ANUNAサマースクールはダブリンのいくつかの教会で5日に渡り行われました。
世界各国から40名以上の参加がありました。



私が参加する理由は、ANUNAの創設者マイケルマックグリンが大切にしているART of BREATHを体感し、自分の中にもそのARTを染み渡らせたいと思っていました。そしてその先にあるのは自然と一体化するという事なのですが、これはまた別の機会に詳しく書きたいです。
そして、アイルランドの人たちは、肩に力が入っていなくて生活の一部のように音楽をするので、それへの憧れもあります。



今回参加している中で気が付いたこと。
それは、自分の声という楽器を通してANUNAに触れる事で「自分と相手を信じる事」を経験しているのだと感じました。

自分のこと、相手のことを信頼していなかったらANUNAの音楽は歌えませんでした。
まず最初の歌い始めは、指揮者なし、全て呼吸で合わせます。それも極々ジェントルな呼吸。不安や焦りがあれば全て息に現れてしまうので、マイケルはなかなか続きを歌わせてくれない事になります。
曲中も最後も全て同じです。
テンポも決まっていない中、
曲のダイナミクスやトーンも、呼吸が揃うと自然と揃うんですねー。むちゃくちゃ勉強になりました。
一人だけ歌が走る事にも厳しく、そしてそういった現象が生活やマインドとも関連している事もマイケルは知っていました。
歌う事は生きることなんだなぁ。






声が出にくい。
と思ったのは4ヶ月程前からの事でした。少し生活が忙しくなっている事もあって、なかなか喉を長期的に十分休ませる事が出来ないまま、ANUNAのサマースクールに突入しました。

そしてなんとも嬉しい事に、Wild Songと言う美しい曲を日本からの参加者とANUNAの男声メンバーとで、22日のコンサート当日歌わせて頂く事になりました。
体調も声も調子が悪かったのですが、
一緒に参加したみんなの言葉ひとつひとつや気持ちにどれだけ助けられたか。。
自分の心と身体の弱さも痛感しました。
みんなからもらった言葉を今思い返しても涙が出ますが、本番は無事に歌う事が出来ました。
自分を信じて、人を信じて歌う事ができました。にひ。一人では学べなかった事ばかりです。ANUNAの皆様、参加者の皆さま、応援して下さった皆さま、本当にありがとうございました!!!




そうそう、フナハシ君とu-fullのアー写などでお世話になっている写真家のJune君も見に来てくれました。
翌日は3人で早朝から山へ撮影に行きました。また続きはのちほど。