タッチセンサーセレクターSW、開発中! | RE/F-TECH の足あと by u-tak

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旧き良きギター、アンプを中心に、修理、カスタムする小さな工房である。。。
子供たち(子役)の成長記も、ぼちぼちとお届けします。

ポカリスエットCM 「ポカリNEO合唱」篇、ご覧いただけました?

長女が参戦しました!

探してみてくださいね♬

https://youtu.be/DLgwtT14ZoY

4回出てきます。

 

 

さて、本題です。

 

コロナ肺炎の影響で、外出自粛。

と、言うことで新商品の開発に注力しています。

 

RE/F-TECHではここ半年、密かにエレキギターのセレクターSWをタッチセンサー化する開発を進めています。

 

マイクロリレーを使用する方法、CMOSアナログSW式、フォトMOSリレー方式・・・等、色々な方式が考えられます。

 

①先ずはマイクロリレー式。

タッチセンサー入力に対して、リレー配列の組合せで複雑な回路構成が可能となるところが魅力です。

 

しかし、今回は基板サイズを小さくして、従来のセレクターSWと置換えられる様にしたいため、リレーを並べるには、基板サイズの制約を受けそうです。

 

またリレーには接点があるため、経年劣化や接点ノイズが心配。

従来のレバー式セレクターSWでも、古くなるとガリが出ますよね。

と、言うことで今回の検討では見送り。

 

②CMOSアナログSW式

3つのPU信号を独立ON/OFFしてMix出力する試作機を作成しました。

詳細は・・・ おっと、まだ非公開です。

 

③フォトMOSリレー式

こちらも3つのPU信号を独立ON/OFFしてMix出力する試作機を作成しました。

詳細はまだ公開できませんが、こちらの方が回路としてはシンプルで、最終的な基板サイズは小さく出来そうです。

 

それぞれ、ギターに組み込んで使用感を確認します。

が、それらよりも課題が多いのは、タッチセンサーSWのインターフェイス部分!

従来のセレクターレバーが通る隙間から、インジケーターが見える様にしてみました。

 

ギターに組むとこんな感じです。

 

フロントON!

 

ミドルON!

 

リアON!

インジケーターの視認性も、もう少し改良が必要です。

 

またセンサーの感度は調整し、それなりにしっかりタッチしないと作動しない様に設定したのですが・・・

小指をピックガードについたり、手を広げてピッキングするスタイルでは、フロントのセレクターSWに触れて、意図せずON/OFFしまう場合がありました。

今、フロントのタッチセンサーSWの位置は、セレクターSW取付けビスの内側(Volポット寄り)の、やや外側(ネック側)。

 

SWの位置を工夫するか、スイスのRERISHギターの様に2か所ずつ触る様にするか・・・ ここが一番の課題ですね。

 

他にも課題が。。

・全OFF時に微小に音漏れ。

・時々タッチSWのON/OFF時に小さくパチッとノイズ音。

 

9V電池は必要ですが、リーズナブルな価格で、従来のセレクターSWから取替えられて、接点トラブルから解放される、そんなタッチセンサーセレクターSWを目指します。

 

進捗があれば、お知らせします。

 

 

 

では、また。

u-tak