中国では「果中の王妃(果物の女王)」として親しまれています。![]()
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8世紀の中国・唐の時代、楊貴妃はライチが大好物でした。ライチの産地である嶺南(現在の広東省や福建省)は都・長安まで1500km以上も離れた場所にありました。
それにも関わらず、皇帝・玄宗は楊貴妃のために新鮮なライチを届けようと馬にリレーをさせながら都へ急送させたと伝えられています。![]()
ライチの種子は漢方薬として利用されることがあります。
気の流れを良くして、痛みを和らげたり(理気止痛)、体を温め、冷えによる不調を改善させたり(温中散寒)、血流を促進し、滞りを改善(活血化瘀)する働きがあるとされます。
気の流れや血行が良くなり、冷えが改善されることは、美容にも大きな効果をもたらします。楊貴妃はライチの実だけではなく、種子からも恩恵を受けていたのかもしれません。![]()
ライチ種子のエキスは、肌の弾力に欠かせないコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の減少を抑制します。
コラーゲン産生を促進し、ヒトに対する試験では、美肌作用が確認されています。
(特開2003-063926)
さらに、体内の活性酸素を取り去る働きもあるので、肌の酸化によるトラブル回避にも役立ちます。![]()
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シミの色素であるメラニンの産生には酸化も関わっています。
シミ形成にはチロシナーゼという酵素も関与しますが、ライチ種子エキスはこの酵素の働きを阻害することも分かっています。(特開2005-281318)
ライチを好んだ楊貴妃の肌は、白く透き通って、滑らかな肌だったと言われています。その美貌は、「羞花閉月(花も恥じらい、月も隠れる)」と形容されるほどでした。
楢林佳津美profile![]()
「自分の体は自分で。」をモットーに、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の知識とアロマセラピーの精油のエビデンスを元に考えたセルフケアの方法「楢林式アロマ膝ケア」を考案されその活動は約30年に及び、多くの方の健康に寄与し、QOL向上を叶えておられます。
一般社団法人日本アロマ膝ケア協会代表理事
日本アロマコーディネーター協会主任講師

