眺めたり 寄り添ったり | いつかきっと白い翼!!

いつかきっと白い翼!!

Where flowers bloom so does hope.

FINAL FANTASYⅦ REBIRTH 究極の映像、音響、音楽と盛りだくさんの内容で、非の打ち所のない傑作です。ヽ(=´▽`=)ノ

 

オープンワールドとして、新しく生まれ変わった世界を心のままに旅することが出来る。

今回のストロングポイントは、これに尽きると想います。

 

PS5の性能を限界まで使い切り、溢れんばかりの自然の豊かさを表現してくれた制作スタッフの皆さんに最大級の賛辞と感謝を送りたい。

登場人物の表情が豊かで、驚かされっぱなし。

人物撮影(ポートレイト)専用カメラで撮影したような、人物の立体感には驚かされます。

群像劇としての表現力も上がり、お互いの表情だけで感情を読み取ることが出来るので、分かりやすくなっていますねー。

前作の良い点を引き継ぎ、最近のAAAゲームの良い点を研究して、大量のミニゲームも織り込んだ超弩級のAAAゲーム。

広大なエリアの一部を歩くだけでも、何時間も掛かりそう。ファスト・トラベル(拠点間移動)は、助かりますね。

フルオーケストラや生演奏かと想う楽曲は、400曲を超えるとか。(。>﹏<。) ←ユフィのチョコボの歌が良かった。

ゲームのインストール容量が約150GB。むしろ良く収めることができたものです。

 

前作がミッドガルの街をテーマパークのように再現しているとすると、今作は旅そのものを再現している感じ。

隅々まで探求して、街の人と会話を楽しみ、サブクエストにも挑戦していくと、メインストーリーの解像度が上がるし、報酬アイテムのおかげでサクサク進みます。

カードバトルの作り込みが凄くて、これだけで一つのゲームとして成立しそう。

 

現代っ子(忍者)のユフィが出てくると、物語が明るくなってくれますねー。ヽ(=´▽`=)ノ

パートナーとして好感度を積み重ねていくと、デートイベントが待っています。

初めてFFⅦをプレイしたときもユフィだった記憶が。

ドラクエⅤの花嫁が選べない気質だからではありません。

ユフィのファンだからです。(ありがとうございます。)

FFⅦの登場人物では、ケット・シー様が一番好きですねー。(o・ω・o)

幾重にもペルソナを被っているキャラで、正体を知っていると・・・今作の演技は百点満点。

アニメーションのようなユーモラスな動きとモフモフ感で、他のキャラと混じっても違和感がないのは凄い。

ザンガン師匠が・・・藤岡弘、さん。(。>﹏<。) かっこいい!!

陸海空の三界を制した男。こんな台詞を言ってみたいものです。ヽ(=´▽`=)ノ

(陸を制するためには、何をやればよいのだろうと考えてみたり。)

完成記念のインタビュー記事を読むと、FFⅦリメイクでは・・・今作で世界全体をオープンワールドとして構築し、次回の完結編では空を自由に飛び回るシステムを完成させようとしているとか。

何年掛かるか予想すら難しいとの話ですが、期待したいと想います。(おわり)

 

 

 

 

<以下、読む必要のない文章です。配慮はしていますが、ネタバレを含みます。>

 

前作をプレイした人は分かると想いますが、原作に忠実に大筋の物語は再現されていると感じました。

多くの派生作品での設定を、原作にフィードバックして盛り込んでいるのかなと。

原作しか遊んだことがない、以降を知らない人でも楽しむことが出来ます。

 

分かりやすく書くと、星を破滅に導こうとする輝きの結晶(黒マテリア)と、星を破滅から救おうとする輝きの結晶(白マテリア)との戦いを描いた物語。

原作では、ひとつの世界、ひとつの星を巡り、古代種(古き存在)と新しい生命(現代の人々)との生存競争として描かれていました。

今回のリメイクでは、遥か昔、宇宙の彼方より星を旅している古代種として再定義されています。

単純な善悪の二元論では捉えきれない、複雑で濃厚な色に変化していく。

星の記憶(ライフストリーム)に触れることで、世界が秘めている可能性を感じ取ることが出来る。

時間や場所に縛られることなく、星を旅する種族の最後の生き残り。

人として生きていくことは難しく、凝り固まった思い込みや気持ちでは間違いを犯してしまうこともあるかもしれない。たくさんの可能性を秘めている広大な世界の中で、周りの現実をよく観察しながら、最後まで諦めずにこうありたいと理想の姿を追い続けて、新しい方法を模索していく。

オープンワールドの本質を、これ以上ないくらいに美しく物語に落とし込んでいます。

全ての遊びの中でプレイヤーに優しく語りかけてくれているように感じます。

 

世界を旅しながら、遠くの景色をゆっくりと眺めてみたり、ときには寄り道をしたり。

出会いの中で、多くの人の心に寄り添っていく。

 

究極の幻想(ファイナルファンタジー)シリーズの中でも、Ⅶは王道の物語ですねー。ヽ(=´▽`=)ノ


 

残念な点としては・・・昔のパソコンゲームみたいに大雑把な調整も感じます。

遊びにくいミニゲームが多い点も玉に瑕。モーグリの迷子探しとか。(。>﹏<。)

ゴンガガの密林迷宮など、後半のマップデザインは良くないですね。

苦手なものは、スルーしても良いかと。

(2周目以降は前作と同じで、進行状況を引き継いでチャプター選択できます。)

幻想の世界での自由な旅をあなたに、ぜひとも心のままに冒険をしてみてくださいねー。