このオイル、私大好きです
その理由は、殆どリノール酸を含んでいないからです
リノール酸は必須脂肪酸(体の中で合成できない脂肪酸)なので、食事で摂る必要があります。
しかし、一方で、リノール酸は体の中で、一部、アラキドン酸に変化して、アレルギーを躍起させるデメリットがあります。
日本人は、食事で必要以上にリノール酸を摂っていることも様々なアレルギーの一因と私は考えています。
皮膚に塗った植物油の脂肪酸の一部は、食事で摂った時と同じように血管の中にも入り込むので、皮膚に塗る植物オイルには、リノール酸が極力含まれないもの(マカデミアナッツオイルやヘーゼルナッツオイル)を私は用いています。
マカデミアナッツオイルには、オレイン酸やパルミトレイン酸が豊富に含まれています。これらの、脂肪酸の働きは見逃せません
オレイン酸は、血液中の悪玉コレステロールだけを減らし、動脈硬化、心臓病、高血圧の予防など、特に循環器系に良い働きを示してくれます
そして、若さの脂肪酸の別名を持つパルミトレイン酸は、加齢とともに減少する脂肪酸なので、スキンケアに用いれば、乾燥によるシワや肌荒れが緩和して、肌にハリとツヤが蘇ります
また、ぶどう糖負荷試験において、マカデミアナッツオイルでマッサージの有無で比較したところ、マッサージされた被験者たちの血糖値は有意に低下していることが示されています。(アロマテラピー学雑誌、Vol.14, No.1, 8-14, 2014)
スパカルのハーモニーハーブオイルにもマカデミアナッツオイルが含まれています。
ラベンダーやローマンカモミール、イランイランの精油もブレンドされているので、スキンケアにばっちり役立ちますね。
楢林佳津美profile**************
「自分の体は自分で。」をモットーに、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の知識とアロマセラピーの精油のエビデンスを元に考えたセルフケアの方法「楢林式アロマ膝ケア」を考案されその活動は約30年に及び、多くの方の健康に寄与し、QOL向上を叶えておられます。
一般社団法人日本アロマ膝ケア協会代表理事
日本アロマコーディネーター協会主任講師