軍師官兵衛:最終回 乱世ここに終わる 第2幕 | ♪ DEAR MY LIFE ♪

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9月15日、美濃、関ヶ原にて、東軍と西軍が激突した数日後、
九州豊後において、破竹の勢いで戦闘続行中の如水軍。
太兵衛九郎右衛門の活躍が伝令で届けられる。



そこに、善助が浮かない顔で如水のもとに。
この時点で如水は、関ヶ原における天下分け目の戦いが、
わずか一日で終わってしまった事を知る・・・。



この豊後における、如水最後の戦闘シーン。
エキストラの数も充実していて、かなり良い出来栄え。

また、この「如水の陣」については、
公式HPの「美術の世界」にも紹介されてますが、
かなり細かく作り込まれていました。

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如水カラーとも言える黒と白による「幔幕」
あの独特な形をした「如水の兜」や、
竹中半兵衛の遺品でもある、あの「軍配」などなど。



そして、今は懐かしい備中高松城の時に造った、
戦場の地形を形どった模型=ミニチュアのジオラマとか。



黒塗りに、所々、金の装飾が施された輦(れん)は、
良く見ると、座る部分に背もたれも付いてるんですね。

時代考証的に考えると、ちょっとありにくいアイテムですが、
ドラマ的に見ると、雰囲気あるし、良い出来栄えですよね。w



関ヶ原の戦いから、約10日後の9月27日、
逆賊を討ち果たした家康は、淀君秀頼に報告。

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逆賊とはいえ、元々は亡き太閤殿下の家臣、
情状酌量を訴えてみる淀君だったが、家康が許す筈もない。
それどころか「彼らを庇う者も同罪」と、淀君を威嚇。



囚われの身となった安国寺恵瓊、小西行長、石田三成
吉川、小早川を調略していた長政に対し、
「さすがは如水殿の息子!」と褒める恵瓊。

三成の肩に自分の陣羽織を着せてやる長政。
この有名なシーンの中、色々あったけど水に流そう~っていう台詞は、
う~ん、なんかダサイ、「粋」じゃないんだよねぇ。

あと、この場面、裏切った小早川秀秋くらいは、
登場させても良かったんじゃないかなぁ~

長政以外の武将を登場させる事によって、
より、長政の態度を鮮明に描くことが出来ると思うんですよね。
ちょっと、もったいないシーンだったかな。



10月1日、安国寺、小西、石田の三人は、
洛中引き回しの上、六条河原にて処刑された。

戦後処理の最中、家康による論功行賞の結果、
「筑前52万石」を告げられる黒田長政。

>如水殿が九州でずいぶんと骨折ってくれたようじゃが、
>もう十分じゃと、お伝えくださらぬか。(家康)

>・・・はっ、。。。(長政)

慰労半分、皮肉半分、微妙な、お言葉。w
これは、結構、パンチの効いた台詞で面白かったです。♪(*'-^)-☆

▼軍師官兵衛:最終回 乱世ここに終わる 第3幕