おはようございます!
yukaです。
2019年6月18日ダブリンは朝の6:30です。

昨日のお昼アイルランドダブリンに無事到着しまして、午後は時間があったので
アイルランドで最も古い国立大学であるダブリン大学トリニティカレッジを散歩してきました。







町の中心部にあり、現在通う学生や観光客でいつも賑わっています。
ここはそうそうたるアイルランドの著名人達が卒業しているのですが、私がものすごく見たかったのは1700年代に建てられたオールドライブラリー、そしてその中に展示されている「Book of Kells」ケルズの書です。わたしはこの映画でケルズの書の存在を知りました。



(この映画の監督トム・ムーアさんの作品はとにかく絵柄や色合いが大好きで、そして作品に使用されている音楽もブリュノ・クレを始めとする素晴らしい音楽家が携わっています。また映画については別の機会に)

ケルズの書は手書きの福音書写本で、世界で最も美しい本と言われているのですが、図書館の奥に展示されているケルズの書は8〜9世紀に作られたと言われていますが、めちゃくちゃ保存状態が良くて目を疑いました。
さすがに本物は写真に撮ってはいけなかったのですが、拡大した展示物は写真okだったので、それでも鳥肌立っちゃいました。



上の写真はギリシャ文字の書体を用いたものだそうでとても美しくて見とれてしまいますが、なんだか私には文字が装飾を巻き散らしながらくるくる踊っているように見えます。
実物を見れて感激でした。
きっとこの本はいろんな場所を巡って色んな人の手に渡り、時には歓迎されない状況で存在を隠されながら、書かれたのかなぁと想像するだけで実物を前にして緊張しました。よくこの時代まで残っていてくれたなぁ。。じーん。職人技すごい。


というわけでちゃっかりケルズの書グッズまで買ってしまいましたが、今日からはANUNAのサマースクールが始まります!
沢山の参加者と一緒に呼吸を合わせて楽しんできますね!

それではまたー。

yuka