本来なら、一人一人のところに伺い、きちんとお礼を申し上げたいのですが、時間的体力的にしんどいため、こちらの記事で纏めさせていただきます。スミマセン、どうかご容赦ください。


きなこさん、じゅんさん華桜小桃さん、さなやんさん、えいとまんさん、まめ柴犬さん、桜琥さん、さゆみさん、たこさん、K.Iさん、naoさん、まよこさん、さかなさん、美華さん、アリスさん、虹はん。さん、如月らねさん、みぃさん、★さん、たこちゃんさん、ペロリンさん、atoさん、boopyさん、砂羽さん、
そして数え切れない位の沢山の方々、少しでもこのブログを見て足跡を残して下さった方々、


コメントやメッセージ、ペタで支えてくれてありがとうございました。自暴自棄で自己批判や自己卑下ばかりしていた私に、温かな気持ちを注いでいただいた。愉快なコメントで癒してくれた。前に前に進む光と力をもらいました。

皆、大好きです。



ニラヲチさん、あっぴーママさん、たやたんママさん、その他沢山の方々、

あなた方からの声、ご批判やアドバイスは、甘えて楽な方に逃げてばかりの私には、耳の痛い内容。でも嬉しかった。ブログをしていなかったら、きっと触れることもできなかったから。本当にありがとうございます。栄養の足りない呆けて狂った頭で、なかなか全て理解し受け入れることが、今は出来ないけど。しっかり残して、刻み込んでいきます。ありがとう。ありがとう。

弱くてちっぽけな私に、本当に沢山の方々が寄り添ってくれた。関わってくれた。有り難くて、有り難くて、勿体無くて、切なくなりました。


いっぱい「借り」を作りました。

何年かかるか分からないし、帰ってこれるかもわからない。

でも、皆さんに「借り」を返せる日を、自分の目標なしようかな。

待っててください。

とにかく進みます。








イクナイ単語を並べてて、ブログを賑わして下さった方々にも軽く感謝。なかなか面白かったです(笑)






終わりだからと特別なことをするのは、これだけにします。私らしくないしニコニコ

あとしばらく、お付き合いくださいねニコニコ
大食い フードファイターの裏側~摂食障害に病んで~-P2011_0108_102257.JPG

今日は京都へ、お墓参りです。

ワンコも一緒(^_^)

防寒対策もバッチリ!
この日から、私は一人で戦う。
誰にも頼らず、自分の力で、自分の身体で、自分の心と戦う。

戦う?


違うな。


「自分自身から逃げたり、目を背けたりできない環境に身を置かせてもらう」

ネジ曲がり、ひねくれ、もはや実体すら失ってしまった精神を叩き直す。

甘えた弱腰の私は、戦うことなんて出来ないだろう。

過食嘔吐を奪われ、当惑して狂ってしまうかもしれない。

その先に何があるのかな。



ここで、皆さんから頂いた言葉や気持ちを携え、進んでみます。


皆さん、本当にありがとうございます。
いつも本当にありがとう。

ごめんね。

毎日作ってくれるお料理、本当に美味しいし、嬉しい。有難い。
なのに、栄養にできなくてごめんなさい。
素直になれなくて、ごめんなさい。

心の栄養にさせてもらっています。来週からのエネルギーを貯められたよ。

母親は笑って聞いていてくれました。

お母さん、ごめんね。

今の私、こんなことしか言えなくて。

Q

大食い番組の収録の一連の流れと、その間のスタッフの摂食系ファイターに対する対応や、事前のメディカルチェックの意味(明らかに摂食障害と分かっていて出場を許可する理由)など具体的に教えてほしいです。司会者さんやディレクター等のスタッフさんは病気の人間を病状を悪化させるような行為にわざわざ協力し、それを持って商売とすることに何も抵抗を持っておられない様子でしたか?


キスマーク

以前からご質問いただいていたのに、回答遅くなって申し訳ありません。


なかなかでデリケートな問題だし、またまた炎上の種となりかねないので、

多少躊躇していたというのが正直なところです。



これから私が回答することは、「一選手」として、私個人が見て感じたことです。

この前提でお読みいただくことをお願いいたします。



まず、予選時の試合前メディカルチェックに関してですが、人数の問題もあり、

きちんとしたものではありません。


事前にアンケートでアレルギーの有無や健康状態を記入しておきます。

当日は、医師による問診程度のチェックが行われます。(一人5分程度?)


