認知症介護～表向きには言えない本音と毒を吐くブログ

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12Oct
- ちぃばばぁ、廃人と化す。
  しばらくぶりにブログを書く。夜通し大声で奇声をあげていたちぃばばぁ、薬の増量で、廃人と化した。実はこれは、今回が初めてではない。以前も、暴言がひどく（しかも大声）、薬を増量したことがあったが、そのせいで嚥下が悪くなり、食事が摂れなくなって点滴生活が続いたことがあったので、一旦、薬をやめた。数週間かかったが、嚥下機能は戻り、食事も食べれるようになったのは良いが、、、またもや、昼夜関係なく、、、ほぼ、寝ずに大声で奇声を発する毎日。やむなく、再び、ドクターから薬の処方を受けた。薬を飲んですぐは眠ってくれるようになったが、数時間後には、やっぱり大声で奇声をあげる。まるで、盛りの付いた猫の鳴き声のような…。これは、、、家族の問題だけで済まないレベル。ご近所さんの健康にも害を与えるレベルなので、また再び、ドクターに相談して、薬を増量した。結果、廃人。ちぃばばぁ。10年くらい前までは、バリバリ働いていた。仕事も家事も、バリバリだった。学校の役員や、自治会の役員を任されることも多かった。まだ70代なのに。焦点の合わない視線で、空（くう）を見つめて、ヨダレをたらしてる姿。なんだかなぁ。。。
27Jan
- じじぃが死んで・・・
  久しぶりにブログを書く。昨年、じじぃが死んだ。正直、ホッとした。申し訳ないけど、ホッとした。じじぃ自身も、やっとラクになれたと思う。認知症になる前は、働き者だった。家族を養うために、懸命に働き、”飲む打つ買う”の何一つにも手を染めず、真面目に暮らしてきた。認知症にさえならなければ、、、いや、よそう。なってしまったのだから。あの世にいけば、認知症は治ってるのだろうか。それとも、閻魔様の前で、放尿放便しながら、暴れまくって、手を焼かせているのではないだろうか。はやく、ばばぁ二人を迎えに来てくれないものかなぁ。
03Sep
- 大正ばばぁ
  大正生まれの方のばばぁ。なにかといえば、戦争の話。疎開の話。おんなじ話を、もう何千回聞かされたかわからない。てめえの人生、それしかねーのか⁉ってほど。そりゃね、苦労したでしょうよ。あなたのお父さんお母さんは。戦争中、子供を守るため、生活を守るため。あんた、親に守られて生き延びただけじゃん。疎開先のこと、「田舎で嫌だったわぁ」って。生きるか死ぬかの時代に、まぁ、のんきに過ごされたのね。って、ちょっとイラっとする。こんな厚かましい人だから、100歳超えてもお元気なのよね。頭はイってるけど。あんたの娘はもうほぼ寝たきりですけど？そっちの心配はないんですか？興味ないの？きっと、娘って認識もないんでしょうね。きっと娘がこのまま亡くなっても理解できず涙も流さないんでしょうね。頭の中が平和ボケしてる大正ばばぁは、まだまだのんきに長生きしそうです。世間様、こんなばばぁに、無駄に税金投入させ続けてすいません。
10Jul
- じじぃ、激痩せ。
  私の倍以上食べてるじじぃが、激痩せしてきた。体重を計ると、3㎏ほど減ってる。もともと健康な時は、60㎏くらいあったが認知症になってから少しずつ痩せてはきていた。それでも50㎏ちょいは常にあった。それが、47㎏になってる。うらやましい。痩せよう痩せようと頑張ってる私の倍以上食ってるクセに。うらやましい。そういえば、破壊行動も最近少ない。やたら眠たそうにウトウトしている。別の病気を考えた。かかりつけの先生に相談すると、「検査して病気がわかって、それで、、、治療・延命したい？」速攻答えた。「いいえ。」私の大変さを知ってる先生だから言えること。こんなこと、医者が言ったら世間的にはアウトだろう。でも本当に大変な認知症介護の現実を知ってくれてるからこその愛ある提言なのだ。アルツを発症してもう10年ほどになる。もし何か病気が潜んでいたとしても、どっちが死に結びつくか微妙な時期だ。認知症のいいところ、それは、「死」への恐怖が理解できなくなっていること。好きなようにさせて、自然に死なせてやろう。そんな風に物思いにふけってる私の横で、私のポテトサラダにまで手をつけてきたじじぃ。はぁ、、、まだまだ生きるね、こりゃ。
11Apr
- ばばぁがついに車椅子
