口コミ感動物語の堀内です。
はじめての方は、こちらからどうぞ!
今日は、私の師匠で、自伝の作成をさせていただいているツイテルじいちゃんの沢山の素敵なことばの中からパート3をご紹介します。
じいちゃんは、火事、詐欺、倒産など、何度も壁に突き当たりながらも、その都度、口コミで再起してきた人。
私にとっては商売の神さまです。
いつも子供たちや、お孫さん達、お友達に囲まれて愉快に楽しく暮らしています。口癖は、ありがたい、ツイテル、運が良かったです。一緒にいると、とてつもなく元気が出てきます。
おかげさま商人道/加藤武仁&堀内 正己
Amazon.co.jp
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じいちゃんは、火事、詐欺、倒産など、何度も壁に突き当たりながらも、その都度、口コミで再起してきた人。
私にとっては商売の神さまです。
いつも子供たちや、お孫さん達、お友達に囲まれて愉快に楽しく暮らしています。口癖は、ありがたい、ツイテル、運が良かったです。一緒にいると、とてつもなく元気が出てきます。
リーダーは自ら先頭に立って前にすすむこと
従業員に真剣になってもらうのは、自分の心の中を出すことが必要です。そこに嘘があったら届きません。最近は、本当の声が聞こえてこない社長さんが増えたように思います。
トップが一生懸命なら従業員は心を一つにします。簡単な仕事なんてありませんし、楽をして儲かることもありません。学がないならぶつかっていく。自分が信念を持っているかどうかを振り返って下さい。小学校しか出ていなくても、やっていれば、ちゃんと見てくれています。
先頭に立って前に進むのがリーダーの仕事です。
何かを始めるときには、夜も寝ないで真剣に考えます。そして、やると決めたら、みんなに話します。そこで、やるといったら、自分が交渉してあとは任せてしまうのです。
ワンマンは波に乗っている時には良いのですが、それ以外ではモロいです。特に、業績が駄目になったときには、従業員からすぐにそっぽを向かれてしまいます。
人を使うには、コセコセしたら動きません。親方が決めるところを決めて、あとは任せるというのが、私なりの頑張ってもらう秘訣です。そして、一度任せたら、チマチマいわないことです。今の若い人は、細かいことを言われたら、すぐにやめてしまうんじゃないでしょうか。
自分の店だと思ってくれるように持っていけば、しんどくても笑顔で頑張ってくれるのです。従業員の意見も、良いと思ったらすぐに取り入れるようにしていました。
「ダッコちゃん」を売ったのも、従業員のちょっとした一言がきっかけでした。
厳しくても従業員がついてくるような社長でないとダメだと思います。私も、丁稚小僧をしていた時には叩かれても巻けずに必死でやりました。恨んだことは一度もありません。本当に良い親方でした。苦労を知っている人でしたし、その人を見習った、先輩たちもいい人でした。相談にもいつも乗ってくれていました。
土建屋の社長さんなんかで、少し儲けると、背広着て、良い車に乗ってカッコをつけている人を見ますが、本業を疎かにしていて長く続くかなと思います。社長が、いつも作業着で先頭に立ってどんどんやる位で丁度いいのではないでしょうか。
ゴルフが流行りだしたのは倒産してからすぐの頃でした。「行こう、行こう」と、何度も、いわれましたが、こっちは死に物狂いで仕事をしています。「まだ、私はそんな身分ではありませんから」といって、ご遠慮し続けました。せっかく上を向いて行っているときに、社長が遊んでいたらいっぺんに駄目になります。
私が、もし、親兄弟が死ぬかもしれないというときには、人に任せるか、店を閉めてでも飛んでいきます。臨時で店を閉めるときには看板を出していけばいいのです。従業員の場合も同じです。親の死に目に合わせないようなことをすれば、あとあと、いいことはありません。むしろ、香典を持たせるくらいのことをしてあげるのが大切です。
働くということは、ひとつのことに一生懸命になることです。それこそ、仕事に執りついている状態です。たとえば、従業員達がお酒に飲まれて、仕事に支障があるようでたら注意します。
忙しい時にチンタラやっていたら「コラ何やってんだ!!」と怒鳴ることもあります。従業員同士でいじめがあったたり、喧嘩をする時には「いい加減にせい!」ということもありました。けれど、叩いたり、後々までチクチクいじめるようなことは一切ありません。
あと、私は、従業員をクビにしたことがありません。たとえ、横領などの事件があった時にも、事務所に呼んで話をします。そして、懇切に話すと、人が変わって真面目に働くようになったこともありますし、ついてこられないと自分から辞めていくのです。
振り返ってみると、はじめから素直で真面目な人は少なかったように思います。それでも、先輩が一生懸命仕事をしているから、みんなが溶け込めるようになっていたんだと思います。
それから、最初はグチグチしていても、野球を一緒にしたり、ご飯を食べに行くうちに、大抵の場合は、馴染んで変わっていきました。それでも、変われない場合は自分から辞めていくものです。
会社はいつも雰囲気が良くて、みんな一生懸命働いてくれました。従業員は兄弟や、家族をどんどん呼び寄せたので人員不足で困ったこともはありません。家族全員で働きに来る人も多かったです。
そんな45年前に働いていた従業員たちが、今でも、年に1回、2回は、旅行に連れ出してくれています。
リーダーが人に嫌われてはいけません。たとえば、お店を辞めてしまった人でも、顔を見せることがあったら「飯食べたか?」というように優しく声をかけてあげて下さい。
昔のことを、いつまでもグチグチいう人もいますが、色んなことがあっても、リーダーは忘れなくちゃいけません。むしろ、「知らない人よりも、懐かしい」位の気持ちが大切です。
