アコギ ネック元起き調整 | RE/F-TECH の足あと by u-tak

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気長にお待ち下さい。。

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YAMAHA製アコースティックギターの

ネックが元起きしてきたので修正。

 

ネックヒール部分からヘッド寄りに

すぐのところが起き上がっています。

 

ネックの指板の一番エンド部分と、

元起き部分より5フレットくらいヘッド寄りと、

1フレットにスペーサーを挟んで矯正用角材を置き、

サウンドホール内のネック裏面と角材、

ネックヒールと角材、

1F部分をそれぞれクランプで軽く押さえます。

 

ネックヒール部分のクランプを締め込んでいくと

強度的に弱いネックヒールからヘッド寄りが曲がり

元起き部分が伸ばされます。

 

ヒーター板はネックエンド側のスペーサーと

ネックヒールから5フレットくらいヘッド寄りに入れられた

スペーサーの間にだけ入れています。

 

これで1時間通電。

ヒーターを入れた部分の、ネックの裏側まで

暖かくなっていれば一旦終了し、効果を確認します。

 

 

今回は効果が少なかったので、

別の方法で再トライ。

スペーサーの位置は同じで、ギターはうつ伏せ。

元起きの部位のすぐヘッド寄りを

直接クランプして締め付けて伸ばします。

 

1回目の方法で効果が少なかったので、

結構しっかり締め付けて矯正します。

 

今回はヒーター板を、

スペーサーを避けた全面に入れ、

ネック全体に熱をかけます。

 

同じくネック裏面が熱くなり過ぎないよう

電源コントロールしながら1時間。

 

これでバッチリ元起き修正できました。

その後、フレット調整して完成!

 

 

 

では、また。

u-tak