先月初めに「ギガぞう」というサービスを契約したのだけど。。。。。。
街中でWi-Fiのアクセスポイントを探すと頻繁に見かける以下のSSID。
Wi2eap
Wi2
Wi2_club
Wi2premium
Wi2premium_club
wifi_square
au_Wi-Fi2
0000Wi2
「ギガぞう」ではこれらのアクセスポイントを利用することができる。契約したのは、スマホ1台限定で月額200円(税込)で利用できる「スマホ専用プラン」。
カフェとかだと、そのカフェが用意しているアクセスポイントとか、キャリアのアクセスポイントがあるから別に「ギガぞう」を必要とはしてなかったんだけど、相鉄線の車両の中で利用できるというのを知ったので、200円で電車内でWi-Fiが使えるなら、これはいいじゃん、という目論み。
で、、、、、、全然使い物にならないの
朝晩の混んでいる車内だとほぼ100%繋がらない。
速いとか遅いとか言う以前に、そもそもアクセスポイントに繋がらないという問題外な状況。車内が空いている時間帯だと繋がることもあるんだけど、それでも安定性がすごく悪い。すぐ切れたり、繋がってはいるけど通信ができなかったり。
無線の調査ができるような専用ツールは持ち合わせていないので詳細は調べられないんだけど、AirMacというアプリをスマホにインストールして、電車内での電波状況をスキャンしてみた。これは土曜日の夕方でそれ程混雑はしていない時間帯のもの。
簡単にまとめるとこんな感じ。
Wi2eap | ||
---|---|---|
2.4GHz | 3ch | -57dBm |
5GHz | 104ch | -68dBm |
5GHz | 140ch | -61dBm |
Wi2premium | ||
---|---|---|
2.4GHz | 3ch | -58dBm |
5GHz | 104ch | -68dBm |
5GHz | 140ch | -68dBm |
1つのSSIDごとに、2.4GHzを1チャネル、5GHzを2チャネル用意しているように見える。
狭い電車内だから電波強度は悪くない。
各車両のどこに何台設置されているのかは分からないけど。
2.4GHzは役立たずなので使えないのは仕方ないにしても、5GHzは繋がってもいいように見えるんだけど。。。。。。
気になるのはWi2eapとWi2premiumの両方で同じチャネルを使っていること。これ、わざとやってるのかな 普通に考えると異なるチャネルにすると思うんだけど。どういう意図なんだろう。
最大の問題点は。
「ギガぞう」以外のアクセスポイントも超大量に存在すること。スクリーンショットは2枚しか載せてないけど、実際はもっと大量に検出されてるんだよね。
乗客のWiFiルータとか、テザリングしているスマホとか、車外のアクセスポイントを検出しちゃったりとか、かなりビックリするくらいにズラズラと出てくる。
朝のラッシュ時だと何十、、、、下手すると100以上 こんなにアクセスポイントがあったら、そりゃぁ繋がらないだろうなぁ、、、、、、というのが簡単な調査での感想。
ただ、人がほとんど乗っていないガラガラの電車内でも使い物にならない理由は分からない。利用者は自分一人のはずだし、アクセスポイントと自分の間に障害物はないし、電波強度は良好だし、ちょっと理解不能な挙動。
カフェとかだとちゃんと繋がるし通信は良好なんだけど、残念なことにそこにはカフェ用の無料Wi-Fiがあるのよ
ということで、「ギガぞう」まとめ。
- 電車内では一切使えない。満員電車は問題外。空いている電車でもほぼ役立たず。
- カフェなどでは使える。でも別の無料Wi-Fiがあるのであまり必要性がない。
- 無料Wi-Fiは不安で使いたくない人は利用価値あり。全てのアクセスポイントではないけれど、WPA2などで暗号化して接続可能なので安心感あり。
- かなり色々な場所にアクセスポイントがあるので、日頃から長時間スマホを4G/5Gでいじっている場所で、実は「ギガぞう」対応の場所だったりする場合は、利用価値あり。
そんなわけで、先月に契約したばかりだけど今月で解約する
初月は無料で、2か月目から200円なので、費用的には全然痛くはないし、以前から気になっていてSSIDが何者なのか分かったし、サービスの品質も分かったし、技術屋さんとしてはまぁ面白く楽しめた
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