努力もしないで儲かるとしたら、それは偶然です。棚からぼた餅は長くは続きません。自分の懐にだけ入れていても、結局、駄目になるだけです。たまたま儲かったものは、みんなに施すのが大切です。施すから、また、人から助けてもらったり、引き上げてもらえるのです。
国が無くなるのは戦争に負けてもなくなりません。経済と道徳が無くなった時に、国が無くなります。会社も一緒ではないでしょうか。
従業員に真剣になってもらうのは、自分の心の中を出すことが必要です。そこに嘘があったら届きません。最近は、本当の声が聞こえてこない社長さんが増えたように思います。
トップが一生懸命なら従業員は心を一つにします。簡単な仕事なんてありませんし、楽をして儲かることもありません。学がないならぶつかっていく。自分が信念を持っているかどうかを振り返って下さい。小学校しか出ていなくても、やっていれば、ちゃんと見てくれています。
先頭に立って前に進むのがリーダーの仕事です。
何かを始めるときには、夜も寝ないで真剣に考えます。そして、やると決めたら、みんなに話します。そこで、やるといったら、自分が交渉してあとは任せてしまうのです。
ワンマンは波に乗っている時には良いのですが、それ以外ではモロいです。特に、業績が駄目になったときには、従業員からすぐにそっぽを向かれてしまいます。
人を使うには、コセコセしたら動きません。親方が決めるところを決めて、あとは任せるというのが、私なりの頑張ってもらう秘訣です。そして、一度任せたら、チマチマいわないことです。今の若い人は、細かいことを言われたら、すぐにやめてしまうんじゃないでしょうか。
自分の店だと思ってくれるように持っていけば、しんどくても笑顔で頑張ってくれるのです。従業員の意見も、良いと思ったらすぐに取り入れるようにしていました。
「ダッコちゃん」を売ったのも、従業員のちょっとした一言がきっかけでした。
厳しくても従業員がついてくるような社長でないとダメだと思います。私も、丁稚小僧をしていた時には叩かれても巻けずに必死でやりました。恨んだことは一度もありません。本当に良い親方でした。苦労を知っている人でしたし、その人を見習った、先輩たちもいい人でした。相談にもいつも乗ってくれていました。
土建屋の社長さんなんかで、少し儲けると、背広着て、良い車に乗ってカッコをつけている人を見ますが、本業を疎かにしていて長く続くかなと思います。社長が、いつも作業着で先頭に立ってどんどんやる位で丁度いいのではないでしょうか。
ゴルフが流行りだしたのは倒産してからすぐの頃でした。「行こう、行こう」と、何度も、いわれましたが、こっちは死に物狂いで仕事をしています。「まだ、私はそんな身分ではありませんから」といって、ご遠慮し続けました。せっかく上を向いて行っているときに、社長が遊んでいたらいっぺんに駄目になります。
私が、もし、親兄弟が死ぬかもしれないというときには、人に任せるか、店を閉めてでも飛んでいきます。臨時で店を閉めるときには看板を出していけばいいのです。従業員の場合も同じです。親の死に目に合わせないようなことをすれば、あとあと、いいことはありません。むしろ、香典を持たせるくらいのことをしてあげるのが大切です。
働くということは、ひとつのことに一生懸命になることです。それこそ、仕事に執りついている状態です。たとえば、従業員達がお酒に飲まれて、仕事に支障があるようでたら注意します。
忙しい時にチンタラやっていたら「コラ何やってんだ!!」と怒鳴ることもあります。従業員同士でいじめがあったたり、喧嘩をする時には「いい加減にせい!」ということもありました。けれど、叩いたり、後々までチクチクいじめるようなことは一切ありません。
あと、私は、従業員をクビにしたことがありません。たとえ、横領などの事件があった時にも、事務所に呼んで話をします。そして、懇切に話すと、人が変わって真面目に働くようになったこともありますし、ついてこられないと自分から辞めていくのです。
振り返ってみると、はじめから素直で真面目な人は少なかったように思います。それでも、先輩が一生懸命仕事をしているから、みんなが溶け込めるようになっていたんだと思います。
それから、最初はグチグチしていても、野球を一緒にしたり、ご飯を食べに行くうちに、大抵の場合は、馴染んで変わっていきました。それでも、変われない場合は自分から辞めていくものです。
会社はいつも雰囲気が良くて、みんな一生懸命働いてくれました。従業員は兄弟や、家族をどんどん呼び寄せたので人員不足で困ったこともはありません。家族全員で働きに来る人も多かったです。
そんな45年前に働いていた従業員たちが、今でも、年に1回、2回は、旅行に連れ出してくれています。
リーダーが人に嫌われてはいけません。たとえば、お店を辞めてしまった人でも、顔を見せることがあったら「飯食べたか?」というように優しく声をかけてあげて下さい。
昔のことを、いつまでもグチグチいう人もいますが、色んなことがあっても、リーダーは忘れなくちゃいけません。むしろ、「知らない人よりも、懐かしい」位の気持ちが大切です。
努力もしないで儲かるとしたら、それは偶然です。棚からぼた餅は長くは続きません。自分の懐にだけ入れていても、結局、駄目になるだけです。たまたま儲かったものは、みんなに施すのが大切です。施すから、また、人から助けてもらったり、引き上げてもらえるのです。
国が無くなるのは戦争に負けてもなくなりません。経済と道徳が無くなった時に、国が無くなります。会社も一緒ではないでしょうか。
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