  ばばぁがついに車椅子になった。最近、足取りが悪く、抱えていれば何とか踏ん張って立ててたのに、もう踏ん張る力も入らなくなったようだ。眠ってる時間も増えてきた。いくら大きな声をかけても、揺さぶっても、肩をポンポンと叩いても、眠ってる。食べるのが大好きだったのに、朝ごはんも食べずに眠っている。ただ、昼ごはんと晩ごはんは、今まで通り、大量に食べる。動きが少なくなって、逆に体重が増えたくらいだ。この先、移乗の介助が増えることを思うと、体重は軽くあってほしい。ご飯の量を調節していかないと。
13Dec
- じじぃのアルツが進行激しくて薬で落とすことも考える。
  じじぃはアルツハイマー型認知症だ。もともと体力がある人だったので認知症を発症してからもかなり手を焼いてきた。抵抗されるとこっちが力負けするからだ。最近、アルツが進行してきたようで、口に入る大きさのものは手あたり次第口に入れたり、そこらのものを破壊したり、もう、とにかく手が付けられんほどに悪さばかりする。薬で落とそうか、、、ドクターと相談してみた。薬で落として動きを封じることもできるがアルツ発症からの年月を考えると、そろそろ自然に落ちてくる頃かも・・・とのことで高額な薬はもうちょっと様子をみることにした。なんて相談しつつ、実はインフルの予防接種を受けに行ったのだ。看護師三人と私との4人で押さえつけて、先生が瞬時に打つという手法で、なんとか注射は終わった。が、じじぃに噛みつかれた看護師と蹴られた看護師、計、負傷者二名。もう平謝り。看護師は「いい経験になるわ」なんて言ってくれてたけど申し訳なくて仕方ない。。。先生も「大変だねぇ・・・これは・・・」との高レベルなじじぃのイキ方。ほんと、「害」しかないじじぃです。
18Sep
- 敬老の日なんて、今の世の中においては負の遺産。
  人生五十年。そういわれていた頃は、いろんな経験をした年寄りには若者にはない知恵や知識があり、敬われていたのであろう。しかーーーーーし今の世の中で、年寄りが敬われる事柄ってありますか。移り変わりの激しい近代社会の中ではむしろ、若者の方が、ものを知ってる。年寄りから学ぶものは、ほぼ無い。医療が発達して、身体はいくらでも生きられるようになった。でも、脳がついていけない。うちのじじぃやばばぁたちだ。「自然死」が、普通に認められる社会であれば、もっと年寄りは惜しまれたかもしれない。おじいちゃんの死、おばあちゃんの死、そこから、子や孫は命の終わりを学べるのかもしれない。でもどうよ、もうとっくに生きる能力をなくした身体も、医療の力で無理やり生き続けさせられる。そこには喜びもなにもない。なんて考えながら、じじぃやばばぁたちに寿司をふるまった。なんやかんやで、私も甘いなぁ。敬老の日っぽいことしてしまったよ。ちくしょー生魚をたらふく食べたじじばばたちの明日のうんこが怖い。。。
07Aug
- 誕生日もくそもない、あ、くそはあった。
  本日、わたくし、誕生日なんですが。だからって、特にいつも通り、通常運転の認知症老人の介護です。ばばぁが朝から便失禁したので、清拭して新しいオムツ履かせてると、私に対して、突然、顔面平手打ち。思わず殺意がわきました。・・・が、こんなクソばばぁ殺して自分の人生棒に振るのもバカバカしいので無視しました。あ、もうすでに、人生、棒に振ってる・・・？かも。刑務所でのんびり自分のことだけ考えて生きる方がまともかも。。。
03Aug
- うんこ祭り
  じじぃが便失禁。暴れて抵抗するじじぃを息子に押さえつけてもらってなんとか清拭終了。が、消えない便臭。ばばぁもやってやがった。しかも、腰の上まで溢れ出してる。着てるものもラバーシーツも全部ダメ。清拭終えて、洗濯の嵐。うんこをざっと落としてからハイターに漬ける。いやな予感がしてもう一人のばばぁも見に行くと、こっちもやってやがった。こっちはやったあと、オムツに手を入れてうんこ触ってその手で、さらにあちこち触ったからラバーシーツだけでなく、掛け敷き両方のシーツもうんこまみれ。壁も。こっちはざっと清拭してシャワーした。そして、またもや洗濯の嵐。洗って洗って洗いまくって、干しまくる。気づくと、昼過ぎてた。朝飯の途中だったのに・・・。なにやってんだろ、私。ひとりでもいいから、早く死んでくれないかなぁ。。。
14Jul
- お偉いセンセイの講演会からは何も学ぶものはなかった。
