寒さと痛みと心強さと | 洗練OUTPUT

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還元練習

寒い。そういえば東京都心に11月に積雪したのは観測史上初だとニュースでやっていた。しかし、雪が降るほど寒いとも感じなかったような。不思議なものである。
2016年もあと一ヶ月たらずで終わってしまうと思うとなんだか名残惜しい。何か目標があったわけでもなんでもないのに、毎年12月になると何かやり残したような気持ちに苛まれる。今年は実家を出たり、作詞作曲をしたり、一生会えないと思っていた人とひょんなことで再会したり、色々なことに挑戦した一年間だった。あっという間だったなぁと思い返している今はバス停でバスを待っている。話は戻るがやっぱり寒い。12月のことを師走というが、師は忙しいからではなく寒いからジョギングをしてるのでは、と思うくらい寒い。
そして、寒くなると必然的にお腹が痛くなる頻度が増える。腹痛は腹痛持ちとでしか語れないような、特定の共有できる絶妙な痛みだと勝手に感じている。だから日曜日のお茶の間でおなじみのちびまる子ちゃんに出てくる山根くんは、孤独と腹痛で大変だろうなぁ、なんてアニメのキャラクターにも想いを馳せる。だって腹痛持ちという同盟で結ばれているのだから。そんな腹痛持ちになんの祝砲か、腰痛が加わり、頭痛も加わった。もうロキソニンとは大親友である。私はもう君なしでは生きてはいけない。これから先どんな人生が待っているのだろう。来年の3月に腰の手術を控えてる今、将来のことなんて考えている余裕は雀の涙ほどもなく、目の前の手術におののくことしかできない。
文字どおり痛みと背中合わせなのだが、この状態になってから気づいたことが一つある。痛みと孤独は近いところにあるということだ。たとえば、表現にとてつもなく優れた人が、とてつもなく想像力豊かな人に「痛さの加減」を伝えたとしても、相手も同じ痛みを味わうことは不可能である。痛いという事実とそれに付随する感触を想像するしかないのだ。痛さを実感する行為はとても孤独ではあるまいか。
何はともあれ、痛いのは嫌なので、2017年は痛みの少ない一年になるよう心掛けたい。何よりも健康なのが一番である。