大学院同期のシモさんといま新幹線で仙台に向かっています。
修了してから仙台には行っていないので少し楽しみです。

新幹線の中にある通信販売雑誌を見ていると「刃物の『関』プロ仕様」とありました。
頑張ってる会社はどこなんでしょうね??

まぁ後輩に満足してもらえるような話をしなくては!

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ということで大学院に行ってきました。
思ったより反応が悪かったですね。
やっぱり時期の選定ミスだったかもしれません。
しかし、これ以上早いのも私に話すことがなく、
これ以上遅いのも就職活動に支障をきたすということで止む無しかと…。

夜は大学院の同期と後輩と飲み会。楽しかったです。
ホテルに帰ってきてからもshimoさんと途中参戦のTAKさんと後輩のak5と、
遅くまで密談。持つべきものはこういう友だと実感。

本当はもっと仙台で会いたい人もいたのですが、
残念ながら今回は連絡することができず帰ってきました。

今度、東北に行くのは友達の結婚式ですかね。
彼は無二の友人なので、心から祝福したいと思っています。

とりとめもない記事ですが、この辺で。
「第1回地域若者チャレンジ大賞」に行ってみました。
全国から8名地域代表が選ばれ、その最優秀賞を決めるという大会でした。

最優秀賞に選ばれたのは、「こだわりの犬小屋製作本の出版プロジェクト」
高知大学の学生である吉村香野さんがインターン生として参加したものです。
高知県の山間地で、地場木材を使ったオーダーメイドの犬小屋を
作っている犬小屋製作工房Kという会社で行われたインターンシップでした。
この会社のHPに「犬小屋 作り方」と検索してアクセスする人が多いらしく、
犬小屋製作本を作ったら違うビジネスに展開するのでは??となったとか。

軽くその本も見ましたが、学生が主体で作ったとは思えない出来栄えでした。
あと、山間地のビジネスモデルとしても非常に面白いなぁと感じました。

そして共感賞に選ばれたのが、
「地域の伝統工芸品『桐製品』を扱う会社のWEB制作・ブランディングプロジェクト」。
この共感賞は、会場の聴衆から最も支持を受けたプロジェクトに贈られました。
会津大学の学生である浅井渉さんがインターン生として参加したものです。
福島県の会津にあるデザイニウムという会社でインターンシップを行ったそうです。
ここで、「桐下駄.com」という会津の特産品のネットショップを作ったそうです。
桐下駄の利用シーンとかを載せていたと発表されていたのですが、いまは見つかりませんでした。

オーダーメイドで作れるっていうのはおもしろいですよね。
やっぱり発表のメッセージ性は他の人たちに比べて群を抜いていたと思います。
個人的には、やっぱりカッチリしたプレゼンしか響かないなぁと改めて(笑)
浅井さんはインターン先で就職も決められたとのこと。
今後も会津の魅力をITでアピールできるのはいいなぁと思いました。

全般的にインターンシップでうまくいった事例らしく、中身のあるものでした。
しかし「大学では何も学べない」的なメッセージが多かったのは気がかりでした。
正直な話、結局のところ大学が提供しているのは「知のマップ」だけ。
そのマップを歩くも歩かないもその人次第なんですよね。
確かに何も学べない環境にしている大学や教員にも問題はあると思いますが、
それでもお金を払っているのなら、何か学ぼうと思ってもいい気がします。
実際、こういう長期的なインターンシップというのは、
知との有機的な連携があってさらに高みに登るものだと思っています。
そこで使う「知」とは、別に自分の専攻でなくてもいいわけです。
「使える知は使い倒す!」くらいの勢いがほしいですね。

わたしの周りには、いろんな「知」のナビゲータ(教員)がいました。
でも、ナビは行き先を求めなければ、当然ナビもしてくれないですよね。
最終的には、ナビを取り外し自分で歩け!って言われるわけですし。
本当にありがたい環境をもらっていたんだなぁと感じました。

【整理していないメモ(整理するかは未定:入っていないプロジェクトもあります)】

全国3981名 チャレンジを希望し全国で個別面談した学生数
長期実践型Internに参加した学生408名

<松山の新作ケーキ販売プロジェクト>
・(株)フェローシステム
産直加工品をネットで販売するインターネットショップ
システム開発も行う

きっかけ
・大学の先輩に影響されて自分自身を変えたかった
・イベントの打ち上げの時に社長と出会い、意気投合
・気軽に出店できるコンセプトに共感

5~6月
・日々の清掃、あいさつ、営業会議、営業の補助:会社からの信頼

地元での売り込みを開始But失敗
なぜ?楽天に出店しているから。
松山特撰市場をもっとアピールする必要

営業社員がケーキやと契約成立
・起爆剤になりやすい商品
・学生とのこラボ→PRになる

学生が考えた夢のケーキを作る
愛媛大学・松山大学それぞれでケーキプロジェクトに参加する学生募集
総勢12名の参加
9月に試作品をお披露目会で発表

松山CAKEコレクション
イベント運営費を賄うため、スポンサー募集
中小企業家同友会から叱咤激励
一日30件回っても1件もなってくれない
「学生らしくもっとガツガツ、泥臭くやりなさい」

2007年9月14日
学生プロデュース松山CAKEコレクションイベント
110名集客

多くの人を巻き込むには熱意を持つことが必要
愛媛でもチャレンジができる

質疑応答
・ケーキを作る上で地場産を心がけたのか?
→食べたいものとミカンを使ったスイーツを使った

・成果は?
→アクセス15%増(9月)→50%増(10月)

