フルバランスアンプの製作もクライマックスです。

配線を一通り作り終えて100Vのコンセントをつないで恐る恐るスイッチオン。

ウィンドウズPCからソースを流し込んでボリュームを上げると音が出てきました。

マイコンをPCにつないだまま制御プログラムをデバッグします。

 

ある程度通電した状態で電源スイッチを入切すると音が出てきません。

調べてみるとDACとの通信のI2Cの反応がありません。

DACの端子には「PDN」があり、データシートには5Vが立ち上がってからHにするよう指示があります。

PNDには同じ5Vからレギュレータで生成した3Vを接続してタイムラグを稼いだつもりですが、

どうやら5Vを供給してVCOMが立ち上がるにはコンデンサの充電等で時間が掛かり、

先ににPDNの供給が始まり起動に失敗しているようです。

画像基板下段右の2Pコネクタを増設し、PNDをマイコンで制御して安定して立ち上がるようになりました。

 

最後ふたを閉めると配線が多いため、手で押さえながらではないとねじが締まりません。

 

シャーシのサイズはエレキット製の真空管アンプTU-870と同等のW120H55D220にしたので

内部配線が左右のアンプ基板に押されて満員電車状態です。

増幅部の入口から出口までフルバランス構成にしてはコンパクトにつくれ、構想から製作まで楽しい時間を過ごせました。