  なんちゃらかんちゃらと、それっぽい肩書きのいっぱいついたお偉いセンセイの認知症介護についての講演会に行ってきたけど、なーーーーーーんにも、学ぶことは無かった。センセイ、あんた、本物の認知症のじじぃやばばぁの世話を365日24時間やったことあるのかい？きれいごとや理想論は、生身の人間相手に通用しないよ。ああいう人のご立派な理想論参考に国の指針が決められてるから歪んだ社会構造が構築されてくんだろうな。
13Jul
- 風呂ギライのばばぁから日本の社会を考える。
  ちぃばばぁの風呂ギライにはウンザリする。おだてて、褒めて、なだめて、どんだけご機嫌とっても、脱衣中に、激しく抵抗。つねる、ひっかく、暴れる、しまいに、こっちの首を絞めてくる。これで、私が死んだら世の中ちっとは変わるだろうか。「認知症」という理由で、人を死に至らしめても罪にならない日本の社会。認知症老人が、車で事故を起こして子供を次々ひいて重傷者、死者を出しても、無罪。未来ある子供を殺しておいて、無罪。被害者は泣き寝入り。かわいい息子、娘の命を奪った相手が認知症老人、、、認知症だから仕方ないよ、、、で納得できるわけないだろが。毎日毎日、このボケじじぃやばばぁの世話をしてて感じる。こいつらにつぎ込まれてる介護保険・医療保険・優遇されたその他諸々。正直、12～3万の手取りで生活している納税者の方がきつい生活してると思う。おかしくないか？とりあえず、ばばぁを風呂に入れた。「助けて～～～」と大声で叫びまくってた。近所の人は、事情を知っているから通報とかはされないけど。虐待してるとか思われてないか、たまに不安になる。かといって、この暑い夏に風呂に入れないと、臭さハンバない。早くお迎えきてくれないかなぁ。
04Jul
- ばばぁの股間事情
  ばばぁが最近股間を掻きむしる。掻くだけならいいのだがリハビリパンツやパットも破り破り掻きむしる。皮膚科にも行ってみたが、オムツかぶれもないし、湿疹ができてるわけでもないし、皮膚に何か異常があるわけでもない。多分、手持無沙汰で、「掻く」という行為を繰り返すのだろう。との見解。暇な老人にはよくあることらしい。だからって、「股間」を選ぶな。便失禁したあとに掻きむしられると、そこらじゅううんこだらけじゃねーか。
25Jun
- 誤嚥性肺炎から復活したじじぃ
  一週間程前、じじぃが、夜中にうんうんと苦しみだして近くの病院の救急窓口に駆け込んだ。とりあえず、一晩このまま入院して明日検査するとのことで一旦帰ってきた。ばばぁたちを放っておくわけにいかないし。結局、誤嚥性肺炎だった。・・・が、一週間後、あっけなく退院。食欲も旺盛。むなしいなぁ。。。
10Apr
- 桜がきれいだと思えるのは「人間」だから
  近所の公園の桜がすごくきれいで、じじぃ・・・は、行方不明になる恐れあるからばばぁ二人連れて桜を見に行ってみた。きれいだなぁ。。。思わず私、ポツリとつぶやく。ばばぁたちは、まったく興味なし、といった様子。
22Mar
- オムツ買い出し
  近所のドラッグストア・・・で買わずに、ちょっと離れたドラッグストアでいつもオムツを買う。買い出しの量が半端ない。リハビリパンツに尿取りパッドが、一人分のセット。テープオムツも時々使う。サイズも違えば、必要な吸収力もそれぞれ違う。一時期、中国人が大量に日本の赤ちゃん用オムツを買い占めた時があったがまるで私も老人用オムツを買い占めにきたみたいだ。
19Feb
- じじぃに蹴られた結果
  うんこ漏らしたじじぃをシャワー浴させてたらいきなり蹴ってきやがった。肋骨痛くて仕方ない。激痛すぎて、息もできない。ヒビ入ってても、陰になってる所はレントゲンに映らないからね。どっちみち肋骨はギブスもできないし。安静にして湿布貼って痛み止め飲んでおいて。一か月くらいで徐々にマシになってくるから。と、整形外科医。安静にできるものなら、とっくにしてます。じじぃ、早く死んでくれ。こっちの身がもたん。
18Feb
- ばばぁ、不死身
  100歳超えてんのにさぁ一晩中、徘徊して、よく体力もつよなぁあんたは昼間好きなだけ寝れるだろうけど、こっちはそうはいかないんだよ！寝てくれよ。頼む。
07Feb
- ばばぁ、お金に対する執着心
  カネ、カネ、カネ、カネ、、、、あーーーーうるさい！まともに社会で働いたことないお前に年金なんかあるわけないだろが！メシ食わせてもらってるんだから感謝しろ！
04Feb
- 体調不良でも介護に休みなし
  疲労感半端ない。風邪で発熱、身体もだるい。それでも横になることもできない。家事は子供たちが手伝ってくれた。それでもじじぃもばばぁたちも、しっこうんこ垂れ流し。