・売上増は?
→生産者への広告効果:営業をしやすくなった

・他のアイデアは?
→営業活動をしたい。

<福岡県飯塚市:>
・薩摩の再建を目指している
九州工業大学の特徴
・おとなしい・大学での閉じた活動・無理せず無難に
高専4年・大学3年でインターン

リースキン・サトー
看板リース事業の立ち上げ
慣れない営業
営業ツールに工夫(手書きニュースレター、DM)
お客さんに断られることを

<K sound DESIGN>
・東北大学
モバイル業界全体
発展途上なのに人材不足
モバイルコンテンツの仕事は首都圏一極集中
デザインを学ぶ若者は多い

TOPデザイナ
デザイナ(以上社内)
デザイナーズファーム(社外)

デザイナの卵を集める
学校訪問と宣伝

交流会
決起集会は4点(前日評価)中身のない企画
結果どうなりたいかがわからず方向性が見えない
モバイルコンテンツデザインシェアNO1
インターンの打ち切り
∑mindwayを立ち上げ

会社経営のビジョン
・KsoundDesignの元デザイナを使って
・インターンをなぜ打ち切ったのか?
会社として事業を絞り込むため。お客さんのニーズ自体はあるので起業も応援。

FC岐阜
インターンのミッション
JFL→J2
お前なんてもういいよ。北海道社長の言葉。
まずマネージャーの見習いから

学生サポーターズを立ち上げ

<ブックオフ>
世田谷通り区役所前店
スタッフ同士の信頼関係
後輩を育てる姿
顧客満足と利益の考え方

リーダーシップとはフォローすること
どんな壁にも本気でぶつかること

まちづくり活動
祭りで別府を元気にしたい
人の和をつくる
すべてを忘れて馬鹿になる場
年に一度皆が楽しみにする祭り
世田谷は撤退予定の店舗
一番きつい状況から成長する
実はちょこちょこ本を読んで、「わかおの本棚」を更新しています。
研修や自主的な学習も含めて、ITに関する知識はだいぶ理解が深まってきたので、
少しその内容に踏み込んでみます(ITニュースの理解度が高くなっています)。

最近読んでいろいろ考えさせられたのはコレ↓



書評を転載すると以下のとおり。
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 「ワーキングプア」とは、「働いても生活保護水準以下の所得しか得られない社会階層」のことを指します。このような状況は日本でも進行していますが、その対策において諸外国から学ぶ点は多いでしょう。それを韓国・アメリカ・イギリスそして日本(釧路市)の事例から対策を読み解こうとしています。
 最も関係すると感じたのはアメリカの事例です。アメリカでは、年収1000万円を得ていたプログラマがいまはバーガーショップの店主になり、月収15万円で働いているといいます。アメリカでは、ソフトのオフショア開発(インド・中国という海外の企業にソフト開発を委託すること)により、国内の IT人材(特にプログラマ)の必要性が減少しているようです。これは、日本にも重要な示唆を与えています。現状はIT人材の必要性が叫ばれていますが、「世界共通言語」としてのプログラミングのみの技術に長けていても、必ずしも職が安定的に得られる保証はないといえます(もちろん圧倒的な技術を持っていれば別ですが…)。
 となれば、必然的に多くのIT企業が唱えるように、ITで付加価値をつける以上のもの(経営課題の解決)を提供しなければ、インド人でも中国人でもできることになるのでしょう。「ITソリューションからビジネスソリューションへ」というスローガンが身を持って体感できたのは、この本を読んでの危機感によるものでしょう。
 今までは世界と戦っていると考えたことはなかったのですが、この本を読んで「世界から自分の職を虎視眈々と狙われている」ことがわかりました。市場価値を高められるような仕事をしたいと思います。
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1.IT企業に勤めるシステムエンジニアは、今後どう生きていくべきでしょうか。
共通言語としてのPG以外でいかに付加価値をつけるか(インドへのオフショア開発)
→PG以外(経営戦略から業務を読むこと・PM)=いかに能力を高めるか:「総合力」
日本語による参入障壁が一定以上ある(顧客の外国語運用能力に依存)
+日本の法規制、商習慣そして文化なども一定の参入障壁
アメリカ・インド等による侵攻?=日本に市場としての魅力は?

2.大手ベンダー(富士通・IBMなど)からプログラミングの委託を受ける地方にある中小のソフトハウスは今後どう生きていくべきでしょうか。
PGの下請けを脱却。新しいビジネス領域(ネットビジネス・コミュニティITビジネス:儲かるかは全く別問題)を作るか、システムの運用管理(地元で実施するため一定の需要あり。Butアウトソーシングとの兼ね合いは??)に回るか?

最近記事にしようとしていたものとの関連では…(まだ記事化していませんが)
3.島根県・松江市・島根大学は「Ruby」というプログラミング言語を用いて地域産業を確立しようとしていますが、その方針は持続可能な発展を目指せるものなのでしょうか。
人材が現状足りないとしても5年後、10年後も継続して足りないのかを必ず見据えるべき(大手企業のオフショア動向なども含め、専門家のアドバイスを求めるべき)。ITに関しては、中小ソフトハウスの生き方をどうモデル化するかという観点が求められる。逆にビジネスモデルを出せないのであれば、IT産業誘致からの撤退も十分に考えられる。大学のシーズ、地域特性をどう生かすかが最も重要な考え方。

4.さらに刑務作業でRubyを用いて研修しようという動きも民営刑務所の目玉として挙がっていますが、それもいつまで「武器」であり続けるのでしょうか。
現状、受け入れ先があるのであればOK。長期的にはかなり厳しい。ニーズに合った刑務作業という観点からは一石を投じている。キャリアカウンセラーなどの導入も考慮すべき。産業としてワーキングプア化しない職業をどの程度つくるかがもっとも問題。