私の倍以上食べてるじじぃが、

激痩せしてきた。

 

体重を計ると、3㎏ほど減ってる。

 

もともと健康な時は、60㎏くらいあったが

認知症になってから少しずつ痩せてはきていた。

 

それでも50㎏ちょいは常にあった。

 

それが、47㎏になってる。

うらやましい。

 

 

痩せよう痩せようと頑張ってる私の倍以上食ってるクセに。

うらやましい。

 

 

そういえば、破壊行動も最近少ない。

やたら眠たそうにウトウトしている。

 

別の病気を考えた。

 

かかりつけの先生に相談すると、

「検査して病気がわかって、それで、、、治療・延命したい?」

 

速攻答えた。

「いいえ。」

 

私の大変さを知ってる先生だから言えること。

こんなこと、医者が言ったら世間的にはアウトだろう。

でも

本当に大変な認知症介護の現実を知ってくれてるからこその愛ある提言なのだ。

 

 

 

アルツを発症してもう10年ほどになる。

もし何か病気が潜んでいたとしても、どっちが死に結びつくか微妙な時期だ。

 

認知症のいいところ、それは、

「死」への恐怖が理解できなくなっていること。

 

好きなようにさせて、自然に死なせてやろう。

 

 

そんな風に物思いにふけってる私の横で、

私のポテトサラダにまで手をつけてきたじじぃ。

 

 

 

はぁ、、、まだまだ生きるね、こりゃ。