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末っ子次男は数度のPCR検査も陰性。
開幕に向け、レッスンも佳境です。
気を引き締めて行きましょう!
さて、Ovation のビンテージAdamasのプリアンプの修理をさせていただきましたのでログを残しておきます。
音が出なくなったがどこが悪いのか分からないとのことで、ギターから取り外された状態で届きました。
電池を入れて、ピエゾPUを繋ぎ、アンプに接続してみると、電池を入れた時はわずかにノイズが出ますが、ピエゾPUの音は出ません。
テスターで測定すると、9V電源は来ている模様。。
こんな時の強い味方、シグナルトレーサー!!!
何度か登場していますが、もちろん自作品。
中身は380アンプです~(笑)
2系統の入力に、ピエゾPUを接続して、トントンとタッチしながら、どこまで信号が生きているか確かめていきます。
が、1段目のFETトランジスタから、既に音が途切れています。。
2N5458、現在は入手が難しくなっているFETです。。
思い切って取り外し、チェックしてみましたが、どうも故障はしていない模様。
次に怪しいと見込んだのは・・・ タンタルコンデンサー
これも試しに取り外してチェック。
が、こちらも問題ナシ。。
LCRメーターで容量もチェックしましたがバッチリでした。
うむむ、、、
結局、実態の配線状態で、再度アンプに繋いであちこち触ってみると、何かのタイミングでノイズが大きく出たり止まったりすることを発見!
結局、不具合のあった場所は・・・
電池BOX!!!
マイナス線が恐らくほとんど切れた状態で、ほんの少しだけつながっていたのではないかと推測します。
なので、電池を入れると電圧は確認できて、プリアンプからも動作しそうなノイズが出ていたのだと思います。
が、実際に音が出るレベルでFETが動作しようとすると、電流が流せないので音が出ない、と言う状態だったと推測します。
電池BOXのマイナス配線を直すと、プリアンプ復活!!!
基板面に沢山付いていた、焼けたフラックスも清掃して修理完了♬
今回も、無事に任務完了できました。
修理は毎回正解が違ったり、正解が無かったりするのですが、何とか機能を使える状態にすべく、試行錯誤しながら何とかしていく過程が楽しく、醍醐味です。
改めて、RE/F-TECHの原点ですね。
では、また。
u-tak