出産までに、これが本当に最後に通う病院です。
思い起こせば…
地元の産婦人科
不妊専門病院
男性不妊の病院
AIDの為の病院
モニター病院
ドナー不足の為、別のAID病院へ転院
台湾へ
日本でのバックアップクリニック
そして今。やっと分娩へむけての病院へ。
夢のようです。
まだまだ現実味がありません。
紹介状みて何か言われないかちょっとだけ不安があります。
なっぱさ~ん。
ようやく呼ばれてドキドキしながら先生のところへ。
紹介状をみながら一言。
「・・・第三者の精子ってこと?」
はい・・・・。
「なるほど。はい、じゃみてみましょう。」
へ?それだけ?ホッとします。
なんだぁ~。よかったぁ~!!!
総合病院なので、妊婦検診はいろいろな先生にあたります。
その後別の先生に
「台湾の病院なんだね。ちなみにどこの病院?」
と聞かれ、病院名を答えると
「あ~聞いた事あります。他にもそこで治療した方、何人かいましたよ~」
と言われたこともありました。
近くに同じ境遇(卵子提供かもしれませんが)の方がいたと思うと、
なんだか勝手に親近感。
総合病院は、いろんな方が集まるし、ここではそんなに珍しくないのかな。
どこの病院でも、もっともっと自然の事になっていけばいいな。
授かるまではいろんな苦労があるのに、
産む時は何も変わらない。
授かるまではたくさんの壁があるのに
産む時はいつの間にか特別な壁はなくなっている。
命は平等なのに、どうして授かるまではこんなに不公平なんだろう。
何も変わらないのに、全然違う世界。
妊娠を望む全ての人に公平な治療ができる日がきますように。
そう強く思いました。