出場者は、れっきとしたオトナですし、

最低限の健康管理は自己責任において行うのが当然のことかと思います。



試合前には、番組スタッフから、再三にわたり「不調になったらすぐに訴えること」や

その日の天候やコンディションに応じた指示や忠告が行われます。


例) 気温の低い屋外での試合時

 冷え切った身体に温かい食物を急激に入れると、体内の血液が一気に胃に集中し、

 末端部分(手足)の血流が欠乏して、痙攣や「つった」状態になる。

 それを避けるため、試合前、冷たい水をコップ一杯飲むことを指示されます。



試合中は、医師が常に目を配り、スタッフもいかなる事故も起こすまいと、

細やかなサポート体制をしいて、円滑な収録を進めていきます。




「摂食系ファイター」という言い方が適切かどうかは、ちょっと疑問ですが。。。


試合を勝ち進んでいくための、身体や胃の調整の仕方は選手それぞれ。


私は「上から出す」つまり、「嘔吐」によって、調整を行っていました。

嘔吐しずらい食材の時は、アイスクリームや、大量の水分を摂取することにより、

スムーズな浄化に努めていました。

普段から、嘔吐することもあったため、試合中の嘔吐で体調が悪くなったりすることもありませんでした。

むしろ、試合のときは45分という短時間の過食で、すぐに排出するため、

普段やっていた過食嘔吐よりも、事後処理は楽だったという印象があります。


本戦出場レベルにもなると、体調や消化器官関係の管理についても、

各選手はしっかりとした自己管理を行えて当然。

試合後も、それぞれの方法で、連戦に耐えうる体調維持を行います。

栄養ドリンクや、サプリメントを非常に有効に使われる方も居ます。


試合に関わる体調不良で、医師のお世話になる方は殆どいないと思います。


食材の特性による、口内の火傷や傷に関しては、医師が常に的確かつ適切な治療を施してくれます。


話がわき道にそれてしまいましたが・・・



選手達自身も、そしてスタッフなど関係者も「病気を悪化させる」などいう認識はないのです。

ひとつの競技。

それにまつわる、各個人の対応方法や、勝利のためのストラテジーは、いわば企業秘密でもあるわけで。


選手にしても、「自分が病気である」と考えていたら、勝てるものにも勝てません。

勝利という一つの目標に向かい、自己を研鑽し、調整し、突き進んでいくのです。



今トップレベルにおられる方々は、試合においても、日常においても、

しっかりとした体調管理が出来ている、選ばれしものたち。



私は、その技量も能力も無かっただけ。




ううむ。


難しいです。


私の従兄弟は、国指定の難病である「クローン病」を患っています。



http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3%E7%97%85023.htm

http://www7a.biglobe.ne.jp/~crohn/crohn2.htm


この病気は上記のHPにあるとおり、消化器官に炎症や潰瘍を生じる疾患であり、

完治することはありません。


また、食事療法が大きなウエイトを占める、「食に関わる病」です。


従兄弟の場合、普段からも食事を自由に取ることが難しく、

鼻から胃に直接チューブを入れ、高カロリー栄養剤を摂取することで、生きるためのエネルギーを得ています。


症状が沈静化しているときでも、「食べてはいけないもの」が多くあり、

「食の楽しみ」は人生から排除されているような状態です。




私の叔父は、昨年暮れに大腸がんの手術を受け、人工肛門になりました。

もともとお酒が大好きで、元気なときは、私も一緒に晩酌を楽しんだものです。

食事に関しても、消化器官の終着点である大腸を大きく切除してしまったため、

従来のように自由に好きなものを食べることが出来なくなりました。




二人は「食べたくても、食べられない」病気です。



私は?



「食べたくても食べられない人も居るのに、お前はなんて贅沢な病気だ」

「欲望の赴くままに振舞っていられて、幸せものだ」



やはり、こう言われるのにも仕方ない一面はある。


身近に、外科的内科的な要因で食を楽しめなくなった人が居る私には、

この言葉、身につまされます。




同じこと、また書いてるって言われるけど。



病気に優劣もなにもないんだけど。


理屈はそうだけど、やはり、人の気持ちって、考え方や思いに影響を与えるものだから。



私は確かに、贅沢病だ。

「なんでこんな病気になってしまったんでしょうか。前みたいに普通に食べられるようになりたい。元に戻りたい。」

そう言って泣く私に、以前お世話になっていた大学病院の先生が言ってくれた言葉。

「《元に戻る》のではなく、《病気を乗り越えて、先に進む》んだよ。病気になる前の自分に戻ってしまったら、また繰り返しになってしまうから」


目の前のハードル。
高くて、難しい関門。
引き返すんじゃなく、死ぬ気で乗り越えた先には、きっと、今までとは違う何かが待っててくれるはず。
たわいない戯れ言。


心が、身体が、許してくれるようになったら。

また独り暮らしをしよう。

最低限生きていける分のお給料をもらい、毎日自分でお買い物やお料理をしよう。

たまには、母親を誘ってランチや旅行にも行きたい。

きなこちゃんみたいな可愛いネコが欲しい。

静かに普通に。

寝て、食べて、働いて。
笑ったり、悩んだり、頑張ったり。



贅沢で、大切な夢。



皆さんには、夢、ありますか?
お母さん、ごめんね。

あなたは、間違いなく、私を愛してくれてる。

あなたは、間違いなく、私に無償の愛をくれてる。

自分は持病で食事制限があるのに、私をサラダバーのあるレストランに連れ出してくれた。
何回もお代わりを繰り返す私を見るのも辛いはずなのに、「お野菜いっぱい食べれてよかったなぁ」と笑ってくれた。
気持ちが安定して、たわいもない会話をし、気楽に笑い合えて、すごくすごく嬉しくて。

私の幸せは、母親が身をを犠牲して与えてくれているんだ。

それなのに。

「あなたの病気はよくなるどころか、悪化する一方」と嘆くあなたに向かって、「勝手に心配して、押し付けないで」と身勝手な怒りをぶつける私は最低だ。

「摂食障害は母親からの影響に起因している」などというありきたりの通説を振りかざす私は最悪だ。

私がいたら、お母さんは壊れてしまう。
34にもなろうとしている私は、残酷で容赦ない、幼児のような貪欲さで、母親からの愛を搾取している。

お母さん、あなたはずっと、私に愛を与えて来てくれた。
おろかな私は、その受け取り方がわからなくて、歪んだ化け物になってしまった。

貰っても貰っても、違う方向を向いて「どうして、ほしいものをくれないの?もっともっとちょうだい!」ってわめき散らして。

本当にごめんなさい。


自分で自分が許せなくなる。
一番大切で無くしたくないのに、自分の思い通りにならないと、身勝手に怒りをぶちまけ、逆上する。

私はダメだよ。


お母さん、ごめんね。