで。

 

 

さすがの調さんも最近忙しく、疲れ気味の様です。

学校と部活とバトンと仕事、フル稼働ですから。

でも、学校も部活も楽しいから、何とか頑張れるのだそうです。

 

若いって、素晴らしい!!!

(ちょっと羨ましい。)

 

 

 

 

 

では、また。

u-tak