洗練OUTPUT -30ページ目

洗練OUTPUT

還元練習

今日は朝から大学の試験を受け、久々に会った一つ歳上の中川くんとタイ料理ランチへ行った。彼の名前に河が入っているのに、姓にも名にも「かわ」があるのねとギリギリのラインを泳ごうとするも、間はやってくる。結果はアウトで、親の離婚のせいだと教えてもらった。そんな中川くんと四時間も談を交わし、名残惜しむように別れを告げた。彼は男ではないのかもしれない、と思うほど魅力はないがとても聡明でキュートな男性だった。

夕方からの私は小学生の算数の先生だったり中学生の国語の先生だったりする。国語の時間に中一の中川くんは言う。
―さすが国語の先生。本ならなんでも知ってるんだね。
―知らない本もあるから、もしオススメの本があれば教えてよ。読んでなかったら読むから。
こんな一言で彼の読書量は増えるだろうか。自分の言葉に疑問を持ちながら、輝いた瞳を見つめた。

いつものように中川家の漫才を観る。毎日の日記も、張った湯に浸かるのも、ある程度の自炊も続いている。こんな風に私の人生の道も気分次第で続いていくのだろうか。いや、むしろ人生は途切れてもいいような気がする。恒常的に向上している。